西安に行ってきました
2006年3日〜6日
「GWどこに行こうか〜」 こう思うのは、2月頃。もちろん春に転勤になったらいろいろ事情が変わるけどまずは超繁忙期なので予約しないとね。去年は、飛び石だったけど今年は5日連続。行くぞ〜って!
今まで、中国は何度も行ってるけど全て沿岸部。・・・と言うことで今回は行った事のない、シルクロードの出発点の「西安」に。 ラッキーなことに、ユナイティッド航空のマイレージを中国国際航空で使えることが判明。 しかも、GWでもOK。昨年の12月に母とアメリカの知人を尋ねる旅に行ったけど、閑散期でWマイルキャンペーンだったので、その1回の旅行で中国も行けちゃえました〜。 GW中は、いつも高いなぁ〜って思うから、これからマイレージはユナイティッドでためたいなぁ〜。 西安のホテルは、ネット予約。市内ど真ん中の「西安城市酒店」3泊。グレードはB級^^;。いいんです。便利な場所にさえあれば! 結局、朝の7時から夜11時過ぎまで出歩いてたのでホテル滞在は1日8時間だけでしたし〜。
西安を選んだ目的は世界遺産の兵馬俑を見るためです。 これが第一の目的! あとは、小籠湯包などのB級グルメとマッサージが楽しみ。 西安の場所、わかりますか? 中央の青い文字の所です。
朝の9時半成田発。7時半には成田に行かなくっちゃ。 埼玉からなら、始発で行けばOK。 地図の距離で行けば、水戸からのほうが近いのに・・・ダメ・・・間に合わない・・・。 東京前泊ですよ。因みに帰国も夜9時でダメ・・・後泊。ふにゅや〜。
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西安市内はこんな感じですよ。 空港から市内中央までは50キロ。 エアポートバスで25元(375円)、1時間。 鐘楼付近のホテルに泊まる方は、「美倫酒店Melody hotel」に行くバスが便利ですよ。
市街地は周囲14キロの城壁で囲まれていて中央に「鐘楼」。 夜はライトアップされてきれいです。
この鐘楼を中心として道が東西南北に伸びてます。 鐘楼の前には、近代的なデパート「開遠商城」。 でも、ちょっとわき道に入ると、こんな街並みも。
さぁ、さっそく世界遺産「兵馬俑(へいばよう)」に行きましょう。 どうやって行きますか? いろんな方法があります。 「西安」が入ってる日本から出発のツアーで行けば100%自動的に行くことになります。
個人旅行の場合は・・・ *旅行会社の日本語ツアーに参加する・・・入場料込みで大体ひとり7000円ぐらい。 *旅行会社の英語ツアーに参加する・・・日本語よりちょっと安いぐらい。 *タクシーをホテルなどでチャーター・・・この方面だと1日300元(4500円)。 入場料などを入れると、2人でのタクシーだと一人当たり結局5000円ぐらいになる。 *中国人向けのツアーに参加する・・・ひとり45元(675円)。 いろんな箇所の入場料などを入れると、ひとり3000円ぐらい。 * 西安駅前から「306番」バスに乗り行く・・・往復14元(210円)。 「兵馬俑」の入場料は高くて90元(1350円)!
