ひとり言・・・と言うか、ここは夫抜きでの海外旅行記のコーナーです! |
2013年4月 春うらら イギリス 8日間 |
数年前から姉と「イギリスのコッツフォルズ地方に行きたいねぇ〜」という話はたまにしていましたが、今年のお正月に新聞のH・○・Sの広告で「新春のツアー特売でイギリス8日間15万円があるけど」という事で一緒に行く事に!
本当は、バラの咲いている季節に行きたいけど、ツアー代が高いんですよね〜。 まぁ、4月ならそんなに寒くもないだろうしと言う事で、4月8日出発に!
4月8日、朝の便なので、なんと集合時間が羽田国際空港「4時25分」!! 安いツアーだから文句は言えない〜。 でも都心に住んでいても、始発電車じゃ間に合わない。地方からの皆さんはきっと前泊が多いでしょうが・・・ 前泊しても夜中の3時に起きるんじゃ・・と言う事で、私達が選んだ方法は、7日の夜遅くに羽田へ!
夜の11時半に羽田に到着し深夜カフェかどこかで4時頃まで喋っていようかと思ったら、あらら、以外に空港の椅子はガラガラ。 既に、寝ている人も。 ・・という訳で、私達も、仲間入り〜、 写っているのは私の足(笑。
2年前にカイロの空港でデモの為空港の床に寝た事を思い出しました^^。
そうそう、寝る前に両替しようと思ったら気がつきました。お金を財布に入れて来なかった事を^^;。姉に1万円借金して2万円分両替! まぁ、カードは持っていたのでキャッシングとかも出来たんですけどね。1年前なら1ポンド120円ぐらいだったのに、今は160円超。昔から比べればいい方だけど。 海外旅行するには、円安は厳しいです。1年でイギリスの物価が25%上がった感じがしますからね。
さぁ〜、いざ、イギリスへ!! ヒースロー空港到着は、朝。 まぁ、飛行機の中で寝たのでそんなに疲れませんでしたよ。直行便だから11時間ぐらいで到着です。
バスでまず「オックスフォード」へ。 ここで3時間のフリー。なんとこのツアー、日本からの添乗員はいましたが、現地ガイドなし! つまり、目的地についたら、各自自由行動です。 通常のツアーなら、目的地に着いたらガイドさんの後を付いていくだけですが、今回は自分で行きたい場所をちゃんと把握していないと大変。もちろん皆さん、ガイドブック持参です! まぁ、添乗員からこの日は地図と見所を教えてもらいましたから、ガイドブックがなくてもどうにかなりましたけど。
最初に行ったのは「クライストチャーチ」大聖堂とカレッジ。(入場料 約1300円) 映画「ハリー・ポッター」の魔法学校の食堂のモデルとなったホールを見学。 実際に今も350人の学生が寄宿舎として住んでいて、この日も夕食のテーブルセッティング中でした。
右上の写真のステンドグラスの角に「不思議の国のアリス」のアリスやうさぎがいます。 作者ルイスキャロルもオックスフォード出身と言う事で、すぐそばにはアリスショップも!
4月初旬、緯度が北海道よりも高いからまだまだ春の花には早いと思っていたら、水仙やこんな可愛いブルーの花も! アリスショップを覗いた後は、並びのCaféで、スコーンとアフタヌーンティーセットで昼食。 3時間のフリー中、1時間をこのCaféでのんびりと過ごしました。 イギリスと言えばアフタヌーンティーが有名ですが、ロンドンのレストランやホテルだと、一人4500円ぐらいします! ここは、簡単なものだったので1300円ぐらいでした。
この後、街が展望出来るセントメアリー教会へ。 教会は無料でしたが、塔への入場は、約500円。これが、すごく細い階段をかなり登って、かなりバテバテ。 でも、見晴らし良かったです! この街では皇太子様も雅子様も学生時代自由に歩き回っていたんですよね。
オックスフォードと言うと、オックスフォード大学というものがあるのかと思ったら、街中に色々なカレッジがあって、まとめてオックスフォードと言うそうです。オックスフォード出身と言っても、色々な専門の学校出身という訳です。
学生自体にロンドンには立ち寄ったことがありましたが、今回イギリスに来て最初の街でビックリしたのはタクシーがカラフル!! 観光バスも賑やか! ドライバーさんも^^;。
3時間のフリータイムもあっという間でした。 この日は、バーミンガムのホテル泊
翌日8時出発! まず向かったのは世界遺産の「ポントカサルテ水道橋と運河」 聞いた事もない〜って言う感じですよね! 添乗員も初めてという場所。まぁ、世界遺産になったのが2009年なので、最近有名になったようです。 この左の写真を撮る為に、下まで降りましたが、結構大変!
