イ ス タ ン ブ ー ル

 

 とうとうイスタンブール。

イスタンブールはトルコの西の端にある。

しかも、ヨーロッパとアジア2つの大陸にまたがっている。

こんな都市は、世界中を見渡してもないのではないだろうか? 

このヨーロッパ側とアジア側の間にあるのがボスポラス海峡。

その海峡には日本の企業が作った“ボスポラス大橋”がど〜んとかかっている。

 

 アンカラエキスプレスはアジア側のハイダルパシャ駅が終着駅となる。

ハイダルパシャ駅の目の前からフェリーに乗って、ヨーロッパ側のカラキョイへ渡る。

一人4万TL(50円)。20分程で到着。

天気は、曇りだが、暑くもなく寒くもない、いい気候だ。

 イスタンブールのヨーロッパ側は、さらにモダンなショッピングストリートや新しい外資系ホテル、オフィスが立ち並ぶ“新市街”と、観光名所となっているモスクや古い町並みが残る“旧市街”とに分かれる。

 

 私たちは、旧市街のアクサライの近くにホテルを予約してあった。

フェリーでカラキョイに着いた後、荷物もあるし、ホテルの場所もよく分からなかったので、タクシーに乗ることにした。

 しかし、フェリーの発着所では、タクシーがいっぱいとまっていると思っていたのに、1台も見付からない。

歩いてガラタ橋を渡って旧市街のフェリー発着所エミノニュまで来て、そこでタクシーに乗り、ホテルへ向かう。このタクシーの運転手は全く英語が通じない。ホテルの予約表を見せてとにかく行ってもらった。

 「ミーター プリーズ」と言おうかと思ったが、すでに初乗り“4万5千TL(60円)”の表示が出ていてメーターも動いていたのでやめた。

 東南アジアなどでは、外人が乗ると、メーターを倒さず、相場より高い金額を要求するところも多いが、トルコでは、現地旅行会社の案内にも、“メーターが付いてあり安心です。”と言うような事が書かれていた。…一応はチェックする。

 

 かなりの距離を乗ったが20万TL(250円)。

昨年、東京で3ケ月間生活したことのあるファトゥマさんが“トルコのタクシー代は東京の1人分のバスや電車賃と同じくらいです”と言っていたがそのとおりだ。

                    

*ホテル セナトゥル

 

 タクシーの運転手も知らなかったホテルに尋ねながら着いたのは9時半頃。

チェックインは3時頃からだろうから、荷物だけ預かってもらおうと思っていたが、フロントで尋ねると、少し待っていれば、べットメーキングの終わった部屋にいれて貰えるとの事。

“ラッキー!”

 

 鍵を貰って部屋に入るとなかなか綺麗な部屋だった。

窓からの眺めは、ビルの裏側しか見えず、空もあまり見えないと言う最悪な状況ではあったが…。

洗面所が広くとても綺麗。英語放送も入るし、冷蔵庫もある。

3ツ星クラスのイズミールのホテルヒサールに比べると、4ツ星だけあって豪華だ。

日本のS旅行会社に支払った金額は、3ツ星クラスのホテルヒサールが1泊7,000円、4ツ星のこののホテルは1泊8,400円。(いずれもツインルーム1部屋の値段)

 

 日本の旅行会社で予約できるホテルは最低でもこのぐらいの金額はする。

市内には、もっと安くてもいいホテルがあるとは思うが、時間のない旅ではホテルを探している暇はない。

 

 私たちがホテルを選ぶにあたって重要視することは、“便利度”“価格”“話題性”。

“便利度”と言うのは、公共の交通機関が利用しやすいか、夜も出歩ける街中かどうか。

“価格”は安いほうがよいと言うだけ。

“話題性”は、日本でも有名だったり、特色のあるホテルかどうか。

例えば、新婚旅行で行ったときに泊った“バンフスプリングス”“シャトーレイクルーズ”、北京の天安門事件の時に良く出てきた“北京飯店”、上海ジャズバンドで有名な“和平飯店”等。、

