2005年12月20日 母とアメリカ知人訪問の旅 |
17年前に父が母と一緒に行ったドイツ。 田舎町で「写真撮ってもらえますか?」と若い女性に声をかけた父。 その女性に逢いに母を連れてアメリカのカルフォルニア州ストックトンに行って来ました。
そのアメリカからドイツに一人で来ていた女性と父はその後数年文通し、父の死後母の元に届いたクリスマスカードのアドレスに私が父の死を知らせたのが、私と彼女とのかかわりのはじめでした。 1年のうち2-3回ぐらいしかメールもしてなかったのに、何故かとっても身近に感じる女性でした。 「アメリカに来ませんか?」「じゃぁ、元気なうちに母を連れて行きます」。 こんなやり取りで始まった今回の旅、ついでと言っては怒られそうだけど、コロラド州に住む知人宅も訪問。彼女は、お父さんが宣教師で日本に長く滞在してたので、日本語もペラペラ。 彼女にあったのは30年以上前。しかも、小さかった時期なので友人と言うわけではないけど、長〜い家族ぐるみでの付き合い。
カルフォルニア州の州都がサクラメントだなんて知りませんでした。 ロサンゼルス・サンフランシスコが有名ですものね。 12歳の時に両親がフィリピンからアメリカに移住したのでフィリピン系アメリカ人のジジさんは、私よりひとつ年上。でも、お肌ピチピチ、可愛いんですよ〜! 車で1時間のサクラメントに連れて行ってくれました。
サクラメントにあるカリフォルニア州議事堂前での彼女なんてモデルさんのよう。 州議事堂に入ったら、クリスマスキャロルを歌うコーラスが始まったばかり。ラッキー。
これだけでも充分ラッキーだったのに、なんと前州知事の肖像画をこの議事堂内に掲げる セレモニーがあり、全米TV中継!映画の中のようなシーンでした。 現知事の元ムービースターのアーノルドシュワルツネッカーも奥さんと同席。
「オールドサクラメント」と言う、昔からの街並み保存地区があり西部劇のセットのような場所がサクラメント市にあります。そこのあるお店で、いきなり彼女が「写真撮るわよっ」って。 「WANTED(指名手配)」されました〜。ただはおっただけのドレスですが、その気に^^;。
彼女はご主人とご両親、お姉さん、猫3匹、犬7匹と一緒! 家は、広くてゴージャス!食卓の上にはシャンデリア!!
ストックトン市はいろんな都市と姉妹都市になっていてます。日本では静岡県清水市。 市の中心部には姉妹都市のある国の国旗が掲げられていて、周りはのどかな感じ。 夜の住宅街はクリスマスイルミネーションが素敵な街。
彼女のご主人の仕事は不動産仲介。今売り出し中の家を見学! いやぁ〜広いのなんのって。でも土地が安いから日本の半額以下・・・。 アメリカにも100円ショップのようなお店が!欲しい〜、でも重い〜(>_<)。
サンフランシスコは大都市。有名なゴールデングレーブリッジはちょっと夕闇の中。 1日市内交通機関乗り放題のフリー切符を買って、あちこちに。もちろん名物ケーブルカーにも。
フッシャーマンズワーフはにぎやか。 食べるのはもちろんシーフード。今回はガーリック味の「蟹」!
「HARD ROCK CAFE」も六本木にあるよりかっちょいい? 沖には、今は観光地となってる「流刑の島」
サンフランシスコ市街が一望できるツインピークス。 「地下鉄+バスで行ってあとは徒歩」ってガイドブックに。 一番近くのバス停で降ろしてもらったけど、ドライバーが「そこ登っていくんだよ」って。 あれ〜、道が無い。まさかこんな所・・・。天気よくてよかった、73歳元気でよかった^^;。 でも、景色は最高〜。あ・・・道はありましたよ。レンタカーかツアーでなら歩かなくても行けます〜。
この2枚の写真だけだと、中国に行ったみたいですよね。 サンフランシスコには中華街・日本人街があります。 ちょっと道を入っただけで人種もアジア系人ばかりになります。
サンフランシスコの繁華街、ユニオンスクウェアには巨大なクリスマスツリー。 「macy’s」は、アメリカ中にあるデパート。 ここの赤いクリスマス向けの紙バックを持った人多かったですよ〜。
ここは、コロラド州のボルダー市中心部。標高1700メートルの都市。 夜のSHOPは、外から見ると、暖かそうできれい。 写真だとちょっと暗めだけど裁判所もカラフル!