どこまで降りれば、ガイドブックのような写真が〜と言う思いでどんどん降りましたけど、添乗員は行った事がないから途中で止まっていました。添乗員が降りていくと皆さん付いてきますからね。もし、下まで行っても景色が良くなかったら大変ですから。
「こんな写真が撮れましたよ〜」と戻って来てから見せてあげたので、次回彼女がここに来たら「頑張れる方は、下まで行けば写真撮れますよ〜って」案内出来ますね。 なんて親切な客なんでしょう(笑。
イギリスは、上の真ん中のようなボートを使用した旅が人気のようです。 なんと国中に運河のネットワークが3000キロもあり、このナローボートには、キャンピングカーと同様な設備が整っているそうです。しかも、運転免許が要らないとか! この世界遺産、ポントカサルテをボートで通過するのが人気になっているそうです!
次に向かったのは、ローマ時代の街並みが残る「チェスター」へ。旧市街を取り囲む城壁の4分の1を歩いてから中世からの白壁に黒の梁がある家々が残っています。中は、お土産屋さんやファッションビルですけどね。
イギリスのどこにでも見掛ける赤い公衆電話BOX。2階建ての赤いバスと伴にイギリス〜という感じです。 この赤い電話BOXの後ろはインフォメーションセンターを兼ねているチェスターの市庁舎。 歴史を感じます!1ポンド(160円)のホットドックを急いで食べてひたすら散策。見たいお店が一杯で、教会等の見学はパス〜!
これらの建造物みんな、2階や3階がせり出ているんですよ。地震がない国だから大丈夫なんでしょうが!
次は、街ごと世界遺産の「リヴァプール」へ。 リヴァプールと言えば、ビートルズらしいのですが、特にビートルズ自体も曲は知っていると言う程度の興味。 でも、ビートルズショップや、ビートルズがよく通ったというパブの前で写真だけ。 ジョンレノン・ポールマッカートニー・リンゴスター・あと一人誰? この街角で立っている人も、あなた誰状態^^;。
それより、川に浮かんでいたカラフルな「貸しナローボート」の方が興味深く、ドライバーさんに「1週間でレンタル料っていくらぐらい?」って聞いたら「そんなの知らない〜」って^^。
イギリスであれって思った風景の一つが「桜」。 桜がイギリスでも咲いているとは思いませんでした。通りがかりの女学生に「あの花何?」って聞いたらまた「わからない〜」って言われましたが、幹を見たら紛れも無く桜でした。ソメイヨシノ系ではなく、八重桜系に近いですが。 周りの一般住宅のアパートも茶色で、イギリスでは歴史建造物にアパートの色も合わせているようでした。
この晩は、ランカスター中心街のホテルへ。 部屋からの眺めも旧市街の歴史ある建造物でなかなか。ホテルのすぐ前はランカスター城! 趣のあるホテルですが、エレベーターも手動式! 扉を自分で閉めてボタンを押してゆっくりと。 もう面倒で、皆さん階段を駆け上り駆け下り〜^^;。 趣があるホテルですが、お風呂のお湯も大勢が一斉に使うと途中でお湯が間に合わず、ぬるま湯〜^^;。
このホテルには2晩泊まりました。 折角街の中心部で、とても雰囲気のいい街なのに、ホテル着が18:00、ホテル発が8:00じゃ、お店はみんな閉まっていて結局早朝にぶらぶら散策しただけで勿体無かったです!
翌朝、ピーターラビットの故郷、「湖水地方」へ。 まず、約40分のウンダミア湖遊覧クルーズ。
日本を出る前のイギリスの週間天気予報、ず〜っと雨だったのに、毎日晴! いやぁ〜、やっぱり天気がいいとテンション上がります!! クルーズした後、到着したのはボウネスのこんな船着場。
ここからフリーです。 皆さん行く場所は結局同じですけどね^^;。 イギリスに行く事になる前はピーターラビットの故郷は、コッツウォルズだと思っていました^^。 お店でピーターラビットのお土産は買えますがビクトリクス・ポターの家があるヒル・トップに花が咲く季節に訪れた方が ピーターラビットの本来の生まれた風景が楽しめると思います。
ここでも、車をキャンバスにしている可愛い絵の車を発見!! こんな車日本では見掛けないですよね〜!
