プロローグ
5月のゴールデンウィークから戻った次の日 「さてお盆休みはどこに行こうかなぁ・・」 て、考えていた。でもお盆も超繁忙期なのだから3ヶ月前では遅いぐらいだ。 でも、5日間で楽しめる近場で、あまり暑くない所ってない。 一応いろんなパンフレット集めて、台湾に決めた。すぐ予約OKとなったけれど、 次の日、ふと「下関からフェリーに乗って釜山に渡り、セマウル号でソウル」 に行ってみたくなった。 そこで、日韓共同切符を取り扱っているJTB池袋支店に行き、フェリー、セマウル号 下関までの新幹線の予約を依頼。でも、フェリー、セマウル号は2ヶ月前、新幹線にいたっては 1ケ月前でないと取れるかどうかわからない・・・・ でも、3ヶ月前に依頼したのだから大丈夫だろうと思い、 釜山、ソウルのホテルを電話で予約。帰りのソウルから成田へのJALもソウルでのチケット発券なら なんと1万円以下のプラスでビジネスクラスに乗れることがわかり、こんなチャンスはあまりないから ビジネスクラスを予約。 ホテルは、安いところにした分フェリーも1等にした。 ―――ルンルンだったのだが、その計画も2ヶ月前の 「残念ながらフェリーが取れませんでした」の返答で、パー!! どうやら、団体扱いのツアー(1年前から予約可?)などで、すでに一杯になっていたようだった。 それならそうとはじめから教えてよね――――!! ぶ・・・・・・・ しょうがないから、ホテル、飛行機全部キャンセルして、はじめに予約してあった台湾に行く事と なった。せっかく取れていたので台湾への道も一応キープしていた! 成田―台北の往復チケット+ホテルだけにして、向こうに行ってから花蓮までの汽車とホテル を手配しようかとも考えたが、費用計算してみたら花蓮・タロコ渓谷つきのツアーに参加する場合 とあまり変わらない。変わらないなら、この暑い中苦労する事もないので、ツアーに予約を入れて いた。 ただ、3日目に付いていた台北市内観光食事つきは、パスする事にした。 以前参加して、おみやげ物屋引き回しの刑もプラスされている事は十分承知していたので。 でも、このツアーへの予約は正解だった。 だって、8月1日に出た「9月1日付釧路勤務の辞令」で完全に頭の中は完全に「釧路」 となっていたので・・・・・ 頭を使わない、現地添乗員付きのツアーは、精神的に楽に出発できた。 |