ご主人は家具職人で自宅の家具も手作り。家も自分で増築したり手を入れたり。 幼少時期を日本で過ごした彼女の影響かどこか日本風にも感じられる木のぬくもりがする家。
車でちょっと走れば、こんな景色。 世界各国からマラソン選手が夏には高地トレーニングに訪れる事で有名な場所。 日本選手が走ってる姿もよく見かけるって。 アメリカで有名は紅茶工場もあって見学。いろんな味見をして低価格で購入できます。 アメリカでは、「デカフェ」と呼ばれる、カフェイン抜きの紅茶、コーヒーが人気です。
アメリカの高校生はもう大人。色っぽい。車も16歳から運転できるし。 でも、日本から持って行った「キティちゃん」を姉妹で喜び勇んでた様子はまだ子供? 本当の子供は小学生。教会で出逢ったけどオシャレで可愛いくって!!
コロラド州の州都デンバー。 青空に州議事堂が映えますね。議会は休廷中。
「ウエンディーズ」「マクドナルド」「IN−OUT」みんなハンバーガー・・・。 メキシコ料理、イタリア料理も食べたけど、やっぱ中華、日本食はおいしい〜。 デパートのフードコートで中華盛り合わせランチ約6ドル(約700円) すし屋で鍋焼きうどん(天ぷらが別に出てきた)+にぎり寿司セットのディナー。 味もなかなか!鍋焼きうどん11ドル+寿司セット16ドル。 だけど、お茶2ドル、TAX、チップなどで結局これで40ドル(約5000円)。 やはり材料空輸だけあって高い!
デンバーの中心部の夜はとてもイルミネーションがきれい!! 最後の夜ホテルのベッドの上で買ったもの、戴いたもの並べて記念にパチッ!
父と母がドイツで17年前に出逢ったアメリカ人との再会。 いやぁ〜、母も喜んでたけど、迎えた彼女とその両親も大歓迎してくれました!! 彼女のお母さんは昨年乳がんの手術をして化学療法、今年の春まで放射線治療をしていたのにとっても元気。先月姉妹都市のあるカンボジアとフィリピンに姉妹都市協会の会長として団体を引き連れて23日間も行ってきたばかり。 その時に、フィリピンで無人島を買ったんですって〜! 来年5つのゲストルームがある家を建てて、島に行くボートも買うとか。マンゴの木が島中にあるから遊びに来なさいって!! マンゴが大好きな母。「2年後にフィリピンの島で会いましょう〜」に、もうその気です^^;。
「20年アメリカで働いてためたお金を全部使っちゃったの。天国にはお金は持って行けないからね〜」って彼女の母。いやぁ、大病したばかりで・・・。すごい決心。
「YOKO(母の名前)、あなたも隣の島買わない?」って。 あのぉ〜、何か勘違いしてません? 私たちがお金持ちだと・・・。
確かに、母は先月ポルトガルにも友人と行ってきたけど、それだって十万円台のツアー。 古い小さなマンション住まい。私なんて賃貸。車は軽自動車1台のみ。 今回のアメリカ旅行だって、予算10万で賄ってるんですけど〜。
天国から父が笑ってる気がします。父が元気だったら、今年結婚50周年、金婚式でした。 「当分ママさんこっちには来る気無さそうだなぁ〜」って言ってますよ、きっと。 そりゃそうですよ。この母の、母だって90歳過ぎてもずっとアパートで一人暮らしなんだから。 さて、次はどこに?いつ?誰と母は海外に行くんでしょうか〜。まぁ、元気な事に感謝ですね。 |