内モンゴル旅行記 2006.8.12−16
「大草原を馬に乗って走ってみませんか!」 ゴールデンウィークの中国・西安の旅から戻った数日後、新聞の広告欄にこう書かれたツアー募集記事。 GWの次は、夏休みだから・・・どこに行こうか〜、又5日だけ?なんて考えてた時でした。 「内モンゴル?朝青龍とかはモンゴル? 違うんだよね〜」 こんな乏しい認識。 「内モンゴル最大の街フフホトから大草原「四子王旗」へ。パオに泊まって、蒙古族の衣装を着て遊牧民の家庭訪問。夜は満天の星。早起きして、大草原の日の出。3時間大草原を馬でトレッキング。本場のジンギスカン」
結構面白そう。 ・・・と言うわけで、決定!!
フフホト?どこ?という方に。 モンゴル国とロシアに接してる中国の内モンゴル自治区の州都。北京から飛行機で1時間。 漢字では「呼和浩特」。
(この地図は、どなたかのHPからのコピーです。そのHPが行方不明になってしまいました。無許可転載です。製作者の方ごめんなさいm(__)m・・・ちょっとお借りします)
一番の不安は、観光・食事すべて付いていて現地添乗員もいるので自由時間がない事。 普通だったら、何も考えずに楽じゃない〜って考えるんでしょうが、気ままに行動するのが好きな私たち。 発狂せずに済みますように〜^^;。 Let‘s Go――!!
その前にちょっとだけ、知識もね〜。 「フフホト(中国語 : 呼和浩特(huhehaote), モンゴル語 : kokekhota)は、モンゴル語で「青い都」を意味し、中華人民共和国の内モンゴル自治区の区都。日本の青森県とだいたい同じ緯度に位置する。自治区の直轄市で、人口は100万人とも120万人とも言われているが、正確な数はわからない。現在の人口のほとんどは漢民族であり、少数民族の占める割合は2〜30%程度。市内にはチベット仏教の寺院は点在するものの、モンゴル特有と思われる要素はあまりなく、市内の印象は国内の中規模な都市の印象とさほど変らない。内モンゴルでは看板等の文字の中国語へのモンゴル語の併記が義務付けられている為、街中にあふれているモンゴル語を見ると、そこが内モンゴルであること、フフホトであることを意識するかもしれない。現在ではモンゴル文字は外モンゴルでは使われなくなったため、外モンゴルから内モンゴルへモンゴル文字を学びに来る留学生もいるようだ。日本から中国語、モンゴル語を学びに来ている留学生もいるようだが、フフホトに常駐する日本人はまだまだ少なく、4,50人と言われている。」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』 読んだ? 飛ばしたでしょ^^;! まぁ、内モンゴルは中国の自治区で、お隣さんが朝青龍などの故郷モンゴル国で外モンゴルって呼ばれててね、昔は一緒だったって言う事ですよ(笑。え?そんな事はここには書かれてない? それだけ覚えて行ったの(笑! |
フフホトの街へは深夜到着 午後3時には成田を飛び立つ予定が、雷雨の為2時間遅れ。 まぁ、どうせ北京でフフホト行きに乗り換える時間が5時間もあったのでいいんですけど、これが、GWの時の西安行きだったら焦りましたね。あの時は、乗り換え2時間。個人旅行で国内線に乗り遅れたら・・・考えるだけでもゾッとしますよ。 北京に予定より2時間遅れて到着。 荷物を受け取って、北京で入国審査があります。 私達の参加したツアーは、北京から日本語を話すスルーガイド付き。ここで皆さん集合ですよ〜。 「何人いるのかな? あまり多すぎると大変だけど、少なすぎると、お土産屋さんが恐怖だよね〜」 「ん? ガイドさんの手にリスト・・・17人かぁ〜。まぁまぁだね。」 ざっと見た感じは、女性の方が多くて、年齢は、20代から50代後半まで? 5日間ツアー終了時にはほぼ関係が判明しましたよ。 4組の夫婦。2組の女性ペア。5人の個人参加者(男2名、女3名)。 あくまでも、推測ですよ。夫婦じゃないかもしれないしぃ〜^^;。
北京の空港で夕食後、国内線に乗りフフホトへ。 ホテルに入ったのは、11時過ぎてましたね。お疲れ様〜。 フフホトからは、現地ガイドさんも合流。 「皆様、お疲れでしょうから明日の朝はゆっくりとしましょう。」 そうですね〜。10時ごろかなぁ〜。 「モーニングコール 7時半。出発9時でどうですか?」 「え? それでゆっくり?」と言う皆さんの顔色に「出発は9時半で」と^^;。 |
あっという間に草原ですよ〜 モーニングコールが鳴る前に起床。 ホテルの朝食は、中華式のみでしたね〜。普通、アメリカンスタイルも一緒にある場合が多いけど。 まぁ、充分。お粥とおかず食べて、、、れれれ、、、オレンジジュースが熱い!! まぁまぁ、ジュースが冷たいもんだと言う常識は忘れましょうね^^;。 ビールだって、ぬるいままで平気なんですから。
出発時間まで1時間半。 さぁ、行きましょう!! え?トイレ?まさかぁ〜、街探検ですよ。 その前に、セーフティボックスにパスポートや貴重品預けて〜。 この日は、草原泊まり。だから、一度このホテルチェックアウトするんだけどセーフティボックスはそのまま使っていていいってガイドさん言ったからね。でも、聞いたらそう言ったけど皆さんには言ってない・・・訳がわかりましたよ。フロント・・・英語すら殆ど通じない・・・。貴重品預けるだけで一苦労。 日本人も西洋人もあまりまだこのフフホトには来てないと言う事ですね。 まぁ、いいでしょ。「ホテル周辺の地図くださいな〜。」「え? 5元?」「じゃぁ、いいです〜」 唯一フフホトの案内が数ページでていた「地球の歩き方」のコピー持ってるもんね。
ホテルから「フフホト駅」までは徒歩10分。 ホテルを出て、どっちじゃ〜? まぁ、聞いてみましょ「フォチジャン ザマゾー(駅はどこ?)」 通じましたよ(^^)v さわやかな気候。 朝の8時前なのに、結構活気付いてて、お店も開店してるから散歩も楽しい!