さぁて、どの方法がいいでしょう。 お金があって、日本語の説明などを聞きたいならもちろん日本語ツアー。 中国語などを習っていて、地元の人と話したい、いろんな所に行きたいなら中国人ツアー。 以前、北京から中国人向けの1日ツアーに数百円で参加して、安くて得した気分になりそれなりに楽しかったのですが、いかんせん、行ってみたいと思ってない所にも連れて行かれるんです。 「ど〜して、これが楽しいのぉ」って思うようなテーマパークとか。 「最後の方では、もう帰してくれ〜」って^^;。
・・・と言うわけで、私たちは「兵馬俑」さえ行ければいいし、中国語もダメだし、夕方まで拘束されたくないので公共バスで行きました。
この一人ひとりが身長180センチぐらい。 8000人もズラーっと。 秦の始皇帝が自分の墓への副葬品として作らせていたものです。 村のおじいさんがある時、井戸を掘って見つけたのが1974年。 結構最近の事なんですね。 この「兵馬俑」が今じゃ西安の観光の目玉です。 ここは一号坑。一番の圧巻です! ほかは、まぁ〜ど〜でも^^;。 360度の映像が見れる撮影館も見ると「兵馬俑」の作成、戦闘、崩落の様子がわかります。 しかし、「兵馬俑」見る為の入場料90元(1350円)は高いですよね〜。 日本人だって高いと思うのに・・・。 昔のように外国人用の値段はなくなりましたが。
身近に見るために、一段低くなってる所があるんですが、そこで写真を撮るのが150元! もちろん、降りて行きませんよ〜。 でも、日本の有名旅行会社のツアーご一行様は行くようです^^;。
この西安から東方面には「華清池」という、温泉と風景が有名といわれる場所もあります。 バスも止まりここまでなら西安駅から3元(45円)。 温泉・・・と言うのにひかれましたが、何しろ情報が少なく、ただあった情報が「個別貸切で混んでいて入れなかった」というものだけ。やめました。
この5月の第一週目は中国も「黄金週間」と呼ばれていて、日本と同じで、どこも混みこみ。 このバスだって、臨時便がバンバン出てるけど乗るまでに30分は並びました。 途中で降りたら、その後席がないかもしれないし、天気もあまりよくなかったので「兵馬俑」以外はパスして、市内に戻りました。
市内にも、いろんな歴史的建造物はあります。 大雁塔(慈恩寺)と小雁塔(薦福寺)だけ、バスとタクシーでちょいちょいと〜。 外から見れば充分〜!
大雁塔(慈恩寺) 小雁塔(薦福寺)
バスは、1元(15円)と超安いですが、タクシーも3キロまで6元(90円)です。 バス亭の間隔が500メートルぐらい離れてるので、タクシーは便利です。 結構乗っても、10-20元(300円)。 よく、市内観光のために1日200元(3000円)ぐらいでタクシーをチャーターする人も多いようですが、タクシーはどこででも拾えるので、その度に支払った方がお得だと思います。 ただ、近距離だと乗車拒否される事も3回ありましたけどね。
大雁塔(慈恩寺)は、かなり大きな公園となっていて、周りには雰囲気を考慮したケンタッキーフライドチキンまであります。 雰囲気考慮するより、ここにKFCを作らなくたって〜って思いますけどね。 朝だとあちこちで、太極拳やいろんな体操?ダンス?をするグループを見かけます。
雰囲気としては、ひっそりとたたずむ小雁塔(薦福寺)の方が、好きですね。
市内の夜は屋台街があってにぎやかです。 特にイスラム寺院近くの「北覚巷」は、「鼓楼」をくぐってすぐですが、串焼きのいい匂いが漂ってきます。イスラム教の人が多いので、「羊」が主です。 夜の11時ぐらいでも、大勢の人でにぎわってます。 昼間に行くと、肉屋の店先には「羊〜」ってわかるのが、ブラブラしてます^^;。
3泊4日の西安滞在。 丸1日ある日は2日間。 1日は、東方面の「兵馬俑」。あと一日は120キロ離れた五岳の西岳にある、「華山」へ。 ここは、険峻さが特徴な岩の山です。 険峻さを堪能される為には、険しい登山が必要ですが、最近標高差800メートルのロープウェイが出来たので、気軽に途中まで行けるようになったのです。
西安駅からバスが出てるという情報で行きました。 西安駅は広いですよ。観光地へのバス乗り場は「西側」、駅に向かって右手です。
「遊1」の「華山」行きバスに乗ればロープウェイ乗り場に行けるとわかって、結構簡単にバスに乗り片道22元(330円)払って、楽勝〜! ・・・って思ってたら、着いた場所が、何やらおかしい・・・。
同じバスに乗ってる人も、西安にはじめてきたような中国人旅行客ばかり。 中国人の会話って、普通の会話でも結構言い合いしてるように聞こえます。 「XXXXXXX」「XXXXX」「XXXX」って言ってるけど・・・^^;。 ほんのちょっと英語を話す女の子に聞いてみると、どうやらロープウェイの乗り場まで、又違うバスで行かなくてはいけないらしい。しかし、英語を話せる人ってホテル以外殆どいないから何かあると大変! 書いてもらったり、想像力働かせて!
