「いやぁー、いい天気、晴れてる」で始まった3日目。 3日目は朝から、いい天気。 テレビ塔も下の労働公園で、ダンスや太極拳をやっている人もはっきり見える。 やっと3日目にして、目の前の労働公園へ。 入り口で一人10元の入場券を買う。 今は、春のフラワーフェスティバル期間中なのでちょっと高め。 奥まで歩いていき、山の上にあるテレビ塔まで、行きはリフト、帰りはボブスレーというか 滑り台というか台に乗って滑ってくる券を購入(一人40元)。 やはり高いのだろう、ガラガラ。 でも、なんとなく道路の上をリフトで越えたりしながら登っていくのは面白かった。 テレビ塔に登るにはまた一人30元。 ここもガラガラ・・・。 どう考えても、高い。 10元ぐらいにしてもっと市民に利用してもらったほうが・・ ただ、上まで登ったのにガラスがすごく汚れているし,晴れているのに 青空ではなくなんとなく白っぽい空のせいか、あまりはっきりしない風景。 あっという間に降りてきてしまった。 夜のほうがよかったかなぁ・・・。 |
旧ロシア人街 タクシーで、旧日本橋と言われた勝利橋まで。 ここを渡ると、ロシア街。 正面にはなかなか素敵な芸術展覧館。ところが、その先は、まるで 「 「ハウステンボスロシア編」とでも言うべき、カラフルなロシア風建物がずらー。 露西亜風情通りというその一体は、旧ロシア人街を取り壊して観光地化された町を建築中 だった。きれいだが、そこには風情は感じられず、テーマパークか住宅展示場と言う感じ。 ただ、一本裏通りに行くとそこは、まだ旧ロシア人街のままの家々。 「 「こういう雰囲気が風情と言うものだろうにねぇ・・・」 どんどん近代化された建築を進めているこの都市に古いものも残して欲しいと思うのは外国人 の勝手な言い分だろうか。 |
中国式洗髪 最近海外に行くと、必ず美容院に行って頭を洗ってもらうようになった。 とは言っても、中国、ロシアなど物価の安い国の事ではあるが・・・。 「中国式洗髪」の虜になったのは、去年の北京から。 直接シャンプー液を乾いた髪のまま頭の頂点にかけ、マッサージしながら髪全体を洗っていく 方法である。これがはじめは驚いたが、実に良い。 何がいいかと言うと、頭のみならず、肩や首もマッサージしてくれるのである。 大連は、美容院や床屋がかなり目に付く。 外に値段表が張ってあった、天津街付近の1件の美容院に入る。 「請 洗洗 斗 和 吹 干(頭を洗ってブローして下さい) 」と書いてあるメモを見せる。 ついでに、「トウータオチェン(いくら?)」っと確認すると、 メニューと言うか価格表を持ってきた。 そこには、中国製シャンプーと資生堂など日本製のシャンプーの価格が出ていて もちろん資生堂の方が高かった。 シャンプーのメーカーにはこだわらないので、中国シャンプーでお願いする。 「他 20元、你 25元」つまり主人は20元、ロングの私は25元。 3人の若い男性美容師は大連では珍しい、茶髪。 私の担当者なんか、ゴールドでVの字に染めている。 染色見本を指差し「どう、やらない?」っと聞いてくる。 もちろん、断ったが。 20―30分かけてマッサージしながら洗ったあと、なんとドライヤーだけでなくストレートにす るこてまで使って、1時間もかけてブローしてくれた。 髪の毛、超サラサラ! |
「大連雑技団」と「大連京劇団」 雑技見物大好き主人。 「秘密の大連」に雑技の練習風景が見学できる事が書いてあった。 日本語可と言う問合せ先に電話をしてみると本当に日本語の上手な人が出てきた。 「すみません、雑技を見学できればと思っているのですが・・・」 っと言うと、「どうしてここを知っていますか?」っと。 本で知った事を言うと、著者を知っているようだった。 「今はお休みです。7日まで」と。どうやら中国の連休中は練習は休みのよう。 「 「D.Navi 5月号のスケジュール」に毎日19:00−20:20まで雑技公演と書いてあるので、 その事を尋ねるとそれもないとの事・・・・。 1、2日はありましたが、今は連休中で、みんな大連にいませんので」と。 突然の見ず知らずの者からの電話にもかかわらずとても親切に応対してくださった。 甲100元、乙80元という価格からすれば、大連在住の外国人向けなのだろうか。 