ベトナム4人旅 2015.1.11-1.15
「ハロン湾、行ってみたいわ」 今回の旅は、母のこの一言から始まりました!
添乗業務が閑散期と言う事もあってここの所、毎年冬にどこかに出掛けています。 この時期なので、行先は日本より暖かい所を選んでいます。
母の一言を聞いてから数日以内に偶然新聞で安いベトナム旅行の広告が出ていました。 ベトナムは既に夫と3回行っていましたが、ホーチミン2回、ハノイ1回。 前回ハノイに行った際に、ハロン湾は行って無かったので今回母の希望のハロン湾と私達が行った事のない ベトナム中部に行く事にしました。
義母に声を掛けたら即答OK! 両方の母親同伴での4人旅、4年前のエジプト、2年前のドバイに続き3回目です。
安いツアーなので添乗員なし、現地日本語ガイドのみです。 ネットで申し込み、メール便で書類が直前に届いただけの超シンプル。 パスポートの有効期限の確認とか日本でのチェックインは自己責任。 空港にも係員なし。自分で航空会社のカウンターで荷物を預けるだけです。
今回空港に係員がいないのもいいなぁ〜って思いました。 …と言うのは、日程表と一緒にEチケットも送られて来たので、自宅で出発前日に Webチェックインして座席も選べたので。 ベトナム航空直行便でハノイです。
前回ハノイに行った時は香港乗換。 便利になりました。 朝10時に成田を出発し15時頃に昨年の大みそかにOPENしたばかりの ノイバイ国際空港着!
日本の大成建設が作った巨大できれいな空港です。 ベトナムでは日本のODAによりあちこちに施設が建設されているのでベトナム国旗の横に 日の丸が描かれている看板等をよく見掛けます。
ベトナムの貨幣は「ドン」 現地ガイドの一人が 「ドンの意味は、どんどん使って下さいのドンです。日本円は置いて行っていいです〜」 なんて言っていました^^。
荷物を受け取っている時に両替もしてしまおうと思ったら、両替は外と・・・。 これって嫌なんですよね〜。 外には、お財布を狙っている人も多いし、前回ハノイで両替した時、10000円分両替したのに 騙されて8400円になってしまって・・・。 その場でちゃんと確認しなかったのがいけないのですが、なんせ、桁が多くてピンと来ません!
今、円安なので10000ドン=約60円です。 つまり、0を3つ取って、6倍すると「円」
外に出て、現地ガイドさんと合流後に両替しようとしたら 「両替してあります」と。
「う〜ん」って思いましたが、そんなに悪いレートでしているとは思えなかったのでバスの中で両替。 10000円=1700000ドン 170万ドン の方がわかりやすいですね。
ベトナムにもコインはありますが、事実上は使用されて無いようです。 一番小さい単位が1000ドン=6円で、1000ドン単位だと、足りなくても文句も言われないし 逆にお釣りも出ないと言うアバウトさです。 20000ドンと200000ドン紙幣とかを間違えて出したら大変ですが^^;。 まぁ、コインが無いのは楽です。
今回は、現地ガイドが付きますが、ツアーメンバーの日程、ホテルがバラバラなので、毎日違うメンバー の組み合わせとなっていました。
初日のハノイのホテルは3−4カ所に分かれていたようで、私達のホテルには、私達ともう一組がチェックイン。 旧市街に近い便利な場所だったので、荷物を置いたらすぐに散策開始!
まず、ホアンキエム湖と言う湖の湖畔から「電動カー」に乗って散策しようと行ってみたら あと30分後じゃないと電動カーの空きが無いと言われたので、湖畔を散策。
日本と同じく5時半過ぎると暗くなってきて、ライトアップされて来ます。 ロータリーの周りの車道は車、バイクが一杯で、信号もないので渡るのは度胸が要ります。 どんどん暗くなって来ました。
6時になり、電動カーに乗りました! この電動カーの事は「地球の歩き方」に乗っていましたが、一人15000ドンと言う様な乗り方ではなく 乗り場に「35分 15万ドン」 「60分 25万ドン」 と言う表記があったので、貸切のみになっているかも知れません。 値段交渉しなくていいのは楽だし、4人なら一人225円です。 一応8人乗りなので、8人で移動したら一人112円しかしません!