 トルコを旅行するにあたって、私が選べたホテルはイズミールとイスタンブールだげだが、イズミールは夕方到着して泊まるだけなので“価格”を重視し、イスタンブールは、街をぶらぶらしておもしろそうな旧市街のホテルの中から、“便利度”と“価格”できめた。

 

 トルコのホテルはどこも、使い捨ての歯ブラシやかみそりなどが置いてない。

これは、病気がうつるのを防ぐためだそうだ。しかし日本ではもし使っていない歯ブラシが残されていても、それは捨ててしまうだろうと思われるが…。

でも、1本旅行者が持ち歩けばいいだけなのだから、資源の無駄遣いにならなくていいかもしれない。  

 

*市内探検1日目

この日の私たちの行動

AM 8:30  イスタンブール“ハイダルパシャ駅”着

9:30  ホテル セナトゥール着

10:00  トラムでフェリー発着所エミノニュへ …トラム3万TL(37円)

11:00  フェリーでアジア側ユスキュダルへ …フェリー3万TL(37円)

ユスキュダルの金曜市場見学のあと、スーパーで買物。

PM 1:00  フェリーでヨーロッパ側のドルマバフチェ宮殿近くのベシクタスへ

…フェリー代3万TL(37円)

2:00  ケバブサンド・チャイの昼食    …2人分20万TL(250円)

3:00 タクシーで軍事博物館へ     …タクシー代20万TL(250円)

     軍楽隊による演奏を聞く     …演奏拝聴のみなら無料

3:30  バスでタキシム広場へ        …バス代3万TL(37円)

イスティクラール通りウィンドウショッピング

4:30  バスで旧市街エミノニュへ     …バス代3万5千TL(44円)

5:00  エジプトバザール見学

6:30  トラムでホテルに一番近いラーレイ駅へ…トラム3万TL(37円)

7:00  ホテル着 しばし休憩

8:00  ハッシュラマ・チャイ・ペプシの夕食…2人分60万TL(760円)

ラーレイ周辺のウィンドウショッピング

10:00  ホテル着  

 

 いゃ〜、なかなか歩き回りました。

 

 ヨーロッパ側、アジア側、新市街、旧市街を行ったり来たり。   

 

アジア側ユスキュダルの金曜市場のすごい迫力。

 野菜ばかりずらーっと並んでいるかと思えば、衣料品ばかりの通りもある。

キャベツなんて、日本の4倍の大きさ。

ウエストまでしっかりカバータイプの“おばさんパンティ”がズラーとハンガーに掛かっている。

紙おむつが、一枚づつ売られている。イスラムファッションの必需品であるスカーフも一杯。

しかしみな色合いが地味だ。

 軍事博物館の伝統衣装に身を包んだオスマン軍楽隊による演奏もなかなか良かったし、スパイス一杯のエジプトバザールでの買物も楽しかった。

 

 新市街タキシムのショッピングストリートは、かなりセンスもよく日本人にも似合いそうな服が売られているが、けっこう高い。

最近日本の衣服も中国などで生産したものがかなり安く出回っているせいでそう感じるのだと思う。

 

 夕飯に食べたハッシュラマは完全に失敗。

以前食べた時、ものすごく気にいったので、わざわざハッシュラマのありそうな店を選んだのだが、臭みがあり私は全然食べられなかった。

 たぶん同じ料理でも、店によって味付けがかなり違うのだろう。

 

 主人は、グランドバザールでカルティエの時計を2個買った。

もちろんコピー商品と言われるにせブランドだ。

 日本では手に入りにくいにせブランドの時計や財布がいつも主人自身の唯一の土産品なのである。

( 本当は日本に持ち込めないのだが、本人が使用するぐらいの数であれば、大目に見てくれるようだ。

もちろん見つかったら没収だが…)

1つは110万TL(1260円)、もう1つは100万TL(1250円)。

この金額は、今までに買ったカルチェのコピーの中で一番安かったようだ。

バンコク・ソウルなどでは大体1つ2,500円ぐらいしていた。

日本では、電池交換だけで、1,000円もするのだから、我が家には、電池のきれたコピー商品が、たくさん溜ま

っている。

      *市内探検2日目

 

この日の私たちの行動

 