カラフルな看板一杯の駅付近露店通り フフホト駅は立派ですよ
露店で「ペチャンコ桃」発見!! 北京空港にも売ってたけど、今まで殆ど春に中国に来ていたから知らなかったなぁ〜。 桃は、丸いもの!・・・の常識も取り消しですね。 買ってみましたよ。1個1元(16円)。味は、桃ですけどそんなに水々しくはないかな。 剥くのがねぇ、、、面倒ですよ(-_-;)、、、丸いのでいいです、、、。
内モンゴルは、漢字とモンゴル文字併用ですよ。 外モンゴル(モンゴル国)では、もう使用されてない世界で唯一縦書きしか出来ない文字。 郵便局の看板でご紹介しましょう。 タツノオトシゴ?ムカデのような文字です^^;。 あ・・・郵便ポストや郵便局のイメージって日本では「赤」でしょ? 中国では「緑」ですよ〜。因みにアメリカでは「青」らしいですよ〜!
あ! 美容院見っけ!! 旅行中にホテルで髪を洗うの面倒ですもんね。 シャワーは壁にくっついてるしドライヤーがなかったり。
問題は何時に閉まるのかですよ。草原から戻る日の予定を見ると夕食がジンギスカン。 「閉店 何点」とか適当に書いたら8時半だってわかりましたよ。微妙な時間ですなぁ〜。 あ! マッサージ屋さんも見っけ!! マッサージに行かないなんて最近考えられませんよ。 昔は、足裏マッサージで満足してたけど、最近は全身ね!! フムフム、いろんなコースがありますよ。一番高い按摩でも500円ぐらいですね。OKです(^o^)丿
結構きれいな美容院 読めなくたっていいんです。最高金額だけチェック!
いやぁ〜、朝の1時間ちょっとの散歩で気分も爽やか〜。 自由を闊歩!!
いよいよ、バスで草原へ〜。 みなさん、大きなスーツケース持って来ていた人は必要なものだけ持ってですって。 まぁ、テントのようなパオ泊まりですからね。 でも、折角防寒具とかいろいろ持ってきてるんだったら選ぶの大変ですよね。だいいち、雨具・防寒具・運動靴・軍手・虫刺され予防とかいろいろ書いてあった割には、予備の鞄持ってこいなんて書いてないから、入れるものがなくてビニール袋に入れてる人も〜。 私たち? もちろん、始めからスポーツバッグだけですからそのまま全部持って行きましたよ。
バスで30分も走ると、山岳地帯になり、その後小さな街を過ぎたらいきなりもう「草原」。 2時間ぐらいでこんな景色ですよ。お手軽ですね〜。バスの中からパチッ!! 到着したら、歓迎が〜。モンゴルの民族衣装を着たお姉さん達が歌いながらモンゴルの白いお祝い酒を持って。まぁ、完全に観光客用ですよ。バイト代いくらでしょうかねぇ^^;。
大草原にポツンとモンゴルの移動式住居「パオ」があると言うイメージは、勝手な想像。 大型バスが行ける道があり、大勢が泊まれる村ですからね。 まぁまぁ、楽してはしょうがないですよ、はい! 早速、お昼ですよ〜。大型のパオ型レストランで早速、「羊」料理。
羊料理の中で一番有名な「シュッパニク」って言うんですって! 御醤油の様なタレをつけて食べるとGOOD!! 「漢字でどう書くんですかぁ〜」と北京からのガイドGさんに聞いたら「わからない・・・」って。 ・・・で、内モンゴルガイドのRさんに聞いたら「手○肉」って。 ○ は、手偏に「八」。手でつかんで食べる肉って言う意味らしいですよ。骨付きですからね。
さぁさぁ、草原のアクティビティーいろいろですよ。 モンゴル相撲観戦、モンゴル競馬観戦、モンゴル服で撮影、民族舞踊見学、乗馬3時間、パオ設営体験、農家訪問、羊の乳搾り、ヨーグルト作り体験、大草原の日の出。 2日間に分けて予定表に載ってますよ。 でも、ガイドのRさん、順番は関係ないようですね〜。 適当に指示してますよ。 まずは、農家訪問。契約農家ですね。 甘くないミルクティーに「粟」そう、、、日本では鳥の餌をね、入れて飲みます〜。 あまり、おいしくありません〜^^;。 白い固まりは「ヨーグルト味の硬いチーズ」ですよ。まぁ、食べれますけど〜。 牛さんがのんびりと〜。 羊を食べる地域ですからね。牛さんは、「乳」ですよ。 「食べられる心配はないんだぁ〜、ドナドナは別世界よ〜」って言う気分^^;?
お次は、乗馬! え?明日じゃないの?今日これから3時間? 午後の日差しがきついですよ〜。 湿度がないから爽やかだけど、紫外線はお肌の敵〜! 「日本人はだいたい1-2時間乗れば、もうお尻が痛くなります。」とガイドのRさん。 そうなの? カナダで乗った時、別に痛くなかったけどなぁ〜。いきなり山に登ったり、川を渡ったりで怖かったけど。まぁ、いいやぁ〜行きましょう、乗馬乗馬!!!