ベトナムに到着した時、雨が降っていたのですが、ちょうど私達が散歩する頃には止みラッキーでした。 ベトナムの南部、ホーチミンは年中暑くて、中部の今は日本の春秋の陽気、北部のハノイなどだけが四季が あり、最低気温が10度ぐらいになります。 一番寒い時期ですが、日本からの服だと十分OKです。
雑踏の旧市街を両母連れで歩き回るのは大変なので、この電動カーは楽でした。 何か買いたい物があれば貸切なので停まっても貰えます。
次に向かったのは、新市街の方に新しく出来たショッピングセンター「Vincom City towers」へ。 3つのタワーからなっていて、その中の一つにスーパーが入っています。 タクシーで。 タクシーもメーターで動いているので殆どぼられる事はないと思いますが、渋滞とかの関係か 行きは、約7万ドン(420円)帰りは、4万ドン(240円)でした。 かなり乗ってもこんな代金なので、ベトナムではタクシー移動が楽です。
スーパーで、インスタントの「フォー(ベトナム麺)」やお菓子を購入。 そんなにお菓子は安くはないですが、近代的なショッピングセンターの中のきれいなスーパーなので食べ物を買うには安心です。 この写真のフォーが27円ぐらい。 売っていたフォーの中では高いのを選びました。 日本のカルディや元町ユニオンとかでもフォーは売られていますが、一袋130円ぐらいします。 帰国して食べてみましたが美味しかったのでもっと買ってくれば良かったです。 ラーメン類や調味料、スープとかって買ってもそのままの事が多かったですが、これはすぐに食べちゃいそうです!
その後、このショッピングセンターの中のレストランで夕食。
「日本語メニューあります」と言って見せてくれたメニューは「中国語」^^;。 英語のメニューはありましたが写真が無いとオーダーしにくい・・・。
写真は北京ダックの様な感じ。 これはまぁまぁだったのですが、それ以外のチャーハンや麺類、他にも頼んだのですがハズレ〜! 全部で80万ドン(4800円)だったので、ベトナムではかなりの高級レストランだったと思いますが。 屋台の方が美味しかったかなぁ〜。 でも、両母いるとなかなか雑踏の中ではねぇ。
2日目の朝。超早い出発! これにはビックリ!!
日程表には8時と書いてあったのでそれでも忙しいかなぁ〜って思たらなんとうちのホテルは6:35出発!! ひぇ〜、、、、 朝食は6:15〜
いつもの私の添乗ツアーでもどんなに早くても朝食6:30〜で出発は7:45〜ですよ!! バイキングの朝食がたったの20分・・・。 これ日本でやったら、クレームもんです^^;。
まぁ、2日目の夜にハノイ→ダナンの飛行機に乗る為に余裕をもってハロン湾ツアーを済ませたいのはわかりますけどね。 ベトナムなので、朝食6:15〜と言っても実際は遅くなるんじゃと心配しましたが ちゃんと6:15〜食べられるように色々用意して貰えました!
ひとつの階に2−3つの部屋しかない小さなホテルでしたがスタッフがフレンドリーで とても感じよかったです! 「ザーバオ(ギアバオ)グランドホテル」
ホテル前で乗ったバスには既に数人の日本人が。 その人たちは、朝食はお弁当対応(フランスパン、果物、ヨーグルト等)だったので レストランで暖かいものを食べられた私達はまたラッキーだった方です。
母が行きたかった「ハロン湾」 1994年に世界遺産に登録されています! なんと、ハノイ市内から片道3時間以上掛かりました! 前回はタムコックと言うやはり奇石とかがある方での船に現地で手配して乗っていました。 どうして世界遺産のハロン湾に行かなかったのだろう〜って思っていましたが遠過ぎると思ったからでしょう。
途中のトイレ休憩は、もちろん土産屋。 早速、両母、一杯買っていました^^。
久々に晴れたと言うハロン湾!! 現地ガイドさんも晴れてとてもうれしそう〜。 その気持ちはよくわかります^^。
ツアーメンバー20名ぐらいで貸切の船でした。 中はレストラン風になっていて2階にはデッキがあり眺めも楽しめます。
途中で鍾乳洞にも入りました。階段が合計300段あるので足に自信のない方は船に残っていいのですが、両母 もちろん行きました! サッサか登っていましたよ。いやぁ〜実にたくましい!!
中々素晴らし巨大な規模の鍾乳洞見学後は、お待ちかねのシーフードのランチ!
採れたての海老、あさり、カニ肉の甲羅詰め どんどん出て来ます! どれも美味しい〜!! 特に、ボイルしただけの海老と揚げたてのカニ肉の甲羅詰めと熱々の春巻き、最高〜!!