 AM 7:30  起床後朝食

    9:00  ホテル セナトゥール発 トラムでスルタナアフメットへ

                           …トラム3万TL(37円)

    9:30  ブルーモスク(スルタン・アフメット・ジャミイ)見学…無料

          アヤソフィア見学         …入場料36万TL(450円)

          地下宮殿見学           …入場料15万TL(190円)

    11:30  トラムでエミノニュへ       …トラム3万TL(37円)

    12:00  世界最短の地下鉄乗車       …地下鉄1万5千TL(19円)

          新市街の路面電車乗車       …路面電車1万5千TL(19円) 

PM 1:00  ガラタ塔見学           …入場料20万TL(250円)

    2:00  さばサンドの昼食            …さばサンド1個10万TL(125円)

                           … チャイ1杯2万TL(25円)

    3:00  エジプトバザールでシュッピング

    3:30  シルケジ駅から汽車でクンカプ駅へ …汽車3万TL(37円)

          マルマラ海岸散策

    5:00  徒歩でグランドバザールへ→知らない内にまたエジプトバザールへ

    6:00  シルケジからトラムでラーレイへ   …トラム3万TL(37円)

    6:30  ホテル着後休憩

    8:00  ミックスグリル・スープ     …2人分145万TL(1800円)         

 フルーツ・チャイの夕食

 

 

 

 またまたハードスケジュールの一日でした。

 

一応の観光名所見物と乗っていなかった公共の乗り物にトライ!

 

公共の乗り物はとにかく安い。トラム・バス・汽車は殆ど3万TL(37円)

 世界最短の地下鉄はひと駅だけであっという間に着くが、急な坂道を登らなくていいので役に立つ。

新市街の路面電車はとても可愛い雰囲気で、往復乗ってしまった。

                          

 

*トルコのトイレ事情

 

  “トイレは有料”トルコのガイドブックにはこう書いてほしい。

 と言うのは、トルコで “ た だ ”のトイレを探すことは、 “ 日 本 食 ”を探すことと同じぐらい難しい。

“チップ”を渡すと言うよりも、“利用料”を管理人(掃除人)に支払うと言う感じだ。

 チップ制を採っている国は結構あると思うが、私たちが行った観光地に於いては、入口に料金(地方では大概1万TL)が書かれているところや、入口にレジまで置いてあるところもあった。

 しかし、考えようによってはチップ制よりも利用しやすいのだ。

小銭(1万TL札)がなくても、お釣を貰えるし、殆どのトイレはきちんと掃除してあり、無料だが“くさい“日本の公衆便所よりもよっぽどいい。

 

 トルコのトイレは日本式のように“しゃがむ”トルコ式と、洋式の両方だ。

トルコ式が日本式と違う点は、“金隠し?”というのが付いていないので、どちらを向いてかがんだら良いのか迷う点と、水は側にある蛇口から自分で桶に汲んで、流すという点だ。

 

 カッパドキアのあるトイレに入ろうとしたらかなりの人数の西洋人が並んでいた。

“時間がかかるなぁ”と思いながらふと中を覗くとトルコ式のトイレが空いているのだ。

 

 「入っていいですか?」と尋ねると「どうぞ!どうぞ!」と言われたので、私には特に不便もないトルコ式で用を済ませて出てくると、皆不思議そうな顔をしている。

 そこで、

 「トルコ式はイヤですか?」と聞けば、「使い方がわからない」と言う。

“何で、こんな単純なことが?”と思いながら、

「下着をおろしてから、かがんでして、後で水を汲んで自分で流すんですよ」

 と言ったら、皆一斉に大きくうなずいて“手”まで叩いて感激してくれた。

 

しかし、一人が「下着が濡れない?」と不思議そう。

そこで私は「どうぞトライしてみて!」、と言って笑ってトイレを出てきた。

彼女たち、生まれてから今まで、かがんでしたこと無いのだろうか?

“トイレの無い山の中に行ったらどうするんだろう?”

 …“えっ!普通の人はそんなとこ行かないですって!!”

 

 

*おなかの調子が悪い!!