「ちょっとぉ〜、くっつかないでよ〜」 な〜んと、飼い慣らされてる馬さんたち。10頭ぐらい群れで歩き出しました。 「草原を爽やかにトレッキング、、、が、、、前の馬のお尻ばかり見てじゃぁ、、、」 おおお・・・くっつきすぎて、馬同士が喧嘩して?一人の足を噛んじゃいましたよー。 ちょっと離れれば、こんな写真だって撮れるんですけどね。 ちょいと、お兄さん、ピースしてる時じゃありません。もう少し自由に走らせてよね〜。
馬のお尻を蹴っても走りませんよ。実際、走り出したら、恐怖におののくのでしょうが、走らせたくなるって言うもんですよ、この景色の中にいたら。 この馬、管理人のお兄さんたちの掛け声だけに反応してるようです。 まぁ、殆どの日本人は初心者。落ちたら大変ですから、日本の旅行会社からかなり厳しく言われてるようですよ。でもですね〜、可哀相なのは、乗馬クラブに所属してる男性一人参加のMさん。 「大草原を走りませんか〜」で、参加したんでしょうし〜。 若手Mさんが、颯爽と馬と走ってる姿見たかったです・・・。 ありゃりゃ、、、2時間弱で村に帰ってきました〜。 2時間コースのようですね、でも、実際は1時間40分ぐらいでしたよ。まぁ、明日どうせ時間があるんだし又乗ればいいかぁ〜って。お尻がちょっとぐらい痛くなったって、メインですからね!!
お次は、パオ設営体験。 パオにもいろんな種類がありますよ。 棒と布だけで出来てるものから、コンクリートのような壁のものまで。 内装も、ツインベットが置いてあるデラックスパオやかための布団を敷いて寝る普通のパオまで。 設営体験したのは、私たちが泊まる「普通のパオ」と同じもの。
頂点の「輪」を一人が持って、棒を刺していきます。
横に布を巻いて、屋根の部分に被せます。
その上から、カバー布を被せて周りをロープで縛って出来上がり。入り口は反対側にちゃんとありますよ〜。
お次は、モンゴルの民族衣装を着て記念撮影!ちゃんとブログ用に後姿^^;。横にはパオパオパオ!!
お次は夕食ですよ〜。 立派な建物ですねぇ〜。草原にはふさわしくないかも知れませんが〜。まぁ、いいでしょう。
夕食も、「羊料理」がメインなんですけどね、この夕食時間になる4-5時間前に内モンゴルのガイドRさんからある提案がありました。 「羊の丸焼きが出来ます。一匹丸焼きにするのに4-5時間かかります。どうしますか?」と。 「え〜っと、17人ですね、え〜一人90元ぐらいです」とアバウトだなぁ〜。本当はいくら? 「頼まなければ、昼と同じような食事だけです」と。 まぁ、90元、1500円ぐらいの追加なら〜っと言う雰囲気で、多数決なしでオーダー。 曖昧&右に倣えの日本人のツアーだから出来るんでしょうけど、あとで「私は頼んでないわ!」って言う人が出て来たらどうしたんでしょうねぇ〜、割り勘が高くなったのかな?
出て来ました。ドナドナ牛ではなくかわいそうなドナドナ羊君・・・。 まぁ、君のお陰で、ちょいと食卓が華やかになりましたよ(^_^;)
さぁて、哀れな羊さんが解体されてる所を見損ないました・・・。 ・・・・と言うのは、内モンゴルガイドのRさんが、私達が食べている2つのテーブルを順番に回ってある提案をしてきました。 「草原で行う予定された事は今日1日で殆どしてしまいました。明日、時間が余ります。ここにいてもしょうがないでしょうから『砂漠』に行きませんか? 車で3時間ぐらいです。」と。
あああああ・・・・やっぱり変だと思ってたんですよ。2日に分けて行えばいいことをなんか次から次へとこなしていって「明日はどうするの? 草原でフリー時間でも?」なんて思ってたんですよね。 しかも、この「砂漠ツアー」は言わば、羊と同じ現地旅行会社のオプショナルで別料金。 金額的には、一人当たり3000円ぐらいらしいし、隣のテーブルでは行きたい人や行ってもいい人の意見でまとまってるらしい。こっちのテーブルはと言えば、既に敦煌などの本格的な砂漠を見た事のある人もいたし、だいいち「大草原を馬に乗って走ってみませんか!」と言うのがメインのツアーでなんで「砂漠なの・・・」と言う感じ。
しかもその「砂漠」で「モンゴル式の結婚式が見られます」なんて言うんですもの。テーマパークの様な所にお金を払ってまで行きたくありませんよ。あくせく予定をこなさせてオプショナルを計画したとしか思えないガイドさんの意見に賛成する気がしない。 バスは1台。全員同じ行動しか出来ないんですよ、砂漠はフフホトを挟んで草原と反対の地域ですから。つまり、誰かが反対したらこの計画は無理な訳です。 「今日まだ2時間しか乗馬してないから明日1時間乗馬できるんですよね?」と聞いたら、「ここは2時間コースと4時間コースしかない」と。 「じゃぁ、バスでもうちょっと奥の草原に行ってフリーでのんびりすると言うのは?」と提案したら 「奥に行っても、同じです、何もないです」って・・・。大草原に地元の人は魅力を感じてないのかな?