揚げ魚のトマト煮、揚げ春巻き、イカと野菜の炒めもの
横づけで小さい船が寄って来て新鮮な果物、海産物を売りに来ます。 その場で調理してくれると言う「カニ」「シャコ」「ハマグリ」等もありましたが、これだけ料理が出たらそんなに食べられません。 でも、フルーツは別腹〜! 今は、マンゴーの季節!! 大きなマンゴー3個で10万ドン(約600円) 2個を切ってもらいました! ゆっくりと昼食を食べのんびり、ハロン湾の景色を楽しみました。
翌日一緒になったメンバーからすごい話を聞きました。 そのコースはハロン湾に1泊するツアーだったようですが、日程表にはただ「ハロン湾泊」記載だけ。 他に何も情報が無かったのに、なんとカヤックとかいろんなイベント付だったそうです。
天気の良い中のカヤックならまだしも、この晴天の前日は雨で、悪天候の中、カヤックに乗り、合羽は貸してもらえたそうですが 全身ビショビショ〜! しかも、自分で漕いで船に戻るのに、周りにスタッフもいない状況で薄暗くなり必死に漕いだとか。 さすがにそのコースだったら両母親はパスでしょうねぇ? でも、付いているなら勿体ないと思って参加したりして^^;。
ハロン湾からハノイに戻り、飛行場へ。 飛行場に行くと予定の飛行機の時間が変わっています・・ 遅延とかではなく、出発時刻自体が・・30分遅れに。
余裕をもってハロン湾に行ったせいか出発まで2時間以上も・・・。 個人旅行なら、一便早い飛行機に変更したいとこですが、 先方のダナンにもガイドさんが迎えに来るのでそう言う訳にも行かず・・・。
でも、ダナン到着予定が既に9時でその後に夕食だったので、ダメ元で言ってみたらよかったかも。。。 だって、結局ダナンに着いたのは1時間半遅れの10時半!
なんと、飛行機の中で1時間以上アナウンスなしで待たされました…。 ベトナム人の微笑みは素敵なのですが、CAも含めて飛行場関係、不愛想な人が結構いまして。 CAに「どうして飛び立たないのですか?」と聞いても 「チェックに時間が掛かっているんじゃ? キャプテンから指示がないからわからない」と。
1時間以上機内で飛び立たずに座ったままでしたが、意外と皆さん冷静。 トイレに立つぐらいで、文句を言う人も無し〜。 よくある事なんでしょうね。
この飛行機は3列、3列だったので、私が外国人のカップルの隣へ。 英語を話す西洋人カップル。
てっきり、アメリカ人、カナダ人とかだと思ったらなんと南アフリカから! しかも、生まれも育ちも南アフリカ。 私の知識の中には「ヨハネスブルク」「ケープタウン」はあっても南アフリカと言えば黒人と言う印象ばかり。
帰国してから「南アフリカ共和国」の首都は「プレトリア」と言う聞いた事もない都市と分かりました^^。 このカップルは、ドバイ経由で香港に行き、香港の友人宅の後、ベトナムのダナンの友人宅に遊びに行く途中でした。 降りる際に名刺をもらったのでHPみてみました。ウェディングプランナーをしているようです。 http://www.runawayromance.com/ どおりで、会話の中で「日本人はどんな結婚式をするのか?」 とか質問されたのだと思います。
日本は行ってみたいけど、まだ行った事が無いと言っていました。 南アフリカからアジアは遠いですからね〜。 アフリカの中にも西洋諸国の様な国、都市があるのも初めて知りました!
このフライトの遅れは南アフリカ共和国の人と初めて知り合う 貴重な国際交流時間になりました♪
ダナンでは、男性のガイドさんが待っていました。 「これから夕食ではなく、夜食です」と。 そりゃそうです、既に夜の11時前。
ダダダ〜って料理が運ばれて来ました。 最後には、フォーも。
そのフォーだけ写真撮りました。 麺に熱々のスープを掛ければ美味しいんでしょうが、、、 スープがすでにぬるくなっていました・・・。 まぁ、レストランのスタッフも早く帰りたいですよね! ダダダ〜って片づけていました^^;!
上の写真の箱のような写真は、ハノイの空港にあった物。 カプセルホテルの様なものですね。 トランジットの時間をここで寝て過ごす人もいるのでしょう。 一晩いくらかチェックすればよかった!
