ダルニー奨学金

 

―ダルニー奨学金って聞いた事ありますか?―

 

私たちにはタイにかわいい里子がいます。

「タイなどに住む金銭的に恵まれなくて中学校へ行けない子供たちの里親になってくれませんか」

という記事を新聞で目にしたのは、1996年。金銭援助をする団体はたくさんあるけれど、

ここなら協力できるかなと思ったのは、まず誰に援助しているのかがはっきりわかりその里親になる

子供と文通も出来、近況報告もあること。
そして、1万円で1年間一人の子供を中学校に行かせてあげられるという点。
私たちの最初の里子は、男の子。2人目がこの通称アンちゃん。
中学1年の時は、身長143cm、体重29kgだったのに、卒業時、153cm、40kg。
彼女は、筆まめで私が送った手紙に同封した返信用封筒で必ず返事をくれました。
一生懸命書いた英語の文と、貴重であると思われる写真も同封して。
下の写真見ても彼女がだんだん成長していくのがよくわかるでしょう?
もうこれで、中学校卒業…。最後になると思ったのか先日届いた手紙に

「両親をがっかりさせたくないのでこれからも支えになってください」って書かれている。
彼女の今後の希望は高校進学。情が移って高校へのサポートもしてあげたいが、
やはり中学校にいけない子供がいっぱいいる以上、ここは割り切って、また他の子供の里親になっています。


「ダルニー奨学金」について、興味のある方は、http://www.minsai.org/ へ。
個人でも、団体でも、里親になることが出来ます。

現在は、タイよりもラオス・カンボジアの子供へのサポートに力を入れています。
English is here http://www.daruneefund.org/


     

左端:中学校入学時に彼女のプロフィールとともに民際センターから送られてきた写真。

中央3枚:彼女が手紙とともに直接送ってきてくれた写真。

右2枚:中学校卒業後送られてきた写真(2003.5)軍隊の訓練コースも経験したようです。 

 

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