ここからまたバス代往復20元(300円)。切符をどうにか買って乗り換え。ふぅ〜。 ところで・・・ここのトイレは素晴らしい! 最近、中国のトイレ事情もかなり改善されたけど5角(7.5円)の有料公衆トイレなのに、ドアどころか、仕切りの壁もなし! 久々でしたね〜。穴だけトイレ。まだあるんだぁ〜って。 もちろん、気にしませんよっ。郷に入れば郷に従えですから^^;!
・・・で、山に向けて出発。 結構険しい山の中を通って、大丈夫?落石が・・・状態。 年に何回かは、通行止めになってるでしょうね。
ようやくロープウェイ乗り場に到着。 朝ホテル出たのに、もうお昼。 山の中だけど、ロープウェイ乗り場周辺はお土産さんや、食堂がずらーっと。 朝食も食べてないから、1杯の面を2人で分けて食べました。 おいしかったですよ〜。量も結構あって1杯で正解!!・・・2人とも少食です〜。
似たようなものばかり売ってます 刀削面10元(150円)観光地値段?
この「華山」の入山料が又高い!! 100元(1500円)。ひぇ〜!! しかも、ロープウェイが往復110元(1650円)。どひゃぁ〜!!! 中国の料金体系・・・生活必要品や公共料金は安く、観光客からは取れるだけ取るという感覚なんでしょうが、都市部でも月給平均2-3万円と言われてるのに・・・。
数年前に行った「万里の長城」のロープウェイは、高い為か、GWの超混みこみでもガラガラだったのに、この「華山」は違いました〜。 30分以上は並びましたよ。乗るまでに・・・。 横入りしないように、警官が見張ってます。普通はニコリともしなくて、「生きてるの〜」状態ですがここの警備警官は、ちょっと違いましたよ。 何を見て笑ったんでしょう。いきなり人間らしくなりました^^;。
「華山」は、ロープウェイを降りてからが、大変! 手すりはあるものの、入山料と一緒に「保険加入」を勧めてました。 保険料は5元(75円)。保険金額は5万元(75万円)。 落っこちて75万出ても、うれしくないから入りませんでした(笑。
まぁ、この混雑の中皆さん、どこまで登っていくんでしょうね〜。 私たちは、チョコット登って引き返しましたよ! ちょっとだけでも、足が・・・最近、車に乗ってばかりですからね。
時間があったとしても、霧が多いというこの山。見渡せなければ同じですよ。 行ったつもりで記念写真のサンプル撮ってきました^^;。 木に「赤い布」が。麓で「買え〜、買え〜」と売ってましたが、おみくじのように木にくぐりつけるものなんでしょうかね?
岩の上で何かを考えてるのか少年ひとり。 なかなか味があったのでズームUP!
岩壁に国旗と何かの旗がかっこよく〜。ミニバス内は中国人ばかり・・・。言葉が通じません。 中国に来る度「次までには中国語を勉強しよう」って思って、その繰り返し。進歩なし!
観光疲れの後にはマッサージですよねっ!