漸く長い一日が終わり、12時ちょっと前にホテルにチェックイン。 市内のホテルで2013年に出来たばかりの龍形の「ロン橋」のライトアップを部屋からちょっとだけ見られました。 12時になったらライトアップ終了でした。 もうちょっと早くホテルに到着していたらライトアップを見に行けたんですけどねぇ。
3日目はホテルを11時半出発だったので朝食後は市内散歩。 「ロン橋」を見て、ハン市場へ。 野菜も果物も新鮮です!
アジアの市場はどこも同じような感じです。 今回の旅行の中で私が望んでいた事が3つありました。
その1. 夜のランタンが並ぶホイアンの散策 その2. 夏の添乗用の黒のシャツを作る その3. 腕時計のボロボロのベルトを交換する
この「ハン市場」で「どこかにこの時計のベルトを交換してくれるところない?」と聞いたら時計屋さんを 教えてくれて、7万ドン(420円)で同じような黒の革ベルトに交換! その3.完了!
母、うれしそうでしょ? その訳は…。
母も時計のベルトの修繕をしてもらいました! まぁ、母の時計は前日にハノイ空港で買ったばかりなんですけどね。
・・・今回の母の時計ストーリー・・・
初日の昼間 母「腕時計忘れちゃったのよ」 初日の夜 母「持って来た目覚まし時計も動いてないのよ」 ・・・・ ホテルのフロントマンに電池を持って来てもらい交換しても動かず・・・ ・・・・ 「携帯の時計を見れば」と言って電源を入れたら 「バッテリーを充電して下さい」と言う表示。。
何で使用していないのに、バッテリー切れ? 母「時間もわからないんじゃ寝られないわ」と。。 まぁ、義母と同じ部屋だし、こっちも起きたらノックするから〜と^^。
・・・で、時間があったハノイ空港で売られていた時計の中で気に入った時計を買おうとしたら 店員「この時計、電池切れでダメ」と。 私「電池交換できないの?」 店員「やり方わからない」って。。。
しょうがないから他の時計を買ったのですが、翌朝にはベルトホルダーが取れたとか…。 ・・・で、私がベルトを交換してもらった時計屋さんで無料修理^^;。 いやぁ〜、、、長い時計ストーリーが無事完結(笑)
さて、市場の次に大教会に行こうと思ったら、シクロのおじさんが声を掛けて来て・・・ 「こっち、こっち」と道案内。。
ん〜乗る予定無いのに・・・ でも、教会を見たら後はホテルに戻るだけ。
「30分、市内を回って15万ドン」とおじさん。 「4人で?」 「YES!」と。
母2人と私達で2台のシクロ。 本来1人乗りのシクロなので、お尻が飛び出しそうなぐらいの窮屈でしたが・・・ 道路を走り〜走り〜走り〜 「楽だね〜」「面白いねぇ〜」と走り ホテル前に到着!
15万ドンなので20万ドンを渡してお釣りをもらおうとしたら 「No、ノー 1台15万ドン」って!! ・・・・ 「え〜、、、4人でって言ったじゃない!」と言っても 「1台だよ」って。。 あちゃ〜・・・。
まぁ、私も詰めが甘かったし、悪い人じゃなさそうだから30万ドン支払いましたけどね。 でも、その後2人だけの写真を撮ろうとしたら 「ノー」って言って顔を伏せました。
撮った写真を見たらみんなで写っている時も横向き。 これは、やはり何か後ろめたかったんじゃ?
でも、1台に2人で100キロ以上を乗せて自転車を30分漕ぎ続けるのは大変ですからね〜。 一人あたり、450円! 日本では考えられない値段です。 鎌倉、京都あたりなら人力車での案内、10分3000円とかしますから!
それに、英語が出来たので、市内の案内もしてもらいました。 一番右は、新市役所とか。 ロンドン市内にもこんなビルがありました! 左はイケメンの花屋さん^^;。真ん中はダナン大教会。
路上にはアレンジした素敵な花が! いくらするのか聞けばよかったなぁ〜。 最終日なら、成田で検疫通しても買って来たかったです!
