3度目の中国、北京報告
 

 

 

 

 


期間 2000年5月3日(水)〜7日(日)

5月3日           10、000円=743元

1元=約13.5円

9時ごろ自宅出発。

東武東上線にて池袋、JR山手線にて浜松町。モノレ−ルで羽田。

え?なぜ羽田かって?

成田からの直行便が取れなかったから…

しかも羽田発関空乗り継ぎ大連経由北京行! ふぅ−…。

関空で時間があったので、暇つぶしに飛行機の離発着を見学。

去年ゴ−ルデンウィ−クの上海への航空券、取るのに苦労したので、今年は2月から北京5日

フリ−ツア−に申し込んだのに…。

大手の旅行会社の力もこんなもんか…。

 

午後9時新僑飯店着。

私たちには、贅沢なホテルだ。テレビをつけたらNHK衛星放送でバスジャックの中継。

でも、すぐ王府井へ出掛ける。 徒歩20分。

東安門夜市の屋台で、ラーメンらしきものと、アンニン豆腐らしきものを

食べる。…絶対ボラレタ!

美容院で、シャンプーブロー。(夜の11時過ぎなのにやっていた)

帰りはタクシ−。

 

*本日の出費*

 

東武線       300× 2  コ−ラ      5

JR        250× 2  ラ−メン     5

モノレ−ル     470× 2  アンニン豆腐   10

関空使用料   2,650× 2  シャンプ−ブロ− 30

見学料      100× 2  タクシ−     10

バス       380× 2

昼食      1,350

日本国内 計 \9,650.-   北京内 計 60元(\810.-)

 

 

             

5月4日

 

6時起床。CNNのトップニュ−スが日本のバスジャック。

このホテル、温泉なもんだから、朝からお風呂に入る。

7時30ホテル発。

地下鉄で、積水潭へ。ミニバスで万里の長城。 渋滞!

中国も1日から7日間連続の休暇中。どこも観光地は混雑。

前回、1日かけて、万里の長城以外にも行く中国人向けツア−に参加したが、

万里の長城で1時間半しかな

かったので、今回は自分達で万里の長城のみ。

ロ−プウェイで登り、徒歩で下るという軟弱コ−スを選択。

どこもメチャ混みなのに、ロ−プウェイはガラガラ。

それはその筈、超高い。

 

*一番すいている場所!*

「うっそ〜〜〜!!」

やられてしまった。下って来て、食堂に入って初めて気付く。

肩掛けバッグのなかに入れていたセカンドバッグがないことに…。

いままで、20数回以上海外行ってるけど、実害は初めてだ。

でも、油断し過ぎた私が悪い。

肩掛けバッグのファスナ−を閉めずにあのラッシュアワ−時のJR並の混雑の中を歩いて来たのだから…。

ボロいセカンドバッグ、地図、ノ−ト、ボ−ルペン2本、そして1万円。

昨日、お金を分散したのが間違いだった。

中国の現金でも1万円分も持ってないのに、1万円札を1枚入れて

おいたのだからバカみたいだ。

 

パスポ−ト、帰りの航空券はセ−フティボックスのなか。

クレジットカ−ドは持ち歩いていたが、違う場所で無事だった。

現金だけなので、交番に届けても保険も下りないし、時間の無駄なので、

即、あきらめ…。

 

ミニバスでもどる。

地下鉄で、シルクマ−ケットとよばれている秀水市場へ。

海外への輸出用に中国で作られている製品ばかりを扱っているので、

センスもよく日本で買うよりずっと安いので外国人に人気の場所。

シルクの可愛いパジャマ。

一応値段が付いている。180元(2、450円)

ガイドブックには半分以下には値切れると書いてある。

が…、半分以下に値切ったりしたらそこでおしまいだ。

だってそんなにする訳ない。

 

「2枚で100」と言ってみる。

「そんなに安くなる訳ないだろ!」って言ってる。

「じゃぁいらない」と言って立ち去る。

すると、遠くから、「OK」の声。で、戻って、2枚100元で購入。

180元の値札が、50元。こんなもんだろうと思ったが!

日本人は、半額からスタ−トしてしまいがちだが、これでは相手の勝。

 

雑技と言えば上海。

でも、「見たい」と言う鶴?の一声。

上海でも2回見た。9年前は、ダフ屋からチケット手に入れて。

去年は、直接言ったら売りきれだったが、ホテルで手配してもらったら10元の手数料

だけで手に入った。

でもここは北京。そんなに人気はないのか、開演45分前で

一番前の席をゲット。一人100元の席(¥1,350.−)。高い…。

どおりで、満席だが、殆ど日本人、西洋人、台湾香港人観光客。

 

ガイドブックの「夜でも飲茶が楽しめる」というレストランにタクシ−で直行。

いやぁ、変わったもんだ。何がって?