夫が「3時間乗馬と予定表に書いてあるんだから、あと1時間乗れますよね」とちょっと強く言ったら北京からのガイドのGさん、日本の旅行会社に後で言われたらまずいと思ったのか「大丈夫です、乗れます」って^^;。 結局、砂漠の話はお流れ。 翌日は、残りの予定をこなして、早めにフフホトに戻る事に決定! ただし、フフホトに戻ってフリー時間を設けることは考えてないらしい・・・。市内見学とお土産屋か・・・。 あわただしいけど、まぁ、海外のホテルのプールサイドでのんびり読書をしてる西洋人と違って、日本人はまだまだめ一杯のスケジュールでもOKですからね。 特にこのお盆の土曜日出発5日間ツアーに参加してる人は、他の時期に休暇が取れない忙しい人が殆どです。
それに内モンゴルに来ているぐらいだから、皆さん相当な旅好き。 メジャーな「ハワイ」「ヨーロッパ」の話なんて出ません。 「ヒマラヤトレッキング」「カンボジア」「ロシア」「トルコ」「キューバー」等の話で盛り上がるんですもの。
中国だって「シルクロード」とか。乗馬をしない2人の若い女性にどうしてか聞いたら「外モンゴルでもう6回乗馬してるんで」ですからね〜。内と外の雰囲気の違いをちょっと感じてみたかったようです。 外モンゴル(モンゴル国)は、もっと草原も雄大で自然の中のようですよ。 確かにツアー代金も高いですからね、ウランバートルの方はもっと。でも、うちは「百聞は一見にしかず」で あちこち行ってるので、今回は「内モンゴル」の草原で満足ですよ。安かったわけだし! お盆の時期のメチャ高い飛行機代に+ちょっとでホテル、食事、アクティビティーが付いていたようなツアー。 なんでも、ポジティブに考えちゃいましょう〜と言う訳で何でもOK−(^^)v。
さぁて、話が長くなってますね〜・・・終わりませんよ〜なかなか〜(笑。
夜もふけ〜。 キャンプファイヤーと蒙古舞踏ですが・・・どこからかバスで団体さんも加わってすごい人! 静かな「パオ村」に泊まって、イベントだけ参加しに来てる様でしたね・・・ズルイ・・・。
「馬頭琴」と言う蒙古族の楽器の演奏もあったんだけど、1曲だけ・・・。 自由に見た後は、早めに就寝。 だって日の出を見るためには4時半起きですよ!
8月なのに、涼しい夜。 あああ、、、涼しいどころか寒い日の出前!! 睡眠不足・・・でも起きましたよ、4時半。パオの周りにはツアーの人達がウロウロ。 れれれ、、、ガイドさんはいませんよ。一緒に見に行くんじゃなかったんですかねぇ? まぁ、いいですよ〜。 ・・・で、数名のツアーの方々と、見るにはいいんじゃ〜と思われる小高い草原の丘の上に向かって歩けども〜歩けども〜着きません。見ると近そうなのに、遠いんですよ、雄大ですねぇ〜。 ・・・で日の出は残念ながら見えませんでした。 出て来そうだったんですけどね。雲が邪魔しに来て・・・。でも朝焼け雲はきれいでしたよ。
寒くて、ガタガタ・・・昨夜のキャンプファイヤーの残り火に1時間ぐらい話しながらあたってました。 日の出を見る為に早起きするなんて、一昨年のカンボジアの「アンコールワット」以来でした。 毎日、必ず日の出はあるんですけどね^^;。
さぁて、朝ごはんは「粟のおかゆ」など、完全モンゴル食。揚げたてのパンはおいしかったですけど、スープは、臭いがきつくて飲めませんでした・・・。 朝から、忙しいですよ。 まず、あっという間に終わったモンゴル競馬とモンゴル相撲観戦。
バスで20分ぐらいの農家で「牛の乳搾り」「チーズ作り」体験と言うか見学。予定表では「羊の乳」と「ヨーグルト」になってましたが〜。北海道に住んでいた事があるので牛じゃ特にめずらしくはなかったです。
「チーズ」はちょっと面白かったですよ。どんどん熱していくとどろどろのミルキーのようになって冷めると 飴の様なチーズが出来上がりました。
今日も、乗馬!! るんるん!!! 残り1時間。目の前に見える小高い草原の丘の上に行きたいのに、なかなか行かしてくれないんです。 たぶん、馬が歩いてもいい所がだいたい決まってるんでしょうね。でも、みんなで「丘」を目指そうと 手綱を言われる方向と違う方に引っ張っりました〜。 日本語の「右」の意味を「左」と勘違いさせたのは私です^^;。
「右、右、右」って言うたびに「左」に行かせる様にしてたら、諦めたのか道からちょっとはずれて草原の中にも〜。ムフフ。バラけてきました〜作戦成功! でも走りません、この馬たち!! こ〜んな広いところでパカパカッと走ったらどんなに気持ちよかったかぁ・・・。 えっ? 落馬して今頃まだフフホトの病院^^;?
さぁ、いよいよ草原ともお別れです。 農家のおじぃちゃん、いい顔してたなぁ〜。草原にラクダ・・・砂漠のPR隊^^;?
8月でも、昼間ですら寒いと言う旅行記を読んでいたので、防寒着、ホッカイロ、雨具一杯持って行ったけど、結果的には、日中日差しが暑いぐらいで、全く必要としませんでした。その時々によるんでしょうね。 |
フフホト市内
バスに乗って、お昼にフフホト市内に戻ってきました。 お昼は、中華。結構豪華です〜。ツアーだと普通の中華料理がいろんな種類食べれてこの点はいいですね。 いつもは、2人での食事だから、飲茶系が殆どです。だって、普通の中華だと、おかず系、スープ系、ご飯系3品だけ頼んでも食べきれないし飽きちゃいます。 だから最近は、小籠湯包などの飲茶以外は、火鍋(自分で肉や海鮮・野菜をスープに入れる)とか、デパートのフードコートのような料理を実際指差して買える所で食べることが殆どですね。 メニューが読めればいいのですが、基本は「指差し」です^^;。
中華料理は、人数分のおかず系料理+スープ+ご飯が基本ですね。テーブルに乗り切れないからって・・・。 街で見かけた「なす」も載せておきましょう! でっか〜くまん丸ですよ〜。
さぁて、まだ2時。 これでホテルに帰してくれたら万々歳なのですが、そうは行かないのがツアー。 お土産屋さんに行って、しかも明日予定している「誰とかの墓」まで今日中に行くらしい・・・。 何で又明日の予定を今日にするのぉ〜、明日又別のお土産屋さんにでも行かされるんじゃ・・・って思いながらも、さすがに言えず、まぁいいかぁ〜、もともとフリータイムはないツアーなんだし〜って諦め。
でもですね〜。工場兼お土産屋さん結構良かったですよ。 だって、誰も日本語で案内出来ないからただ、ささ〜って見て、買いたい人は勝手に買って、適当に出て来たんでね〜。集合時間も言わないから、ボ〜ってバスの前で待ってましたけど。 北京からのスルーガイドのGさんも、この内モンゴルガイドRさんには何も言えないらしく、困ってましたよ。 「あのぉ〜集合時間何時って言われてますか?」「聞いてませんよ〜」って^^;。
工場内では、お土産の縫製を本当にしてました。
鮮やかな絵も印刷と思ったら手書きでした。
干し肉も手で計って袋摘め。キャンディーもひとつずつ、手でひねってですよ〜。 でも、この作業をオートメーション化してしまったら、人口の多い中国、失業者があふれてしまうんですって。だから人件費も安いんですよね。日本のよく出来た100円ショップ商品見る度に、安い人件費だから出来る事だって思いますものね。
バスに漸く全員が揃ったのがもう4時近く。 これから観光に行くの〜・・・って思ってた時です。 一緒にバスのそばで暑い中待っていたご夫妻の奥様が体調を崩されたようで・・・。 ガイドのRさん「具合が悪い方がいますので、ホテルに帰りますか?その方がいいと思う方?」って。挙手させることじゃないでしょ〜!! 帰った方がいいに決まってるでしょ!!! 一体誰が長く外で待たせてたんですかぁ〜!!!! まったくぅ〜ですよねぇ〜。 でも、内心「やった〜」「奥様感謝」「ホテルに帰る=フリー時間」でした(^_^;)!