3日目、午後はツアーに付き物のお土産や巡り。 一カ所はダナンの近くにある「五行山」で採れた大理石のお店。 大きな立派なビーナスや、こんなパンチパーマ君を作る過程を見せて貰ったりしてトイレに行って何も買わず^^。
もう一軒は、ホイアンのオーダーメイドショップ。 こっちも、お蚕さんからのシルク説明、刺繍、テーブルクロスの代金とかの説明。
全くしつこくなく、説明のみ。 売る気ないの〜って言うお店2軒
きっと、興味がある人はその値段で買うんでしょうが、私の希望その2.のオーダーシャツは50ドル〜。 6000円も出してコピーシャツを作ってもらう必要はないので、ここではする事ないのでブラブラ〜。 外には観光用シクロが一杯! 昼間でしたがランタンも売っていました。
この後、ビーチ沿いのレストランでランチ 真ん中の料理はバナナの花の炒めもの。右の揚げ春巻きの様な中には1匹ずつ海老が入っていて美味しかった〜。
いつも、これに1−2種類のスープ、ご飯類、果物も出ます。 4人で、マンゴー、スイカ、レモン、パッションフルーツのフレッシュジュースをオーダー。 ビールが1本200円ぐらいの時もあるのにフレッシュジュースは400円ぐらいします。 でも、フレッシュジュースはやはり美味しいです!
さぁ、いよいよべトナム中部の都市ホイアン観光です! 1999年に街自体が世界遺産に登録されました。 16−17世紀の最盛期には、日本人が1000人住んでいた場所です。 東南アジアにはタイのアユタヤ等でも日本人が住んでいましたが、このベトナムでも! 当時「朱印船」に乗ってはるばるこの異国に住んだ日本人に逢って「何故ここへ?」って聞いて見たいです^^。
右の写真は「来遠橋」通称「日本橋」 真ん中の写真は、この日本橋から見た風景。
下の写真は街の昔からの建築物を保存している街並みの中心地
お土産屋も、西洋人で賑わうCAFEも一杯。 薄暗くなると提灯が灯って来て風情が出て来ます。 この街並みの中をシクロで回ると言うツアーもあるようです。
今回ガイドが紹介したオプショナルツアーとして、夕食後30分シクロで散策してホテルにシクロで戻ると言うのがありました。 一人10ドルでしたが、誰も参加せず。 ホテルはすぐ近くだったので歩いて帰れますし^^。 ガイドさん「商売失敗しました」って^^;。
暗くなったらランタンが益々ス・テ・キ!! 日本橋もライトアップ! 川に流す灯篭も売られていました。
ここで45分のフリータイムとなり、街中のオーダーショップの一つに 「シャツのコピーいくら?」って聞いたら 「18ドル」と。 ポケットを付けてもらっても19ドル。 希望その2.の添乗用の黒シャツをオーダー。 翌日の夕方以降なら引き取りOK!
他の店では25ドルと言われました。 昼間にツアーで立ち寄ったお店に比べれば半額ですが、地球の歩き方とかいろんな旅行記には15〜20ドルぐらいって 書いてあったので18ドルならOKです! まぁ、オーダーメイドは店によって出来不出来も色々でしょうから比べられませんけどね。
3日目の夜の夕食は、ホイアンの3大名物。 左から白いバラの様に見える?から名前が付いたらしい「ホワイトローズ」 「真ん中は揚げワンタン」 右は、汁なし麺の「カオウラ」
その他にもこんな料理やごはん類、スープなど。
段々似た様な料理は写真撮らなくなりました^^。
夕食が終わって8時頃。 またランタンの街に戻りました! 暑くも寒くもない陽気の中。 夜市もやっていてランタンの街、ホイアンの夜の散歩お勧めです!
最終日の夜にはマッサージもしようと思っていたので、ちょっと下見を兼ねて見て回りました。 一軒でシャンプー&ブローを10万ドン(600円)でやって貰いました。 ホイアンのホテルは新しくても夜にお湯が出なくなっちゃうんです。 特に夜の9−10時頃、みんなが一斉にお湯を使うと急にでなくなりました。。 髪の毛シャンプーしていたら大変ですよね!
ホイアンのホテルは、昨年出来たばかりの「タンビンリバーサイドホテル」 実は、私が新聞の広告を見て申し込んだツアーは最後の2泊がスーペリアのこのコースだったのですが、 確かその後、新聞に2000円安い同日程のコースの募集広告が出て 「え〜、、、同じ日程なのに2000円安い・・・申し込みなおそうかな・・・」 と思い、よく見てみたら、安い方はスタンダードホテルだったので、それなら面倒だから・・とそのままにしました。
変更しなくて正解! スタンダードホテルは、3つ星なので泊まるには十分ですが、この街並みまで歩いて行けない場所でした。
普通、良いホテルは、ちょっと郊外だったりするので、どんなクラスのホテルでもいいけど便利な場所が好きなのですが このリバーサイドホテルはこの街並みに徒歩10分^^!