 

 普通なら、旅行中最初の5日間ぐらいは出るものが出ないのは当たり前の私。

ちょっと気になった頃に、やっとお出ましになる!のだが…

 今回の旅行では完全に違った。まず、初日のモスクワ空港で、ホテルへのシャトルバスを待っている間にもおなかを抱えて2度程。

 翌日イズミールでも…。

ただラッキーなことに、ファトゥマさん達との4日間は、完全にストップ状態。

 

 これで、出るものが出ない4日を平穏に過ごした後、あの朝がやってきた。

それは、イスタンブール市内観光2日目の朝のことだった。

おなかは痛くない。しかし…

トイレにいったり来たりすること4回。

完全に目が覚めた。まるで、大腸のX線検査をする前に飲む下剤を飲んだかのようだ。

 

 “今、私の大腸は、中身を入れていない、腸詰め状態だ”などと、肉屋の腸詰め機械にかぶせられている透明の豚の腸を思い出す。

 

 原因を考えてみる。殆ど主人と同じものを食べていたのに私だけ…。

違ったのは、持ち歩いていて、発酵してしまったチェリージュースを私だけ1口飲んでしまったことと、寝る前に私だけ飲んだ紙パック入りのココア。

 ゴミ箱の中の紙パック入りのココアのからをふと見ると、2行に渡って、数字が書かれていた。上には

     “96 6 20”下には“96 8 20”

 

 「うっそー!!」普通どう考えても、1つは製造年月日で、もう1つは賞味期限。今は10月。

 このココアはどこで買ったのか詳しくは覚えていないが、カッパドキア地方で3万TL(38円)で3日前に買ったものだった。

 売られていたときに、冷蔵庫に入っていなかったので、真空パックの長持ちする分だと思って、日付は気にしていなかった。しかし、普通賞味期限が過ぎてもよっぽど古くない限り、大丈夫だし、味も変わっていなかったので、これが原因とは限らないが…。

 しかし、幸いなことに、おなかが痛くないので、食欲は全く無かったが、朝食を食べにいった。…もちろん少ししか食べられなかったが。 

 

*私が案内しましょう

 

 ブルーモスクやアヤソフィア付近にいるといろんな 親切な人 が話しかけてくる。

時には英語で、またある時には日本語で。

 

 

 「トルコは始めてですか?」「イスタンブールは何日目ですか?」

「モスクを案内した後、友達がバザールをやっていますので紹介しましょう」

 まず、トルコに慣れているのかどうか探り、案内をした後、絨毯屋に案内するというパターンだ。

もちろん、日本人のお金目当てだ。…持ってない日本人もいるのに!!

 さすが観光地だ!という変な実感がした。

 もし、本当に親切で、案内をかって出ている人がいたら申し訳ないが、このような申し出にはお金が絡んでいることは、今までの海外旅行でも経験済みなので、直ぐ丁重にお断りする。

 一番効果的なのは、「急いで見学した後、戻らなければいけないんです。グループツアーに」これは絶対効く。

案内した後に、絨毯屋に連れていきたい人にとって、ツアー客としてここにきていることが分かると、直ぐひく。

 

 やはり、一番目を付けられるのは、ガイドブック片手に、ぼーっとしている個人客かもしれない。

その後、私たちも写真を撮ったりしてのんびりしていた時には声を掛けられたが、急ぎ足で、目的地に向かっているときなどは、挨拶しかされなかった。

 

*ジャポン?

 

 最初は、声を掛けてくるのは皆、自称ガイドをしたい人かと思っていたが、道を歩いていて、ただ単に

「ジャポン?」と声を掛けてくるのは、単なる何人かを確認したいだけのようだ。

 初め「ジャポン?」と言う言葉を無視したら、「チャイナ?」と聞いてきた。

 

 子供や大人に「ジャポン? ジャポン?」と声を掛けられたときは、

“なんで、トルコ人がフランス語をしゃべっているんだ?”と思ったら、実はトルコ語で日本人はやはりジャポンだったのだ。

 

 「メルハバ!(こんにちは)」とこちらから言い返すと、大人は、私たちがメルハバぐらいしか言えないことは承知なのでただ単に「メルハバ」と言ってくる。

反応が楽しいのは、子供達だ。いきなり日本人から出たトルコ語に、

 