ここから、3時間もかけて「ヨーク」へ。 「ヨークの歴史はイングランドの歴史である」と言われる場所ですが、ゴシック建築のヨークミンスター以外、あまり印象に残らない場所で・・。道中は、なだらかな丘や羊の放牧の風景でドライブには良かったですが、往復5時間以上。。
イギリス4日目は、ストーク・オン・トレントという場所にある「ウエッジウッドビジターセンター」見学。 この場所の名前は聞いた事がなくてもウェッジウッドを知らない人は殆どいないですよね。 この銅像の人が、ウェッジウッドさん。 工場では、職人さんが絵付けや陶器の製造をしています。
結婚する時に、イギリスに勤務していた知人に頼んで「ロイヤルアルバート」の食器一式を送ってもらいましたが、柄も新柄になっていっぱいありました。可愛いカップ&ソーサーもありましたが、食器を増やしてもどこに〜状態ですし、第一地震国、割れて嫌なものは買わない方がBetter!と言う気がしまして。 それに、シンプルな白の食器が一番料理を引き立たせる=私が持っているセットは・・・飽きました(笑。 ニトリの食器に総取替えしたい気分なので、この手の柄物は興味なし〜!
この工房の横には「アウトレット商品」を販売している場所があり、そこの方が興味がありました。 ただ、あまりこれといった商品がなく、迷ったのはたった1ポンド(約160円)の白いカップやソーサー。 植木鉢代わりに・・・フラワーアレンジメントの際に、、、って思いましたが、割れ物を持って帰ると言う面倒くささに止めました。ウェッジウッド製品というのには惹かれますが、裏の刻印も「W」だけなので100円ショップで買ったものと見栄えは変わらないし^^。
次に向かったのは「ストラットフォード・アポン・エイボン」と言う街。 ここも聞いたことないですよね〜? シェイクスピアが生まれた場所だそうです。 と言う事で、一応生家の写真を撮ってあとは、ランチを食べて、街をぶらぶら! ランチにはタイ料理を^^。久々のアジアの味、美味しかったです〜! ランチメニューとジャスミン茶で2人分これで2500円。
ここの街中にも水路がいっぱい。街並みも中々のお洒落。どこでも歴史を感じる建物ばかりです。
いよいよ、コッツウォルズ地方に入ります。 まずは「ボートン・オン・ザ・ウォーター」へ。
水路沿いに街があるという感じでいい雰囲気だけど、散策中に途中から雨がポツポツと。 手作り香水が作れるというお店とお土産屋さんにちょっと立ち寄ったぐらいです。
この日の宿泊はチッピングノートンにある元英国貴族の館「マナーハウス」! 途中土砂降りになっていたのに、到着した頃には青空に!! すばらしいマナーハウスがで〜んと!! 反対側はどこまで広がっているかわからないほど広大な庭。中のロビー兼ホールも超クラシック!!
超格安ツアーだから、きっと離れた別館だと思っていたら、このメイン館両側から続いている建物だったので、別館という感じはなかったです。もちろんこのメインの館には、レストランとルームとしてはスイートルームがありました^^。 私たちが泊まった部屋は、小さくシンプルな部屋でしたが、3年前に改装されていてシャワーとかは近代的になっていたのでお湯の出もよく不便さなし〜。
夕食もここで食べましたが、照明が暗かったので朝食の写真を!他の部屋も素敵でした。
翌日は、コッツウォルズの中でも有名な村の一つの「バイブリー」へ。 よくパンフレットで見かける家並みがありました! 静かな村に観光バスで日本人が何組も来ているかと思うと散策しながらも申し訳ないような^^;。さぞ、迷惑なんじゃ・・・。でもやはりとても素敵な場所です。
水が綺麗なので村の中にますの養殖場があります。そこから逃げ出したのか、村の周りの水路にもますが。 カモも優雅です。茶色の鴨がメスで、左の綺麗な鴨がオスらしいですよ。
さて、いよいよ首都ロンドンへ! 車窓や世界遺産の「ウエストミンスター寺院」等での写真タイムを撮りながら半日市内観光。 その後。ロンドンで一番の中心地は、ピカデリーサーカスの地区へ。 ロンドン「三越」前で1時間のフリータイム。まず翌日に行く「オペラ座の怪人」の場所確認。徒歩5分で行けました。 そこから2−3分で、「ナショナルギャラリー」。ここは、この日の夜に地下鉄で来て中に入りました。
ランチは、三越の隣の日本食材等を売っている日本センターで、サーモン巻+シーフードうどんを分けて食べました。 ん〜、やはり日本食は美味しい〜っていう感じ! 世界遺産の「ロンドン塔」は水仙がきれい。
夕方にホテルにチェックインした後、地下鉄でまた中心部まで来ました。 ホテルはかなり中心部から離れていましたが、駅前だったので結構便利でした。 「大英博物館」は、入ってすぐに「ロゼッタストーン」があります。巨大過ぎて何を見ると良いかわからない人向けに「1時間コース」とかパンフレットに書いてあったので、その番号を追って見学。
ナショナルギャラリーではゴッホの「ひまわり」とか見て、その後バスで夜景が見える場所に! タワーブリッジもオープンしたばかりの「ザ・シャード」も昼間見るより夜の方がきれいでした。
さて、春のイギリス周遊8日間も大詰め! 完全フリーの一日も、地下鉄、バスの1日乗り放題券(約1500円)をバンバン使って動き周りました!! 20歳で初めて海外旅行した時にもあった「ビックベン」。ひとつのカプセルに25人も乗れるという「ビックアイ」 そして、ど〜してもこの姿が撮りたくて、かなり歩いた「30セント・メアリー・アクス」と言うツルっとしたビル!