朝食ビュッフェもフォーもあるし、パンやフルーツの種類も多かったです。 半袖ではちょっと寒い陽気でも、西洋人は泳いでいました! バルコニーはうちのマンションと同じような感じですが、うち以上に隣のバルコニーが 近いのでちょっとリラックスは出来ないかも知れませんが。 デラックスではなく4つ星、スーペリアクラスのホテルですがとても便利でした!
4日目の午前中はフリー。 食後にまたすぐに出掛けました! ブラブラ散歩しながら、市場まで。
特に欲しいものが無くても海外での散歩は楽しいです! そうそう、両母親達はたとえダイソーの100円ショップでも売っているよ〜って言っても 「こういう所で買うのが楽しいのよね」と言って、1個300円ぐらいでちっちゃなバッチャン焼き柄の器とかを購入^^;!
この日は朝から曇天。 ポツポツと雨が降って来たので、傘を出そうかなって思った時に、 ホイアンに3店あるオーダーメイドショップの一つ「YALY」の看板が。 冷やかし半分に覗いて見ていたら一つ目に留まったコートが・・・。 特に母が絶対足を止めると思ったら、やはり止めました^^。 わかるんです! 母が好きそうなシャツとかコートとか。
この店は定価販売の様で値段が付いています。 95ドルって。。 でも、14000円もするブラウスを着て来た母にとっては1万円台のコートなら「安い〜」なんです^^;。
でも母が着てみたら、きつい・・。 そうしたらすかさず「今、オーダーすれば夜までに作れる」と。
すぐに、乗る気に! 義母までが「私も作ろうかしら」って言い出して^^。 サイズを測りに2階に。
ところが、その時、問題発生! なんと、母が気に入ったパイピング用のバーバリ―柄の生地がどこにも無いようで・・。 他の生地も勧められましたが、違うチェックの生地じゃダメなんですよね〜。 バーバリー柄が気に入ったのだから。 ものすごく落胆した母(笑。
その時です! 誰かが私に着てみたらって言って・・・ 着てみたら、着られるんですよ〜。 ・・・で、周りみんな 「似合うわよ〜」って。 上手いですねぇ〜。
普段何にも言わない夫までが「添乗にいいんじゃない?」って^^;。 何だかこのまま「要りません〜」って言えない雰囲気になり〜 ・・・で、特に欲しくもなかったコートを私がお買い上げ(笑) ベトナムで12000円の買い物ですよ〜。 そんな大金持ち合わせてないからカードで^^。
母はとっても残念そうでしたので 「いつでも貸してあげるよ」って^^。
まぁ、私が買わなかったら絶対後で(その日の内に)うちの母は 「前を止めなかったら着られたわ」 「やっぱり、欲しいわ〜」と言い出す可能性大なのでその可能性を潰しておきました^^。
何だかんだこのお店にいる間に、晴天に! やはりついています!! 晴れの方が散策気分が高まります。 アオザイを着た人達やこんなかわいいベトナム女性にも会いました。
4日目のランチメニューには、ベトナムで有名な生春巻きも! 海老入りでしっとりしていて美味しかったです! 安いツアーなのに、毎回いろんな料理が出て来て感心しました!
どこでも4人でひとテーブル。 お料理も4人分出るので他のツアーの方達と話す機会はあまりなかったのですが この時は長いテーブル。
斜め前の母娘参加の娘さんがお料理のビデオを撮っていました。 「どこかにUPするの?」 「事務所から取って来る様に言われているんですよ」 「事務所?」 「実は女子プロレス所属で」 プロレス?ですよね! 「AKB48のメンバーなんです」って言われた方がふさわしいんですけどね。
「写真撮っていい?」って聞いたらちゃんとポーズも! さすがぁ〜。 http://www.tokyojyoshipro.net/archives/1083.html アイドルになる予定が出演映画でプロレスラーの役をやったらプロレスが好きになって入団したとか。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E6%9D%B1%E6%B1%9F%E8%8E%89 ウィキペディアにも!
