ブータンに行って来ました!       2015.6.4-6.10

 

こんな国旗の国です!

どこにあるのかと言えば・・・

こんな所です。

 

はい、中国と北側は接していて、近いのですが遠いんです(笑)。

まず、日本から直行便がないので、今回はタイのバンコク経由です。バンコクを飛び立ってもまた燃料補給の為に

インドのコルカタ空港に寄りました。

 

何故、今ブータンへ?

 

ず〜っと夫が行きたいと言っていた国だからです。

行きたい理由?

寺院に興味が?ナイナイ(笑)

幸福論を追求?ナイナイ(笑)

単に・・・

「着物を短くしたような民族衣装を着たブータン人が見たい」

特に子供の笑顔!!

それだけ〜(笑)

でも、高いんですよ〜、、、アジアなのにブータンを旅行するのは。

普通、アジア各国を4泊するツアー等は10万円もあれば大概行けます。

ところが、ブータンは、ビザを取得する為には旅行会社を通して(ガイド+ドライバー+ホテル+食事)がセットになった

公定料金を支払う必要があります。

 

時期や人数にもよりますが、1泊に付、一人約250ドル

円安なので今だと1日観光するのに一人3万円以上掛かる事になります。

このうち65ドルが政府に支払われ、残りで現地の旅行会社がホテル+食事+ガイド+ドライバー等を手配する事になります。

 

2人で1日6万円!

バンコク→パロの航空券。

格安チケットがないので10万円ぐらいします。

それに

日本(成田、羽田等)→タイ(バンコク)の航空券代金、税金諸々入ると

ブータン4泊の旅行が30万円以上はします。。

アジアで・・・

今回は2人で62万。。

 

でも、夫がもうすぐ還暦を迎えるので記念旅行ならいいかなぁ〜と言う事で、行って来ました!

周りじゃ見掛けない、ボロ軽自動車(18年?)に乗っているのにねぇ〜^^;

 

本当は、夫の第一希望は「北朝鮮」

10年以上前に名古屋からのツアーに申し込んだ後、釧路に転勤が決まりキャンセルしたのですが、

北朝鮮と日本の状況は良くなく現在は日本からのツアーはない状況です。

北京発のツアーならありますが、外務省の海外渡航情報に「渡航の是非を検討して下さい」となっている国に

敢えていく必要も無い訳で「却下」!

まぁ、私も旅行はどこでも好きですので安全になって来たら北朝鮮も行きたいですけどね。

(えっ? 変な夫婦って思いましたか^^;?)

まぁ、、、

…そう言う訳でブータンに行く事になりました。

 

旅行会社選び

 

ネットで検索して似た様な日程の中で検討しました。

もちろん、添乗員付きのツアーもありますが、高いですし、添乗員が付く=人数も多いのでパス(笑)

 

数社にはパンフレット郵送を依頼しました。

やはり、ネットだけよりは紙面の方が比べやすいので。

ところが1社だけは「当社はネットのみの販売でパンフレットは作成していません」と。

 

ちょっと不安もありましたが、このパンフレットも作成していない=宣伝にお金を掛けていない

小さな?旅行会社にしました。

 

費用も他の旅行会社より安かったのですが、日程の中で体力勝負の「タクツアン寺院」に行くか「民家訪問」

を選べるようになっていたので。

 

「タクツアン寺院」と言うのは崖の上にあり、往復5−6時間の登山となります。

有名なので行ってみたい気もしましたが、体力使いたくない夫はNO^^;。

まぁ、無理して行く事もないですしね。

 

この旅行会社が現地旅行会社として手配依頼をしているのはPassage to Himalayas

と言う旅行会社で東京に事務所もあるようです。

直接そこに依頼した方が安いかもしれませんが、帰国後計算してみたら、申込時がまだ1ドル=120円

していない時期だったからか、今回私達が支払った費用の方が安かったようです。

 

旅行会社からは、E-チケットと荷物タグが送られて来たぐらいでバンコクでの飛行機の乗り換え方法とかの記載もないので、

旅に慣れていないと少々不安になるかと思います。

私もガイドブックやネットで調べて不安な点はメールで質問しましたが、とても回答が早かったのでその点は良かったです。

 

他の旅行会社のHP には「ガイド、ドライバーへのチップは含まれていません」とか「含まれています」

等の記載がある場合があったので尋ねた所

「とても良かったとか感動したと言う場合には差し上げて頂ければ・・」と言う回答でした。

 