この連休中は、在住外国人は海外旅行に行ってしまうという事? あきらめ切れない主人は、直接雑技公演予約の電話番号に電話している。 「FAXの音につながる・・・・」って言いながら何度もかけている。 「たぶん、この連休中はFAXに切り替えているんじゃないの」っと言う私に今度は 同じく「D navi」の京劇情報を読んで、 「5月5日の京劇は、武術メイン雑技いっぱいの物語」って書いてある!っと。 行ってきました。京劇。旧東本願寺で2時から。100元(学割あり)って書いてある。 フロントで尋ねたら、予約しないでも大丈夫でしょうとの事。2時から2時間との事。 中国式シャンプーの後急いでタクシーで着いた時はちょうど始まったところ。 入り口で「トウタォシェン」っと聞くと「80元」っと。 学割でもあるまいし、何故100元でないかはわからなかったが、安くなるのに越した事はない。 京劇を見るのは2回目。10年以上前に、北京で見たことがある。 その時は確か庶民価格で100円ぐらいだったと思う。今回の価格は完全に外国人価格とは 思うが、50人も入ればいっぱいという広さの劇場で生演奏で、豪華な京劇を間近かに見ら れるのは京劇ファンだったら涙もんだろう。 雑技いっぱいのストーリーがいつ始まるのだろう?っと期待してみているのだが、 1時間過ぎても母がどうとかお涙頂戴ストーリーのようだ。 もちろん、何言っているか全く判らないのだが、武術メインではない事は確か。 とうとう2時間過ぎても変化なし・・・。終わる気配なし。 「もう出よう・・・」っと主人。 外に出て、改めて看板を見る。 そこには、「D Navi」に5月12日にやると書いてあった≪四郎探母≫の名が。 5月5日≪八仙過海≫が何故か変わったようだった・・・・。 どうりで・・・。 |
旧日本人街 京劇を見た後、大連外国語学院の前を通り旧日本人街へ。 D Naviにカラーの大々的な広告が出ていたので、予想はしていたがここも ロシア人街と同じく住宅展示場のような新しい街が出来つつあった。 「2000年政府―大プロジェクト・大連南山日本風情一条街」っと言う事だが、 「うーん・・・」っとうなってしまう雰囲気。 まぁもともとの日本人住宅が屋根はかわらだが、その他は西洋風というかロシア風の住宅なの でそれを新しく作っているのだが、 これじゃ大連の人に日本人はこんな家に住んでいると思われてしまう。 西洋建築に屋根だけ「かわら」・・・こんな家日本ではまずない。 ここも裏通りには、まだ風情のある旧日本人街が残っているがどんどん取り壊されているような のであと数年経ったらここも、高級新興住宅地と化してしまうのだろう。 |
花市場 人民広場の裏手にあるという情報をもとにタクシーで行って見るとありました。 「徳博鮮花怘氾(DEBO FLOWERS and PLANT)」と言う花市場。 2日目に行った「裕景商城」と同じような感じ。 2階の一軒の花屋で、カスミソウ(8元)とピンクのミニバラ(10元) を購入。大きな花束分あるのに300円ぐらい。 日本で買うよりも5分の一ぐらい。 カーネーションや大きなバラもものすごく品質がいい。 これが日本に輸入されているので日本の花生産者も大変だと思う。 今回は、成田の検疫でなんと言われるか自信がなかったので、少しだけ、 それもドライフラワーとなるような花だけを買ってみた。 以前、バンコクに姉が住んでいた時、空港で売られているランの花は高いので、 箱だけ街の花屋で買って、花は市場で買ったものを詰めて持ち帰った事はあったが 今回は箱もないし、新聞紙だし・・・。 でも、精一杯きれいに見せようと、ホテルで、下葉ととげをはさみできれいにカット。 ホテルのバスルームで、花の下処理をしている観光客なんていないだろうねぇ。 ついでに、検疫で没収されたら残念なので、部屋で記念写真も! 因みに成田の検疫はOKでした。 もちろん全部紙をほどいて虫などがいないか調べられましたが、アジアからの切花は 市場で買おうと、空港内で買おうと検疫は必要で特に買ってくることには問題ないとの事。 そうとわかっていれば・・・・もっと買ってきたかったなぁ・・・! |