4日目午後は、世界遺産「ミーソン」へ。 ホテルピックアップの予定を過ぎてもガイドさんが現れず… そこへホテルのフロントに電話が。 どうやら遅れて来るらしい。
15分過ぎて漸く現れたら 「会社が時間、間違えていて」 あちゃ〜、、、 会社のせいにしてはダメでしょ〜・・・ まずは「申し訳ありません。大変お待たせ致しました」が先でしょ〜! ・・・って思いましたよ^^。
私は会社から言われていますよ。 「言い訳」と「説明」の違いを! 聞かれてないのに言うのは「言い訳」 聞かれてから答えるのが「説明」
お客様へはまず「お詫び」 そして「説明」
、、、ですが、、、マイクを握るなり 「皆さん、待ちました」 へっ? あのねぇ〜、、、待ったのはこっち^^;。
でも、この一言で彼の日本語のレベルがわかりました。 その次の言葉が・・・な、、、なんと、、 「遅れてごめんね!」
ご・・・ごめんね…と来ましたか^^;!
す・素晴らしい言葉遣い! 普通なら、怒る所ですが そのガイド、、、中々のイケメン! しかも、笑顔が憎めない得な顔!!
バスの中は、笑い声だけ!
いやぁ〜彼の色んな説明には、楽しませてもらいました。 「販売をしていて、ガイドは趣味です」と。 どうやら、お土産屋さんをしていて、時々ガイドも頼まれるようです。
「趣味なのでお金は少しでも大丈夫です」と。 正規のガイドさんに比べると低い日当で雇われていると言う意味でしょうね。
でも、お客様からすれば関係ない事。 私は決して・・・ 「派遣の添乗員に比べたら、業務委託の専属添乗員はお金の為ではなく、余暇を利用して仕事している人が多いんです。 だから日当は安いし、繁忙期は忙しくても閑散期は暇なんですよ。旅行会社にとってはメリットが多いですよね」 とは言いませんよ(笑)
遺跡とは関係ない事も良く話していました。
「ベトナムで一番重要なのは・・・・ワイロです!」(笑) 「公務員はワイロがもらえるので家が買えます!」(笑) 「スピードで捕まったら、罰金よりワイロが安いです!」(笑) 本当?って思いそうですが、これは本当でしょう!
今回、夜にお湯が出ない事へのクレームが出ていたようで 「日本は水をどんどん使います。トイレの水も飲める水を流しますね。 ベトナムはまだまだダメな所が一杯ありますが、きっと数年後にもう一度来たら、変わっています。 今回は、残念でした」って。 この「残念でした」にも大うけ!!
日本語が上手なガイドさんなら 「お湯の件ではご不便をお掛けしています。まだまだベトナムはインフラ整備が整っていない場所が多く 一斉に水を使用すると出なくなる事が多いです。きっと数年後にはもっと整備されていると思います。 今回はご容赦頂ければ幸いです。」とまずお詫び、説明した後に
「でも、この世の中では、飲み水が無くて苦しんでいる人が一杯います。 日本では飲める水でトイレを流すようですね。勿体ないですね。 ベトナムは暑い国なのでお湯がそんなに出なくても 気になりません。ホテルでも時間を置けば出ますしね。 これも文化の違いとして旅の想い出にして頂ければ幸いです」 でしょうか。
イヤイヤ、たとえ日本語が上手でも真面目過ぎるガイドじゃ、つまりませんね^^;。 1番目の日本語が上手なガイドさんでさえ、車窓の墓地の話をしている途中でいきなり 「私はお墓の前で泣かないで下さい〜そこに私はいません眠ってなんかいません〜千の風になって〜♪」 ってそんなに歌が上手くないのにいきなり唄い出しましたし^^。
2番目のガイドさんも 「結婚しています。1年目は可愛い嫁。2年目からは鬼嫁です。」 オプションを紹介した後に「紹介するので会社が10%ぐらいは貰えます」とか正直に話しちゃうし。
現在32歳で 「うちの3歳の子供は、日本のアニメばかり見ているので日本語話すんですよ、でもベトナム語はまだ話せません」 と話していたこの3番目のちょっとかわいい感じのイケメンガイド君なら 日本語がそんなに上手じゃなくても、どんなお客様とも上手くやって行けそうです!