アジアのどの国に行っても、マッサージ店には必ずと言ってよいほど通ってますよ。 日本でも足裏マッサージとか流行ってますが、なんと言ってもアジアは安いですからね。 ただ・・・西安に関しては、ガイドブックにも、検索掛けても情報が少なくて、 あっても「1時間1800円でマッサージ受けれます」って言う余りや少くないなぁ〜って言う情報で、しかも場所が書いてない。 HPの旅行記などで折角いろいろ書いてあっても、場所や値段が書いてないと実際の参考にはならないんですよね。だから、私は検索してもらってここにたどり着いた方に役立つように金額とか場所の情報を出来るだけ入れておこうかなぁ〜って思ってます。
たまたま西安市内のあるレストランで偶然一緒になった日本人から情報をGET!! 行って来ましたよ〜。2夜連続。 両方の店とも、城壁で「南門」を背にして左手の路地を入って行き、三叉にわかれた道路の左側を歩いて数分の所です。この箇所にマッサージ店が何軒かかたまってあります。
1日目は、80分25元(375円)。全身マッサージです。安さに感激! 最近、足だけでは満足せず全身マッサージをしてもらってます。 どこの国も、何故か、男性客には女性の、女性客には男性のマッサージ師。
「えっ…そんなとこも、マッサージするんですかぁ?」って^^;。 まぁ、許しましょう。どうせなら、もうちょっと若い人だったらなぁ〜(笑。 でも、気持いいですよね。1時間以上! この375円は、今までの中で最安値!! 市内のデパートなどの物価を見ていると日本と変わらない金額の商品も一杯ある のにやはり人件費はかなり低いのかと思うとちょっと複雑な気分ですが・・・。 まぁ、そんな事考えてたらどこにも行けないし、何も出来ないですけどね。 世の中、飢餓で苦しんでる子供達も多いですし、この西安市内にも、お金を 乞う人も多いですし。・・・と言うわけで、2軒目へGO〜!
2日目は、違う店で中国按摩と言うのを60分30元(450円)。 ここもGOOD! しかも、椅子を倒してベット状にしてくれるので「全身〜」感がなおさら感じれます。
どちらも料金体系は明解で、店員も感じいいです。安いとちょっとあやしげで暗めの店も多いのですが、この2つの店は、2人用の個室が一杯あるようでとても明るく清潔です。 2日目の店のマッサージメニューを写してきました。 「足浴マッサージ」とかはわかっても、あとは全く違いがよくわかりません。 夫は、1日目の店で「保健按摩」をお願いしたら、「XXXXXXXX」って言われて結局「全身+足浴」と言うのになりました。 このメニューわかる方いたら・・・訳してください・・・自分で勉強すればって? 向上心なし〜(笑。
あと、マッサージのほかにいつも探すのは「美容院」!! 頭をホテルで洗うのは面倒です〜。疲れてるし、シャワーヘッドが取れないから^^;。 ・・・で、今回もきれいな美容院でシャンプー+ドライ。 20元(300円)!GOOD!! カッチョいいお兄さん多くてGREAT!!! あ〜ひとりおじさん写ってる・・・(笑。
観光、マッサージ、あとは食べなくっちゃ! 「西安」は「餃子」が有名です。 それも「餃子宴」と呼ばれる、いろんな種類の餃子をコースで食べるのが有名で、市内に何箇所か有名店があります。 その中の一軒、「鐘楼」の前にある「徳発長」へ。 1階は、気軽に食べれる餃子店。ひとり予算10元でOK。
餃子宴2階以上でひとり60元〜200元のコース。 私たちは、前菜4種、餃子14種、スープ、太閤鍋、デザート、水餃子の一番安い60元(900円)コースを注文。充分ですよ〜。なんで、フルーツの後に水餃子がドドーって出てくるの〜って。笑っちゃいますよ、食べれるわけありませんっ!
写真向こうの4つのセイロは、相席のお客さんのです。あちらは100元コース。 餃子が18種類で、あとは余り違いがわかりませんでした。 高いコースになると、作りがもっと繊細な「ウサギ」「カメ」等の形をした餃子が出てくるようです。雰囲気を楽しむなら一番安い60元で充分ですよ。
中国でここ何回か必ず食べてるのが「火鍋」と呼ばれる、しゃぶしゃぶのような料理。 今回は、「回転火鍋」に。東京の有楽町駅付近にも「回転しゃぶしゃぶ」がありますが、要は「回転寿司」と同じ。好きなものを取って食べれるので、メニューが読めなくても大丈夫です! スープ鍋は、ここでは一人ひとり。 「XXXXXXX」なんか言ってる。わからない・・・。 書いてもらったら「湯 三鮮 麻辛」のような字。 なるほど「スープ」の種類ですね。「湯」は「スープ」の事ですから。 三鮮がなんだかわからなかったけど、ひとつずつ頼む事に。 「麻婆豆腐」の「麻」と「辛」ですからね。ラー油がたっぷり入ったスープと、野菜が入ったあっさり味の白いスープ。ひとつの鍋で半分に分ける事が多いので予想通り。 しかし、さっぱり味のスープにきゅうりやトマトまで入ってるけど、きゅうりは煮ないでしょう、普通・・・。 トマトは、西安の料理にはよく使われてましたよ。デザートにも・・・。
豚肉、湯葉、つみれのようなもの、春雨、きくらげなどを適当にとって最後に「有没有 面?(面はある?)」って聞いたら、ちゃんと出してくれました〜。 2人で、63元(945円)。
南門のすぐそばに、大きなホテルとレストランがあり、朝の7時から夜中の2時まで飲茶が楽しめます。夜の9時半からは香港の飲茶のようにワゴンサービス。 その他にも、サンプルがあるので指差して注文できてGOOD!!