バッキンガム宮殿の衛兵交代もピカデリーサーカスから歩いて見に行きました! 残念だったのは、衛兵さんの制服がまだ冬服でグレー。。 このマッチ棒帽子には赤い服じゃなくちゃねぇ・・・。
バッキンガム宮殿の前の公園も水仙やしだれ桜がきでいでした。 ピカデリーサーカスに戻る途中に、大勢の自転車軍団が! 皆さん、かなりクラシックな服装だったので何かのロケだと思ったら「Tweed run」と書かれていたので、この大きなタイヤの自転車の人に聞いてみたら「ツイードを来て自転車で走って募金を募るチャリティーイベントだよ、ここは途中の休憩地点で集まっているけど、一年に一度だけのイベント見られてラッキーだね」と。 帰国後、ネットで調べたら数年前にロンドンで始まったようで目的はお洒落にツイードを来て自転車を大都会で乗ることが目的のようで、すでに東京などでも開催されているようです。
ピカデリーサーカスの周辺にはミュージカルの劇場があちこちにあり、当日券などを扱っている場所もあちこちに。 「レ・ミゼラブル」は今回土曜日でチケット取れませんでしたが、月―金なら当日でも結構取れそうでした。 イギリス最後のランチは、チャイナタウンでランチバイキング。ちょっと油ものが多くて飲茶にすればよかったかも。
そう言えば、イギリスの食事は、ホテルで出た3回と、途中のレストランで食べたフィッシュ&チップスぐらいかな。 フィッシュ&チップスは、アツアツで美味しかったけど、他の夕食はこんな感じで写真を撮りたい気分にならず(笑。
疲れたら、2階建てバスの一番前に乗って市内散策! 乗り放題のチケットなので乗り放題(笑。土曜日でしたがバスが空いていて座れてラッキー。観光ルートを走るという15番に乗って、ず〜っと乗っていたら「ここどこ?」状態の終点^^;。
ロンドンは地下鉄や近郊電車が点検とかで休止になる事が多いようで、この日も2−3の路線が休止。 路線図とにらめっこの旅行者にはちょっとビックリ〜です。 まぁ、代替えバスや、地下鉄の路線も多いので交通手段がなくなるようなことは無い様です。
ピカデリーサーカスの交差点から見た、リージェントストリート。ここからオックスフォード通りの角までが、ロンドンの銀座通りという感じで高級ブティックとかがいっぱいです。夜もライトアップされていて綺麗です。
ロンドン最後の夜の一大イベントは「オペラ座の怪人」 チケットは、13000円ぐらいだったかな。1階のなかなかいい席で役者の表情もよく分かりGOOD!! 何と言っても、劇場が豪華です。舞台装置もゴージャス、仕掛けもGREAT。
お土産は、チョコやカード類や、99セントショップで買った物とかなので、両替した2万円で足りました!! きっとお酒が好きなら、パブ周りと豪華ディナー一回で飛んでいってしまう金額かも。
まぁ、これだけあちこちに行って、ツアー代+ミュージカルチケット代+お土産代全部入れて20万ぐらいならかなりお得な旅だったと思います。個人で周遊したら高いですからね。 これで、イギリス縦断の添乗もOK(ウソウソ、行きません〜)^^;。でも、今回は地図をよく見たので現地ガイドに連れられて回る旅行よりは頭に入っています。ロンドン市内の地下鉄も東京並みに把握したし^^。さぁ、次はどこかな?
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