もう帰らなくっちゃ
そう、短期海外旅行なので…、もう帰国日。 「フリーツアー4日間」なんてよく言ったもんだわ。初日は夕方到着。最終日は朝6時半にホテル出発。 おまけにあれがついてくる、あ・れ・が!
キムチ店 うわさの、帰国日立ち寄りキムチ店登場。 これはどんな高級なツアーでも殆ど入っている。日本人専用のお土産屋だ。 まず、到着日にガイドが説明する。 「キムチは、ピンからキリまであります。市場で売っているのは安いですが材料は全部中国産です。デパートのもそうです。おいしい、よいキムチは免税店や帰りのキムチ屋で売っています。たいした金額ではないですからどうせ買うなら、良いキムチを買ってください」と。 免税店も立ち寄りキムチ屋も、旅行会社のマージンが入るところだ…。 前ソウルに来た時は、ロッテデパートの地下でキムチを買った。結構おいしかったし、包装もきちんとしてくれた。さて、今回はというと、まず、あまりキムチを買って帰る気がしなかった。 第1に、日本で売られているキムチが十分おいしいし、安い。 第2に、重い!! 特に歩き回る私たちとしては、途中で買ったとしてもホテルにそれを一度もって帰るなんて言う時間の無駄と労力はかけたくない。 でも、現地のお金が余っていたから、帰りの立ち寄りキムチ店でちょっとは買ってもいいと思っていた。 そう思うと気が楽だった。だって、この手のお土産屋は、「どうぞご自由に見てください」なんて言う訳はない。 何で、お土産屋が地下なんだ…と思いながら階段を下ると、 「はい、こちらに座ってください。これはトウモロコシのお茶です。はい、最初に****キムチ、 これは、王様が召し上がった高級なキムチです。次のは…」と畳み掛けるように説明する。 もちろん試食つき。で…最後に値段を言う。ここで開放されれば、親切な試食体験だけどそのあとに、 「注文はここで取ります。何にしますか」と来る。ここで、「いりません」と断ればそれで終わりだが、 たいていの日本人は「じゃぁ…、それひとつ」となる。 このムードの中で断れる人は、勇気がある人か、旅慣れた人。 殆どの海外旅行では、買わない私たちだけど、今回は普通のキムチ1個お買い上げ! タッパーにきちんと入っていて1300円。 「ここのキムチは開けなければ1ヶ月ぐらい長持ちするし、食べていて酸っぱくなってきたら鍋料理にすればいいので捨てるところがないとてもいい食料です」と言っていたが、帰ってきて3日もしたらもう酸っぱくなってきて、鍋に。味は、日本のスーパーで買っている298円のと変わらない気が…。 日本で売られているのが、日にちが経ってもなかなか酸っぱくならないのは、防腐剤が入っているかもしれないと思うとちょっと怖いけど、キムチの味の良し悪しは難しい。 材料が全部中国産と思われるレストランで出るキムチもおいしかったし。 韓国人が食べたら味の違いがわかるんだろうか? まだ、お金が余っていたので、キムチ味の韓国海苔も購入。ロッテデパートで買ったのと同じような物なのに、価格は3倍! 現地の旅行会社は、こういうところでもうけを取るんだからしょうがないけどね。
…で、あっという間に、機上の人となりまたJR特急「おおぞら」で、釧路へ舞い戻り。 「きゃぁ…寒い。息が白いよー」 これが、釧路駅に到着した後に出た第一声。 半袖陽気のソウルから、春のぽかぽか陽気の千歳を経て、まだ息の凍る釧路へと無事戻ってきました!
あとがき 超短期海外旅行もソウルだと、半分国内旅行気分でした。 顔姿、洋服、街並みは日本と同じ。物価は日本のバーゲン期並み。違うのは、言葉、文字、公共交通機関の安さ。携帯電話は、プラスチックの超コンパクトが主流で、首から下げている人も多い。 地下鉄や汽車の中でお構いなしに電話しているのは、もしかして電磁波がでないのかも? メール機能などはそんなに流行っていないらしい。 …というのも、日本より進んでいて、インターネットの普及率なんと85%。それもADSL回線でほぼ無料とか。それなら、急ぐ事は直接電話で話して、後は家でメール書いたほうがいいかも。 街中で気づいたのは、ワールドカップ直前のせいかもしれないが、どこでもインフォメーションが目につき、トイレの表示もいっぱい。しかも臭くない!! オイオイ!日本の準備は大丈夫なんだろうか…? 両方の国で試合を応援する外国人には絶対韓国のほうが地下鉄の路線にしても番号が付いているなどわかりやすく過ごしやすいはず。 フーリガン対策ばっかり目に付くようじゃどうなる事やら…とちょっと心配になって来た。
さぁて、次回の海外旅行はいつの事やら…。 8月のお盆の頃、世界中で一番過ごしやすいと言われている北海道から脱出するのもねぇ。 来年のゴールデンウィークは3連休にしかならないし。 ん? わたし一人ならいつでも?…ムフフフフ…(笑) |