夕飯は「しゃぶしゃぶです」。えっ?予定表は「ジンギスカン」。「本場のジンギスカン料理を・・・」なんて期待してないから、いいですよ、「しゃぶしゃぶ=火鍋」ですからね。 「6時半にロビー集合です。シャワーでも浴びてゆっくりして下さい」ですって! ゆっくり?冗談じゃないですよ〜。折角の2時間ちょっとのフリータイム、そのまま街にGO――――!!!
まずは、頭を洗ってもらいましょ〜。あそこですよ! この美容院は、よく中国である按摩サービスとかは別料金になっていたので本当に洗ってサッと乾かしてくれただけですが、夫は5元、私は10元(160円)。 安いですよね〜。ホテルのショボショボシャワーで洗うなんて考えられません!(^^)!
急ぎ足で、メイン通りにある、デパートの地下にあるスーパーへ。 デパ地下ではなく、大きなスーパーですよ。「超市」というのが、中国語で「スーパー」ですよ。 別にスーパーに行ったからと言って特別荷物を増やすようなものは買わないんですけどね。何となく見てみたくなりますよ、どこの都市に行っても。 お次は、バスの車窓から見て気になっていた「モスク」がずら〜っと並んでる場所へ。歩いてる暇はありません。どこ行きかわからないバスに飛び乗りました。 バスはどこまで乗っても1元(16円)安いです。 行き先わからないから「曲がるなぁ〜真っ直ぐ行ってね〜」って祈りながらの乗車です。 バスの中で背をかがめて「あ〜あの道路だぁ〜」って言う場所で降りました。 「回教小学校」とか書いてあった建物もあったのでイスラム教の街ですね。この通りは今年の4月に出来た新しい場所らしいです。 内モンゴルは、いろんな人種が混ざって住んでいますからね。
美容院の若いスタッフ 新しいイスラム教街
フリー時間がちょっとあるってわかった時夫が「ここに行きたい〜」って言いました。 その場所はラマ教寺院「大召」。寺院に行きたいんじゃないですよ。どうやら誰かの旅行記にその付近に「毛沢東グッズ」の専門店があると言うことが書かれていたらしい。 そう・・・何故か毛沢東グッズコレクションしてます・・・思想とかのファンじゃなくて、あのマオカラー姿の昔の中国的な雰囲気が好きなようです。 ・・・で、時間がもったいないから、イスラム教街という事がわかったので、途中でタクシーに乗車。 中国のタクシーは大体初乗り2キロ=10元が殆どですが、フフホトは6元(約100円)。 街中はメータータクシーばかりですから、値段交渉もぼられる心配もありません。
地図で「大召」を指差しGO−!! あっという間に着きました。 でも・・・どこにそんな店が・・・状態・・・。 警備の人に「有没有 毛沢東 商品店?」なんて書いて見せたら、指差すんですよ〜。 その方向に行くと、あれっ? 昔の街並みが残ってる〜いやぁ〜いい雰囲気!!
殆どアンティーク品か内モンゴルのお土産を売ってるんですが、有料公衆便所(3角=5円)も雰囲気があるし、横道にそれると民家。かなり歩いても、同じような街並みでした!
・・・で、結局、チンギスハングッズはあっても、毛沢東さん、いませんでした^^;。 でも、フフホト旧市街を歩けて、ラッキーでした。 どうも、旅行会社は歴史的に有名な所や近代的な所、誇れる所を案内したがりますが、私達はこういう一般庶民の住む所をブラブラするのが好きです。
タクシーでホテルに戻り、6時半ギリギリ〜! 疲れたけど気分はリフレッシュ!! 「お腹すいてきたね。火鍋楽しみだね〜。食事の後に『マッサージはいかがですか?』なんてオプショナルツアーまた言って来たりして〜」なんて、話した5分後でした。バスの中です。
内モンゴルガイドのRさん。 「食事の後に足裏マッサージはいかがですが? 爪まできれいに切ってくれます。90分のマッサージで豪華なところで3000円ぐらい、中級店で2000円ぐらいです」と^^;。 まぁ、北京に比べれば安いし、現地旅行会社のオプショナルとしては妥当な料金です。 日本で90分も豪華な店で足裏マッサージをしてもらったら1万円でしょうしね。 もちろん、私達は2日前に見つけてる安〜いマッサージ店に行く予定だから興味ないですし、他の方にそんな余計な事を言ってRさんの商売の邪魔はしないですよ。 第一私たちが行こうと思ってるお店もどんな店かわからないですしね。
中国のしゃぶしゃぶ(火鍋)も、ここフフホトではお肉は「羊」。 鍋は2つに仕切られていて、ひとつはラー油たっぷりの「辛いスープ」。もうひとつは「辛くない白いスープ」。 2人だけの時も、いつもこの両方のスープを頼みます。 私は、「辛い方」は全く駄目ですけど、夫が好きなんですよね〜。汗拭き拭き食べます〜。 お肉、一人一皿〜わぁ〜多いんじゃ・・・って思ったけど、薄いから「どこへ行った〜」状態であっという間。 17人のツアーだからいつも2テーブル。入った順とか適当に座るのでメンバーは変わるんだけど、何故か似たようなメンバーと一緒になり、段々遠慮もなくなり〜完食!! スープしか残りませんでした(笑。
さて、夜もふけ〜。 オプショナルマッサージに向かう半数の人以外はホテルへ。 ・・・戻りませんよ、部屋には〜。 さぁ、私たちもマッサージにGO−!!!