野力肥牛火鍋城総店 3日目の夕食は「火鍋」へ。 「火鍋」は大好物。まぁ日本のしゃぶしゃぶと同じようなものだし、今まで何回か食べたがいつも おいしかった。 ここは、かなり有名な店のようでいろいろな大連のホームページに名前が登場している。 人民広場の近くの「珠江国際大厦」へ。 まだ6時前だったのでそんなには混んでいなかった。 なんと写真つきメニューに日本語も書いてある。 ここの火鍋は一人一人小さな鍋で食べるものだった。 北京や上海では大きな鍋を真ん中において食べたが、大連はこの形式なのだろうか? でもこのほうが、自分が入れたものを自分のペースで食べられるので便利かもしれない。 「眼肉」と言うロース(225g―40元)と、春雨、きくらげ、きのこ類 そして時価のエビを注文。 肉以外は全部「半(ばん)」っといって、半分にしてもらう。 これでも、すべて、お皿に山盛りになってやってきた。 そして、なんとエビは、飛び出し防止の為ふたつきガラスの入れ物に入れられて! 生きたエビだった。半分でも20匹はいる。生で食べてもいいように、わさびもどきつき。 2,3匹生で食べてみたが、ちょっと生きているのは殻が剥きにくいし、火鍋に入れてゆでたの を食べるとこれが実においしかった。 最後にサービスのスイカ付き。 スープにたれを入れて飲むとまたおいしい。 少食なので特にうどんやご飯などを注文しなくてもこれでおなかいっぱい。 合計、165元。 半分がエビの値段。エビを注文しているのは日本人ばかりのようだった。 でも、このエビを食べただけでも大連に来た甲斐があるというぐらいおいしかった。 |
3日目の足裏マッサージ 南山賓館近くの在住日本人御用達マッサージ店「若石足道」へ。 ここは、ちょっと暗い感じがしたし、値段表も張っていない。マッサージ広告いっぱいの 「D Navi」にも載っていないが、ホームページ「日本航空マイレージバンク会員割引大連市内 優待店一覧」のトップに載っている。 もちろん、足裏マッサージ38元がJALマイレージカード提示で30元という情報もあったので JALマイレージカードも持っていった。(今回はANA便利用だったが!) 7時半ごろ入店。すでにかなりの客がいる。 いびきをかいて寝ている人も。気持ちよかったのだろう。 ここでも「足?、全身は」と尋ねられるがもちろん比べる為「足」 足マッサージは1時間ではなく45分だった。 他の2店より15分短かったが、腰に暖かい漢方薬がぎっしり詰まっているという枕みたいなも のをあててくれるのでとても気持ちよかった。 本当にどこの店でも、一生懸命もんでくれて38元。600円しない。 人件費がやすいのと過当競争の為この金額なのだろう。 申し訳ないが価格の面で本当に「マッサージ天国大連」を実感。 帰国後、夏はどこに行こうかなぁーっと思って台湾や韓国のガイドブックを見ているが、 「マッサージ、エステ天国」なんて書いてあるが、1時間4,000円とかそれ以上。 大連を知ってしまったら、もう・・・・・、魅力なし。 |
うじょうじょいる・・・・ 大連に来て感じた事。 なんてタクシーが多いのだろう。うじょうじょ! 10年まえで考えられない事だと思う。 初めて10年前にペキンに行った時は、バスには乗ったがタクシーに乗ったのは1回だけ。 確か料金がかなり高く感じたし少なかった。 それも乗ったのは、北京駅で上海行きの夜行寝台列車に乗りそこねあわてて旅行会社に駆 け込んだ時のみ。その時ですら白タクがしつこかった事を覚えている。 大連のうじょうじょいるタクシーは実に感じがいい。 10回以上乗ったが、すぐにメーターをきちんと倒し、きちんと目的地に連れて言ってくれる。 場所がわからないときは、「わからない・・・」といって無理に乗せない。 一方通行が多いので、遠回りをされているようにはじめは思うかもしれないがそのようなごま かしもなさそうだ。 そして第2にうじょうじょいるのは・・・・ デパートの店員。新しい日系のデパートマイカルなどにはそんなにいないが、ちょっと昔から あるデパートには、これでもかと言うぐらい店員が多い。 特に最近、日本では店員を探すのに苦労するぐらいだから・・・。 ただ、ここの店員は「いかがですか」などと売り込むことはなく、ただ立っている。 これはひとえに人件費が安いからできることだとは思うが・・・。 |