1時間半程で遺跡に到着。
カンボジアのアンコールワット、タイのアユタヤ、インドネシアのボロブドールとかと比べると小さいですが まだ手つかずで残っていると言う感じです。
この遺跡よりもこの「ごめんね〜」ガイドの道中が楽しかった! 遺跡の話、全然覚えていませんから〜(笑)
ホテルに戻り、夕食まで1時間ぐらい時間があったのでその間に前日にオーダーしたシャツを受け取りに! 左のシャツが日本から持参したシャツで、右の黒シャツがコピー作品。 七分袖のシャツが夏に重宝するんですよ。 全くサイズも同じに作ってもらえました! オーダーメイドは、コピー商品に限りますね。
4日目のディナー 市内のレストランにて 暗かったので全部は写真に撮りませんでした。
デザートは殆どいつもフルーツ。 どうせなら季節のマンゴーの方が良かったですが、ホテルの朝食で一杯食べましたからね。
最後の夕食も終わり8時過ぎにホテルへ。 でも、又すぐに出掛けましたよ^^。 ランタンと夜市を見て、夕方に予約していたマッサージ屋さんへ。
マッサージ初体験の義母は「フットマッサージ」 残り3人は「ボディマッサージ」 どちらも同じ料金です。 初め一人60分30万ドン(1800円)と言われましたが25万ドンに下がりました。 しかも4人なので60分ではなく70分に^^。
初めは足をハーブ湯につける所はどこでも同じですが、ボディマッサージは何とパンツ一枚で! もちろんベッドの部屋ですが、他の国では簡単な衣類に着替えるのが普通ですが、ここは アロマオイルマッサージでした! スタッフは全員女性でした。
日本で言えば「エステ」で行われるオイルマッサージを70分以上受けて1500円。 日本なら1万円ぐらいしそうです。 格安でした。
フットマッサージもホットストーンでのマッサージもあったようで、最初は 「マッサージはいいわ〜」って言っていた初体験の義母も 「こんなマッサージなら毎週やって欲しいわ〜」と気に入ってもらえました!
マッサージの後、コーヒーでもって思っていましたが、既に10時半。 帰国日はホテル8時発。 さすがにホテルに戻りました!
翌朝6時半、朝食を食べにレストランへ。 そこには「5時に起きたので、周り散歩して来たの」と言う両母。。 どこまで元気なんでしょう〜!!
4人目のガイドさんがホテルに迎えに来ました。 空港に行くだけなのでガイドなしでも十分なのに日本語習得中のガイドさん、しゃべるしゃべる・・・ どんどんレベルが下がって来て、意味が分からない日本語が一杯! 「私の日本語、下手」と言いながら、それまでに聞いていたベトナムの説明をず〜っと。
「皆さんわかった顔をして、日本でわからなかったとクレームしますね」って(笑)。 きっとメールとかで「ガイドの質が悪い! 日本語がわからなかった!」 って帰国後にクレーム入れる人がいるんでしょうね。 かわいそうに〜^^; このガイドさんもしゃべらなければ下手なのがばれなかったと思うんですけどね!
今回のツアー、4人のガイドさんの案内で慣れた頃にまた変わる〜と言う気もしましたが、逆に飽きなくて良かったかも。 ツアーメンバーも入れ替わりで結局私達と全く同じ日程・ホテルの人は誰もいませんでした。
ホイアンからダナン空港まではバスで30分。 チェックインして普通ならブランドの免税品店とか色々あるのに、お酒・タバコ・化粧品の免税品店だけ。 皆さん、余ったドンをお菓子とかに替えて無事予定時刻に出国。
帰路は4時間半ぐらいで日本へ。 成田上空でかなり揺れてドキドキもんでしたが無事到着! 成田からはLCCに合わせて出来た東京シャトル(1000円)で東京駅へ。
今回利用したのは「てるみくらぶ」と言う旅行会社です。 初日の夕食以外は食事が全部ついて観光付き4泊5日49800円! 燃油税、航空税などをプラスしても7万円弱。
暑いお盆の最中に行った14年前のハノイ、、、 ハノイだけなのに明細見たら航空券代だけで13万円以上! http://mmadoka.web.fc2.com/2page/hanoifee.htm
円安になっても海外旅行代金は昔に比べてどんどん安くなっています。 国内旅行よりも安く行けるようになって来ました。
今回は気候・天候にも恵まれ、私の希望その1〜3までも完了! 何より、ツアーメンバーの内毎日のように誰かが、熱を出したり、体調を崩したりしていた中で4人とも 元気に過ごせた事に感謝です!
そして、高齢にもかかわらず「旅行より勉強している方が楽しい」と一人で留守番をしてくれる義父にも感謝です!!
いかがですか? あなたもベトナム旅行!
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