値段は「保健按摩」という、たぶん全身マッサージが28元。 足マッサージは18元らしい・・・。 ところが、入り口で38元という・・・。どうやら、入館料みたいなのが必要なようで。 まぁ、いいかぁ・・・。裸にタオル姿のおじさんたち・・・。サウナとか浴室もあるようですなぁ〜。
れれれ、、、部屋がかなり暗いです。でもツインベットルーム。 女性2人が来ました。いやぁ〜やはり全身マッサージは気持いいです〜。 特に好きなのが、頭と顔の壷押しマッサージ! 毎日やって欲しいです〜。 ウトウトしていたら、終わり! あれっ? なんかいつもより短い? 普通60分とか80分なのに。でも、時間確認してなかったからしょうがないですね! 「足裏もやる?」と言うようなジェスチャーのお姉さん。 あ〜別料金だものね、「いいの、いいの、いらないの〜」。
一人38元をはらい出口でボ〜っと看板を眺めていたら、こんな看板が〜。 何々、全身マッサージに+足裏マッサージ、その他にやったらめったらいろんなものが付いたコース合計141元が48元!!・・・・どんなフルコースになるのかわからないけど3分の1の料金ぐらい。 800円ぐらいのフルコース・・・体験してみたかった・・・。左の看板が目立ってたから〜。 でも、どうやら会員権か、クーポンを持ってないとこの値段にはならなかったようですけどね。
まぁ、いいでしょう〜。おやすみなさい。
7時間後。 おはようございます(^^♪ パチッ! テレビをつけます。 あれ〜、見たことがある顔ですねぇ〜。日本と言う国の首相です。はい、小泉さんですよ〜! 8月12日に中国に入国して以来テレビで「リーベン、リーベン」と日本の事を言っていたから、中国語がわからない私でも、15日が近づいてるからかぁ・・・と思ってましたが、その8月15日当日の朝、とうとう公約通り「靖国神社参拝」に行っちゃましたね。 どのチャンネルも、東京特派員からの生のレポートを入れての中継です。映像も、小泉さんが靖国神社の境内を歩いてる姿を繰り返しです。
おおお、、、東京はここです。 きれいなレポーターさんまで登場。
朝一番、北京からのガイドGさん。 「小泉首相が靖国に行ってしまいましたね。残念です。本当に残念です」 「でも、小泉はよくないけど、日本人の皆さんは賛成していない事も知ってます」と。 Gさん、この秋に結婚して新婚旅行は日本と言う事。途中、小泉さんから「さん」が意図的か、 間違ったか抜けましたが、日本人の半数以上がこの参拝に賛成したと言う調査結果を聞いたらどう思うでしょうね・・・。
さて、今日は、午前中市内見学、午後は北京へ飛行機で移動ですよ。 まずは、市内というか、郊外の中国四大美人の一人、王昭君のお墓見学。 んんん、、、四大美人の一人ですかぁ、、、聞いた事ない人だ、、、往復2時間、、、ここの見学希望してる日本人いるの?〜てな感じ。入場料35元(500円以上)。ツアー代に入ってなかったら入り口で待ってましたよ。 まぁ、、、小高い山に頑張って登って、景色見て、降りて来ました。 朝でよかったですよ。昨日の午後行ってたら暑くて大変でした。 そこでのビックリは〜トイレ!! 久々ですねぇ〜。ドアのないトイレ、横の壁も高さ膝の高さぐらい。 もう、、、入場料高い観光地でどうして? ですよ。 私は平気ですけど日本人同士一緒だとちょっと抵抗ありますよね。特にスカートじゃないとねぇ〜。 お風呂屋さんでは、真っ裸でも平気なのに変なんですけど。え? 用は足しましたよ(^o^)丿。
お次は、マンモスの化石が見られる内蒙古博物館見学。 感想? 骨ですね(笑。 モンゴル文字の説明も写しておきましょうね。 まぁ、この博物館ショップで「馬頭琴」のCDを買えたのは良かったかな。
お昼を食べて飛行場へ。 おおお、、、搭乗口付近のお土産屋さんになんと「ヘアヌード」のトランプが堂々と。 中国も変わったものですね〜。では、長くなりました。漸くフフホト、バイバイです(^_^)/~ |
北京の夜
3年ぶりぐらいかと思ったら、なんと6年ぶりの市内。北京で乗り換えることが多かったから最近行っていた気がしました。夕方北京市内着。蒸し暑いです〜。東京のようです〜。さわやかなフフホトからだから余計に。
「予定より飛行機が遅れたので、雑技を見てから北京ダック食べに行きます。天安門広場はそのあとで」と。 まぁいいでしょう〜。雑技見損なったらイヤですからね!