いつも公共の乗り物しか乗らないのにタクシ−ばんばん乗ってる。

だって…。地下鉄一人3元。乗り換えるとプラス2元。

つまり、2人で10元(¥135円)。

タクシ−、ず〜いぶん乗っても10元。

同じなら、楽な方がいい! 時間も節約できるってもんだ。

 

「夜でも飲茶が楽しめる」店は、改装中かつぶれたのか、真っ暗。

しょうがないから、並びの「鴨王」って言う凄い名前の立派なレストランに入る。

北京ダックセット、野菜の炒め物、飲み物、ス−プなどで、85元。

11時ホテル着。いやぁ〜、よく歩いた。

 

 

*本日の出費*

 

地下鉄          3×4  シルクパジャマ      50x2

2×2  Burberry'sのポロシャツ 60

ミニバス             腕時計          50

(積水潭→万里の長城) 15×2  Espuliのシャツ     50

(万里の長城→徳勝門) 20×2  サンロ−ランのシャツ   30

万里の長城入場券    35×2  ポロのシャツ       40x2

ロ−プウェイ      40×2  夕食(鴨王)        85

ラ−メン        10    タクシ−         10x3

コ−ラ          3    トイレ          0.3x6

雑技チケット      100×2  メントス          2x5

 

合計 945.8元(\12,768.-)

   

5月5日

7時起床。

8時半ホテル発。

北京駅へ。今日の午前中の天津行きは、指定席売り切れ。

翌日の9時の指定席券を購入。

地下鉄で、「鼓楼大街」へ。

徒歩で、昔からの四合院の町並みを散歩。「胡同巡り」実にいい。

*胡同の中のお店*

 

街のお茶屋さんで、ジャスミン茶を購入。

途中の美容院の看板。「洗髪10元(免費按摩40分)」入る。

ほんとに1時間のマッサ−ジ付きで10元!ブロ−をしてもらって、プラス5元。

 

バスで前門へ。水餃子3両(150g)と麺類で昼食。両方で100円。

天安門広場でのんびり写真撮影。

バスで、北京西駅へ。ここは、前はなかった変わった建物の駅。

結構遠い。バスで王府井に戻る。

 

ガイドブックに乗っていた「フカヒレの姿煮が70元から」の店へ。

フカヒレ−700元(250g)にビックリ。

「50gではダメ?」「ダメ」仕方ないから、フカヒレの入った料理とエビの料理を注文。

驚いた!大きな皿にエビフライが一匹だけ。

確かに、「毎只」とは書いてあったが、40元もするメニュ−だったのに。

チョット、お腹が満たされないままタクシ−で夜の天安門広場へ。

ライトアップされていてとても綺麗。

ホテル着10時半。

 

 

 

 

 

*本日の出費*

 

汽車の切符 軟座席 35x2      地下鉄        3x2

(北京→天津)            バス         2x2,1x2

シャンプ−ブロ−  10,15     タクシ−       10x2

鼓楼入場代      4x2      汽車時刻表       2

茅盾故居入場代    5x2      フカヒレ料理     50

水餃子(3両)    3.6      エビフライ      40

麺類          4      シャネルスカ−フ 25x2

コ−ラ        4,5      オレンジジュ−ス  6

ジャスミン茶     21      トイレ     0.3x3

 

合計 331.5元(\4,475.-)

 

 

 

5月6日

 

6時起床。

8時ホテル発。北京駅より汽車で天津へ。1時間15分で到着。

日本語の日帰りツア−は、何と一人990元(¥13,400.−)。

見学先は、古文化街、南市食品街、絨毯工場。お昼は、狗不理包子。

「よし、そのコ−ス、いただき!」

 

天津駅で帰りの指定席券をゲット。

バスで古文化街へ。何とシルクのパジャマが…。3枚80元で買えた。

タクシ−で、長春道市場へ。またタクシ−で南市食品街。

お昼は、もちろん狗不理包子。

自分達で行けば、10分の1の値段。

夕方北京着。

 

ガイドブックに載っていた「良子洗脚」へ。

「漢方薬を使って足を洗った後、マッサ−ジ1時間でとても良かった」という体験談。

138元は勇気がいる値段だが、日本では体験できないのでトライ。

日本語の看板が…。嫌な予感。

値段表がない。飲み物メニュ−、コ−ラが10元!

念のため値段を尋ねる。「3、000円」「え!何?」

「138元じゃないの?」「OK」「………」

まぁ、気持ちはいいにはいいが…。

10元で、シャンプ−、上半身マッサ−ジを経験していたので。

 

お会計。「500元」「う…うそ−!!」「138元×2 でしょ!」

「それは、中国人と割引券持っている人、外人240元」

「初めに138元でOK取った」中国人スタッフ5人を相手に粘る、粘る。

日本語はおろか英語もできる人がいない。

つたない中国語と筆談で必死だった。

どうにかやっと、138元でOKがでた。ふぅー!!