夜はとでもきらびやかなホテル&レストラン 北京ダックは、4分の1羽で38元(570円)
ピータンと豚肉のお粥は最高!5元(75円)、海老とフカひれの餃子は15元(225円) 海老類などの飲茶はそれなりの価格ですが、安いものを頼めばひとセイロ5元ぐらいです。
中国で「おいしい〜」&「安い〜」って思うのが「小籠湯包」です。 中に肉汁が入っていて、皮も薄くておいしですよ〜。 有名な2箇所に行って来ました。 ここは、北院門付近にある「賈三潅湯包子」。 海鮮のが10個で6元(90円)。豚肉のは5元(75円)。 隣で作ってる様子も見れます。老舗のような店です。
こちらは、西安市内にも他の都市にもある「小六湯包」。チェーン店で、ちょっとファーストフード的。
ここも、10個で5元(75円)。 どちらもおいしいですよ〜。ただ、食べたあと、舌がちょっとしびれた感じに。 中に、山椒がかなり入ってるようで。こればかりではなく、違うものも頼んだ方がおいしいかも知れません。
さぁ、あとはショッピングですよね! ところが〜、ほしいものに出会いませんでした・・・。 物価は安いです・・・が、日本の100円ショップにおいてある商品の品質よりも劣るものを多少安く買っても家にいらないものが増えるだけですし・・・。 北京や上海などでは、(本当はいけないですが〜)ニセブランド関係の衣類や小物が買えたり、シルクのパジャマが安く買えたりしたのに、西安のデパートは「安い」=「ダサイ」「いいじゃん」=「日本と価格が同じ」「・・・・・」でした。 あとお土産屋さんに並ぶものも「兵馬俑ミニュチュア」「赤い組紐の携帯ストラップ」「ヒスイのブレスレット」「印鑑にする石」そんなものばかり〜。 たとえ買ったとしても、「ありがとう」=「要らないけど・・・」になりそうなので、辞めました! 買ったのは、腐らない「お茶」と好きな「カスタードタルト」と荷物にならない程度の小物だけ。 そんな中、夫はしっかり欲しいもの買いました。 いつも興味ある「毛沢東GOODS」です〜^^;。 何故か好きなようで、「目覚まし時計」「腕時計」「トランプ」の3点。結局、いつも買うだけでもちろん身につけたり、遊んだりする事もありません。
西安のお土産屋って不思議と同じものを売ってる店が固まってるんです。 「書道関係」「服装・アクセサリー関係」「兵馬俑関係」とか、街ごとに。だから、値段交渉はやりやすいですよ。「いくら?」「じゃぁいいです」・・・を何軒か繰り返せば、だいたいわかってきます。 1日目、毛沢東の腕時計と目覚まし時計2種類の値段を夫が聞きました。 「いくら?」「110元と120元」「そう」立ち去ろうとするとすかさず、電卓を差し出して 「YOUR PRICE」つまりあなたの値段を電卓で打てと言ってきます。 1日目は買う予定ないので、そのまま無視しました。 2日目に違う店で「いくら?」「35元と110元」と。 ひゃぁ〜ですよね。腕時計は最初から昨日の値段の半額以下ですよ。 去ろうとすると追いかけてきますが、無視して他の店で聞くと両方で「110元」と・・・。 そこで夫が「50元」と電卓を打ったら「NO 100元」と言って電卓を差し出します。 夫は負けずに「50元」と打ったら「90元」。もう無理と言うしぐさ。 「じゃぁ、要らない」と去ろうとしたら「OK OK 55元」と。 ・・・で、結局55元(825円)で買いました! 最初の提示金額からすると4分の1以下の値段。そんなもんなんでしょう〜。 「YOUR PRICE」と聞かれたときに、くれぐれも「半額」を言わないように〜。 中国の買い物は疲れます^^;。
と言う訳で、帰りも、国内旅行よりも身軽に帰ってきました(笑。
こんなもの「どーして欲しいんだろう?」って^^;? 私もわかりませんよっ!