「内モンゴルのガイドさんがうらやましいです。北京は滞在時間少ないのにやること一杯あります」と。 フムフム、やることね〜。お土産車内販売ですよ〜。
まずは「印鑑」。なんと、一人2本づつ水晶や猫目石の印鑑材料をプレゼントと。 彫るの頼まなければ、返すんだと思ってたら、くれるんだって!! 上手いですね〜。タダで材料だけもらったら、申し訳ない・・・って思うじゃない。それに、棒の様な材料だけもらってもねぇ〜。・・・で、1本1500円。彫ってもらって「印鑑」にしようかと。 頼んじゃいましたよ、1本! まぁ、三文判以外の印鑑は持ってないから「実印」用に作ろうってね。 1500円の「実印」いいんですかねぇ〜^^;。 出来てきたら、なかなか。うちの名字2文字だと迫力ないけど、姓名の4文字で彫って貰った人の見たら「あれ〜かっちょいいじゃん! 年賀状に押したりして遊び用に作ればよかったかなぁ〜、でも「ひらがな」あったかなぁ〜」って。 結構、皆さん頼んでましたよ。お土産用ですね。でも、「印鑑」欲しい人どのぐらいいますかねぇ? お菓子やTシャツなどのお土産とかなら、食べたり、着たり、他の人にあげちゃうことだって出来るけど、印鑑はねぇ〜。いいなぁ〜欲しいなぁ〜って思った人、意思表示してくれれば次回機会があればお土産にしますよ。 彫るのを依頼すると、朱肉付きの箱に入れてくれます。 あと3本は、ただの「棒」。ツアー客の中には、「自分で彫る道具があるから遊んでみる」なんていう方もいましたが、機械じゃないと無理ですよ・・・。だれか、挑戦してみたい人いますか^^;?
印鑑の次は、お菓子の販売。 6箱入りとかのケース販売。空港で買うよりは多少安いですけどね。そんなに売れてなかったかな。
さぁて、「お茶屋さん」到着です。 時間がなくても、寄りますよ〜。現地旅行社の稼ぎ場所ですからね! 以前台湾で寄った事がありますよ。 なかなかオシャレなお茶屋さん。いろんなお茶の入れ方と説明。そして、販売。 いろんな種類を紹介するのに、価格はみんな1缶、1箱、2000円。 混乱せずに、価格で頭を悩ませる事のないように同一値段ですね。台湾もそうでした。 お茶好きのみなさんは、自分用にお土産用に一杯買いますよ〜。 試飲をしてるので品質はわかりますし、なんか買わないといけないような雰囲気もありますからね! 目の前に、ワンセット1万円分積まれて「もっと要りますか?」って^^;。
うち? 買いませんよ。普段紅茶・コーヒーは飲んでもお茶飲みませんからね。 来客用には、お土産とかで貰うんで充分なんです。いいもの戴いてますしね〜。 17人中うち以外に買わなかったのは、家が静岡で以前北京に来た時に買ったのがまだあるって言う方ぐらいだったかも。 中には、2万円以上も買ってる人も〜。
さぁて、お次は雑技!! 雑技と言えば、本場は「上海」ですよ。 2回「上海雑技団」見に行ったことあります。なかなかすごいですよ!! 北京では、京劇は見た事あったけど、雑技はなかったような・・・と思ったら前の旅行記見たら行ってますね〜。 全く記憶がない・・・・。まずい・・・。 今回のはかなり雰囲気が違いました。雑技を習ってる子供たちによる「雑技ショー」です。 ストーリーが横に字幕で中国語と英語で出てました。 本場の雑技団とは全く違いますが、華やかで見ていて楽しいと言う点ではGOODでしたよ。 西洋人が一杯。さすが、北京!! 日本人も多いと思うけど日本語字幕はなかったですね。 劇場に入る前に、ガイドのGさんがわざわざ「カメラ・ビデオOKです」と言ったので、一杯撮りましたよ。
華やかでしょ!! でも、撮影注意された方も多かったようです。 訳は・・・ガイドのGさん「2週間前は撮影OKだったんですが、フラッシュの光でミスをする事が多くなったので禁止になったそうです」・・・と、終わってから^^;。撮っちゃったもんね〜!!
あ〜・・・やっと夕食! 北京ダックですよ〜。 「全聚徳」、北京ダックでは有名なお店。 「前門」にあるお店は知っていたけど、なんか小さな店・・・。中心部ではなくチェーン店のかなり離れた場所のお店でした。 目の前で、切り分けてましたね。よく見てなかったけど。 雑技が終わってからでもう9時過ぎ。既に他の料理もテーブルの上に出てました。 北京ダックは、あのダックの皮をクレープ状のものにねぎや味噌を入れて巻いて食べるんですけど、私はそんなに好物じゃないです。1個食べたら充分かな。あの小麦粉の皮がぐにゃ〜ってして。 日本で食べると高いですが、中国では一人500円も出せば食べれる一品です。
いやぁ〜、いつもな海外旅行中、朝は食べないし1日2食で充分なのに、なんか食べてばかりいました。 でも、しっかりお腹もすいてたし食べれたのは、ちょっとづつ違うものを食べてたからでしょうね! アメリカのレストランとかでは食べれませんね〜。 あの量、見た目で飽きます。 1人分頼んで3人分ぐらいのフライドポテト付きのハンバーグとか・・・。 ヨーロッパも付け合せにポテトばっかり出てきたり。 食に関しては、アジア万歳〜!!です。
おごちそう様。 あれっ? 隣のテーブルの上は、いつの間にかいろんなお土産が〜。 レストラン内で「お土産売り」が始まりました。でも、興味がある方はどうぞ〜と言う感じですけど。 買う興味がなくても、見るだけ〜おおお、、、、シルクのパジャマ、小物入れなどのほかに、なんちゃって「ヴィトン」財布などが一杯〜。いいんでしょうか〜^^;。 なんちゃってもんは大好きですが、「ヴィトン」はあまり興味ないですねぇ〜。 「お財布3個で5000円」とか言ってたかな。 「シャネル」のなんちゃって財布を中国のどこかの都市で1000円ぐらいで買った事はありますよ。 時計なんて1000円のなんちゃって「ブルガリ」です〜。 フリー旅行の時は、なんちゃって製品店巡りはたのしいですけどね。値段交渉に疲れますが。