 「え!!トルコ語しゃべれるの?」と友達同士ではしゃぎながら聞いてくる。

もちろん彼等の言ったことは全く分からないので“ニコーッ”と微笑み返すだけ!。

 

トルコ人は愛想が良いので、こちらから“ニコーッ”と微笑むと、必ず“ニコッ”としてくれる。

中国では、一般の人には、完全に無視されていたし、インドではどこでも“ジロー”と興味津々に見られていた。

この事から考えると、挨拶をしてくれるトルコはとても居心地がいい。

すぐにお友達になれそうな雰囲気がある。

 

 しかし、東京で私が西洋人を見掛けても「アメリカ人?イギリス人?」、まして顔が似ている中国人に、「中国人?韓国人?」などと尋ねるなんて到底出来ない。

 でも私が中国で無視されたと感じたように、日本に観光できている外国人は、“日本人は冷たい”と思うかも知れない。

     

 

*ロシア人買い出し部隊

 

  私たちが泊まっているホテルセナトゥールの附近に、

 АБВДЕБГНЙКЛОЙЛКО というような文字の看板がやけに多いのに気が付いたのは2日目の夜だった。

 トルコ語も、殆どアルファベットなのだが時々ねずみのしっぽみたいなのがついていて読めないので英語じゃないことが分るのだが、ロシア語の看板もアルファベットではないので目立つ。

 そう言えば、道を行き交う人も、トルコ人ではない人が多い。あの“モスクワ”で出会った、ちょっと怖い感じの人だ。

 

 時々「スパシーバ」と言うロシア語の“ありがとう”も耳にする。

このラーレリ近辺の店の店頭にカラフルな荷造り用のビニールテープが売られていたり、スーパーのビニール袋の束が卸問屋のように並べられているのは、どうやらロシア人が、トルコに色々なものを買い出しに来ているようだ。

 

 夜になると、トラックにダンボール箱を一杯積んでいる姿が目立つ。

ロシアはトルコと陸続きだと言う事を改めて実感する。

 ラーレイの街をぶらぶらしていてると革製品の店が多いのだが、毛皮のコートなどは、とても重そうなごっっい感じのが多く、イズミールの革製品とは全く違う。それもどうやらロシア人向けの製品のようだ。

 氷点下何十度にもなるロシアでは、そのとても重そうなコートが必要なのだろう。

物不足のロシアからトルコへの買い出しは、単に個人ベースではなく巨大なマーケットとなっているようだ。

レストランでも買い出しを終わった数人の婦人が、店員と声高々にしゃべっていたが、その表情は、とても朗らかで、今までに感じたロシア人の印象とは違った。

同じロシア人でも、人さまざまなのは当然だが、その違いを見ると、

“結構おもしろい人もいるかもしれない”と考えを変えた。

 

*2日間の市内散策の結果

      

1.公共の交通機関に慣れた。

  (道路が日本と反対の右側通行なので、最初はトラムの乗り場を何回かまちがえた。)

 

 2.ガイドブックに乗っていた“さばサンド”がやっと食べられた。…おいしい!

  (お腹絶不調の私は少しかじっただけ)

 

 3.グランドバザールに売っている御土産用の香辛料セットはエジプトバザールに比べると、5〜10倍ぐらいする店もあった。

 

 4.ブルーモスクなどの大きな建物の中では、どこかに腰掛けて、ガイドブックを読みながら見学すると楽。 

…たんに怠慢なだけ!

 

 5.“チヤイ”と頼んでも、ティーパックの紅茶が出てきたり、値段も飲む場所によって、路上の立ち売り2万TL(25円)からホテルの一杯11万TL(140円)まで様々。

 

 6.道を尋ねると、分からなくても教えてくれるほど親切!

   (この親切のお陰で、かなり遠回りをしたことも何度かある)

 

 7.旧市街地内ならば、どこでも歩ける距離。

  (ちょっとくたびれるが、マルマラ海からグランドバザール経由で、ガラタ橋まで歩いた)

 8.フィルムは、観光地の土産物売場より、普通のカメラ屋のほうが安い。

 

 

 以上のようなことが分かった。え!!大して分かってないって・・・・!!

 

 

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