 

歩いてまた、秀水市場へ。

昨日買ったBurberryのポロシャツをまた買いに。

60元で買ったものだが、「いくら?」「120元」

「昨日50元でこれ買った」「質が違う」「じゃあいい」

立ち去る。「50元」の声。戻って買う。

昨日も50元で買えたのか、それとももっと安いのか…。

 

大使館街を歩きながら、日壇公園の入り口にある、日壇飯荘へ。

西洋人が半分以上。英語のメニュ−があり、英語も通じる。

オ−プンガ−デンで雰囲気もいい。何でも安い。

北京ダッグセット、ス−プ、坦々麺、フレッシュジュ−スで合計、61元。

非常に美味しかった。

 

特に北京ダックはお勧め。メニュ−は58元。

1羽では多いので、半分を頼んだら、ダックス−プ、包んで食べるクレ−プの様なもの、キュウリなどの野菜がタップリ付いて、29元。

4人で他の料理と合わせて食べてもいい量だった。

これで、400円しないのだから!

タクシ−でライトアップされた北京駅へ。歩いてホテル着。10時半。

 

 

*本日の出費*

 

地下鉄         3x2   汽車(天津→北京)     20x2

バス          1x2   ビ−ル           2.5

シルクパジャマ(3枚)  80   ゼリ−           5.5

自電車の置物       30   ケ−キ           6

タクシ−        10x5   夕食(日壇飯荘)

昼食−(狗不理包子)       北京ダックセット(半羽)29

(8個の包子、鳥肉料理) 26   坦々麺          2

アイスクリ−ム     2.5   フレッシュジュース   15x2

良子洗脚       138x2

コ−ラ          10

合計 597.5元(\8,066.-)

 

5月7日

 

朝から胃が痛い!北京ダックの食べ過ぎか?いつも余り油取ってないもんなぁ…。

 

でも9時ホテル発。5日に行った鼓楼大街に地下鉄で。

もちろん目的は、あのシャンプーとマッサージ。

*美容院のスタッフと写真を撮る*

外人は初めてだったのだろうか?

私を担当した18歳の女の子にさようならを言った時抱き付かれて驚く。

アメリカ人、カナダ人の友達にはよくされるが、中国人にもそんな習慣あるのだろうか?

何かうれしい。写真を送ろう!

 

12時ホテルに戻る。

チェックアウトした後、歩いてすぐの新しいデパ−トへ。

地下のス−パ−は日本と同じ雰囲気で、価格は中国価格。

余っていた中国元でジャスミン茶とメントスを買う。

 

15時発の臨時便で、関空へ。関空からANAで羽田へ。

いやぁ、日本のスッチ−は愛想がいいなぁ!

羽田からモノレ−ル、JR,東武と乗り継いで、午前0時半我家着。

翌日は朝6時起き出勤。う〜ん、眠い!

 

 

*本日の出費*

 

地下鉄         3x4     出国税    90x2

タクシー          10     モノレ−ル  470x2

シャンプ−マッサ−ジ 10x2     JR     250x2

コ−ラ         2.1     東武     300x2

メントス         2x10

ジャスミン茶    10.4x3

 

合計 275元(\3,717.-)    日本円…\2,040.-

 

あとがき

 

9年ぶりの北京はやはりだいぶ近代化されていた。

日本と変わらないデパ−ト群。

綺麗な道路。

都心部の人々の服装、日本人と見分けが付かないほど似てる。

タクシ−も一杯。

でも、トイレは相変わらず、扉なしが多い。

あっても閉めない。これは一種の文化だろうか。

温泉では人前で平気に真っ裸になれる日本人の心理と同じかもしれない。

たぶん10年後も余り変わってないかも。

 

フォ−ク式とよばれる、一列になって並ぶ方法はまだない。

窓口殺到。早い者勝ち。

公務員の月給が、1、000元前後(13、500円)とのこと。

アルバイトとして、空港とホテルの送迎を朝晩、休日と頑張っていた

現地係員さん。平日は区役所勤務だそうだ。

1時間以上かけてシャンプ−マッサ−ジを10元でしてくれると

言うことは、時給70円ぐらいだろうか?。

 

有名な観光地は今回は殆ど行かなかった代わりに、庶民の暮らし

を少しだけ垣間見れた気がした。

 

また、いつか!

 

 

会 計 報 告

 

北京フリ−5日間   \123,500.-x2(カ−ド支払い割引5%引き後)

(近畿日本ツ−リスト)

中国観光ビザ代

(アクロス)      \6,300.-x2

日本円支出金      \11,690.-

中国元         \31,000.-

 

合計       ¥302,290.−(2人分)

 

ゴ−ルデンウィ−クでなかったら、ツア−代が半分以下!

あ〜ぁ、と思いながら、でも満足!!

いやぁ・・北京は実に面白い!!

また行こうっと。

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