そうそう、値段交渉といえば、中国語出来ないんですけど、数字と値段交渉のフレーズだけは覚えてます。 「トウタオシェン(いくらですか)」「xxxxクゥアイ(元)」 「タウカイラ(高いです)ピェンイーイーディアルマ?(まけてくださいよ)」 と言う感じ。 今回のツアー中は、買いたい物がなかったので自分で値段交渉する必要はなかったんですが、ツアーの方が買ってる時にちょっと値段交渉の手伝いをしたら、皆さん私が中国語話せると勘違い!! 乗馬していて、誰かが何か話しかけられるとわたしを指差して「あの人が話せるから〜」なんてふられました。もちろん、普段の会話99%わかりません^^;。
中国に行く度に、中国語出来たら〜勉強しようかなぁ〜って思いながら、勉強せずに訪中8回。 ホテルや飛行場では英語でよくても、やはり現地の人と話せないとねぇ・・・。 英語も習いたての頃言われました「楽しては身に付かない」と。 そうなんですよね、でも、勉強嫌いなんです・・・(-_-;)。はぁ〜。
さぁて、いよいよ最後に「天安門広場」見学。 ははは、、、、夜の11時!! ツアー客が観光する時間じゃないでしょ〜。でも、しょうがないですよね、翌朝早朝にもう帰国しなくっちゃいけないんだから。バスを停めるのもかなり厳しいようです。 付近には、パトカー、警官があちこちに。特にこの日は8月15日。日本に対するデモ等の厳重警戒中の夜。夜遅く何をしてるかとパトカーが近づいてきたりして。
残念だったのは天安門は24時間ライトアップと思ってたのに、消えてました・・・。 残念!あのきれいな姿を皆さんにも見て頂きたかったのになぁ〜。 でも、2008年の北京オリンピックのカウントダウンボードは煌々と輝いてました! 開会式が8月8日8時なんですってね。中国人は「8」が好きだからだそうです。
翌朝5時半、モーニングコール。はぁ〜。 北京に1泊でも延泊したかったのにこのツアーは無理だったので、強制帰国!!
北京のガイドGさんも、空港内には入れません。 これはツアーでも同じで、チェックインは各自。 最後のGさんの言葉。「では、皆さんチェックインは頑張ってください。Dカウンターです」 あのねぇ・・・Gさん、その言葉で私たちウロウロ。 飛行場は大混雑!! Dカウンターじゃなくも良かったんですよ〜。掲示板見たらCでも・・・。移動しましたよ。 Dの混みこみ・・・そのまま並んでいたら最後は走ってましたよ、絶対!!
こんなに出国まで時間がかかったのははじめてかも。免税店も寄る暇無し。 こういう時に限って、飛行機予定通り出発ですからね〜。 まぁ、皆さんご無事で何よりです。
飛行機にあった新聞は中国語も英語もすべて1面「小泉首相靖国参拝」。あちゃ〜。
いやぁ〜5日間、正味3日間の「内モンゴルツアー」一緒に楽しんでいただけましたか(笑? こんなに長く書く予定じゃなかったんですよ^^;。 これでも、かなり「はしょり」ました〜。←うっそーって言わないで!!
ツアーメンバー17名。 そんなにじっくり話す機会はなかったですが、この17人のメンバーとならもっと長く旅を続けても楽しそうでした。統制を乱す人も、時間にルーズな方も無し〜。 個人参加の方と話す機会が多かったような。なかなか皆さん個性があって話も面白い! 個人で参加しても、誰かに頼るわけでもなく一人でも行動でき、且つすぐ皆さんと仲良くなれる協調性もある方たちだからこそ、こういうツアーにも参加できるんでしょうね!
偶然同じ名前&大学の後輩とわかった小学校勤務のTさん。彼女のクラスの子供達は生き生きした先生を毎日見られて幸せですね。世界各国旅して、そこの料理を学校でも紹介して楽しんで仕事もしてますね!
「子供が1,2歳の時に亭主に逃げられて母子家庭なのよ。だから仕事掛け持ちで土日も働いててねー、子供もみんな中学校から私立にやって今大学だし家も買ったから毎月50万円は何もしなくても飛んで行くのよ〜」と言うキャリアウーマン兼スーパーM母さん、凄過ぎです! 北京空港での初対面から目立ってました。だって、赤いワンピースにハイヒール姿。とても、これから内モンゴルに行く〜という感じじゃなかったです^^;。 フフホトでも携帯電話でずっと日本にメールしてました。働きすぎ・寝不足注意ですよ〜。
某会社の跡継ぎ予定のMさん。唯一の独身男性? 走ってる乗馬姿見たかったです。 今までいろんな仕事で社会勉強をして、これから社長になるんですかぁ・・・。モテモテでしょうね(^^)v。
その他の皆さんの事、お互い聞かなかったからわかりません。お土産でも買ってる時に「奥さんに買ってかないと怒られるからなぁ〜」とか「夫には買わないけど子供にはね」などというヒントでもあればわかりましたが。17人の内、子供がいるのがわかったのは、そのスーパーM母さんだけ!! まぁ、どうでもいいですね。結婚してても独身でも、子供がいてもいなくっても。 えっ? 夫にこそっと「家内にお土産何にしようかなぁ〜」なんて言わせてみたら面白かった^^;?
皆さん、お世話になりました!楽しかったです!! 自由時間が殆どなくても「発狂」せずに済みました(笑。 いつもなら出会った方にHPのURL入りの名刺カードでもすぐ差し上げるのですが、どんな旅行記になるかわからなかったので控えてしまいました。アドレスも知ってるのほんの数人の方だけ。
まだまだ中国は行きますよ〜。 近くて楽しくておいしい中国。 これからも日本とフレンドリーな関係でいられますように。再見! |