「ハプニングは?」ですか? 今回の西安は特にこれと言ったハプニングはなかったですよ。 個人旅行で北京乗り継ぎと言うこともあり、行きはまだしも帰りの「西安」→「北京」の国内便が遅れて、「北京」からの国際便に乗れなかったら・・・とかいろいろ心配して、必要無くなったと言われても北京空港で中国国際空港(CA)の帰国便のリコンフォームをしたり、空港までのバスも余裕を見た時間のに乗ったりしましたけどね。
でも、ラッキーだっただけかも。・・・と言うのは、飛行機とかで一緒だった人の話だと、数日前は黄砂の影響で北京到着が遅れて、西安への国内便に乗れなかったとか言う人もいたし、帰りの北京空港ではオーバーブッキングがかなりでたようで、某旅行会社の「トラピックス」ツアーの数名のメンバーは、その日の帰国が出来なくなって1泊北京に泊まって翌朝便となったと騒いでましたからね〜。 同じツアーの中で、数名だけ帰国出来ないって大変ですよね。添乗員さんがあたふたホテルとか手配したようでしたが。
まぁ、仕事とかその後の心配しなくていいなら、オーバーブッキングは航空会社のせいだから、こちらはしっかり文句言えて、保証もしてもらえるからいいですよね。 ホテル代とプラスアルファくれるのなら、替わってあげてもよかったけどなぁ〜、頼まれなかったけど。1泊北京に泊まるのなら、市内まで行って「天安門」でも見て〜って^^;。
あ・・・ちょっとハプニングがありましたよ。今まで経験ないこと・・・。 成田から日暮里までの京成線と乗り継ぎの山手線の切符を買って電車に乗ったのに、日暮里でいくら探しても切符がなくって〜・・・。焦りましたよ。「うっそ〜」って! 西安で小籠湯包150個食べれる金額ですから〜。 でも、京成日暮里駅の駅員さん超いい人です!!「ここまでのお金はいいですから、JRの切符だけ又買ってくださいね〜」って!!! 小籠湯包20個分の損だけですみました(笑。
どこで切符落としたんだろうなぁ〜。まぁいいかぁ〜。自分のせいだものねぇ〜。 数年前GWの混みこみ「万里の長城」でスリにあった事もあるし〜上海でいつの間にかカバンをナイフで切られてたし〜取りかえしたけどホーチミンで入国審査官にお金とられたし〜北京で寝台車に乗り遅れたし〜アモイで台風の直撃受けたし〜先月も釧路で飛行機欠航になったし〜。 ハプニングは、後になれば笑い話ですが、その時は必死ですからねぇ。 今後もあとで笑い話で済むようなハプニングならいいですが、自分の身は自分で守らないといけないですね。
・・・と言う訳で、とりとめもなく又だらだらと書いてしまいました。 最後まで読んでくださった方、ありがとうございました! えっ? 写真だけ見たって? 充分ですっ(笑。 ではまた〜!!
おじさんお元気で〜! 再見!!
(注)文中の為替は2006年5月3日のレートをもとに大雑把に計算してます。 成田では、1元=約16円 中国内では、1元=約14円 だったので 1元=15円として記載してあります。 記載場所、内容も刻々と変わるかと思われますので、これから西安に行かれる方は あくまでも参考程度でお願い致します。 |