グループツアーだとチップを個人客が渡す事はまずないですが、こういうツアーであっても2人だけだと気になります。

今回は、とてもフレキシブルに対応してもらったので、1日15ドル×4日=60ドルと日本から持参した細々したお土産品(旅館名記載のタオル、カービングでお花を彫った石鹸、小物色々)を一緒に最後に渡しました。

 

 

日程

 

民族衣装を着たブータン人に逢うだけならどこでもいい訳ですが、折角なら3カ所ぐらい移動して

観光も・・・という事で、4泊を3カ所でと言う日程にしました。

 

私達だけで行動出来るのでスケジュールはかなり変更可能でした。

書き加えたのは、実際に現地でガイドさんと相談して追加した事です。

 

  

 

ガイドさん

 

日本の旅行会社を通すと日本語のガイドを手配してもらえます。

英語が準公用語のブータンでは、英語ガイドはたくさんいますが、日本語ガイドはまだ少ないようです。

 

春や秋のお祭りの時は、日本からのツアー客も多いので、日本語が流暢なガイドが手配されない事もあるようですが

今回は閑散期と言う事もあり、手配されたガイドさんは日本語が流暢でした。

やはり歴史の説明なら日本語が楽ですしね。

 

でも、語学力より重要なのはガイドさんの人柄です!

私も添乗員として旅の案内をいかにお客様に満足して頂けるかを心掛けながらしていますが事務的な案内をする

ガイドさんだったらきっと面白さが半減すると思います。

 

今回のガイド(通称BK) さんは、「誠実」そのもの。

面白いギャグを言う事はありませんが、日本人以上に「気配り」が出来る方でした。

2歳の男の子のお父さん、ガイド経験8年の30歳。

 

と言う事は、20才前までに日本語を話せるように勉強した事になります。

大震災のひと月前、2011年2月に仕事で日本にも来日している経験の持ち主。

 

初日、出逢ってすぐから「行きたい所は?」と聞いてもらえたので

「民族衣装を着たブータン人、特に子供に逢いたい」

と伝えました。

 

グループツアーと違って、何でもガイドさんと相談すれば行ってからでも融通が利くという点では他の国では

中々味わえない経験かもしれません。

通訳付き、お抱え運転手付き、1台の車で4人旅!

と言う所です。

 

その誠実なガイド(左)とオフロードをダカールラリーの様にさばいて無事回ってくれたドライバーさん(右)

後ろに見えるのがブータンの首都ティンプーです

 

日程表で、どこに行ったかの備忘録は終了(笑)

とても順調で、特に「え〜〜〜」と言う事件も発生しませんでしたので、沢山旅行記を書く替りに

今回は、Youtubeに写真をUPしました。

https://youtu.be/61vtr2FSQP0

 

どれだけ、いろんなブータン人に声を掛けたかと言うと・・・

訪問した小学校の子供から、シャンプーをしてもらった美容院の店員さん、ホテルのスタッフ、訪問した民家のお母さん、

街角の高校生や大学生、研修生、OL?、、、交差点のお巡りさんまで、、

何度「写真撮っていいですか〜」って声を掛けた事か(笑)。

なんたって、第一目的ですから〜!!

 

ブータン人ウオッツチング!!

でも、ブータンの皆さん、みんな優しくて、微笑んでくれて、写ってくれました!

あれっ? ブータン人以外も写っている?

男性「ゴ」&女性「キラ」着用した日本人では(笑)?

 

まぁ、折角だから他の写真もここに載せておきましょう!

 

パロの民家訪問にて

お孫さんがいるお母さん「はい、これ」「はい、これ」って

色々頼んで来ましたよ〜。これは、日本人がただのお客様としての訪問じゃなく、一緒に何かを体験したい為に来ていると

旅行会社から言われているんでしょうね〜。

 

「別に体験しなくても、毎日調理しているからいいんですけど(笑)

唐辛子切ったり、ジャガイモ一緒に掘ったり、洗ったり、、色々お手伝い?しました。

 

典型的なブータンの民家(農家)と言う事でしたが、冷蔵庫、洗濯機もある家なので、ブータンの農家としては観光客用に設備もある程度整っている選ばれた民家である事には間違いないと思います。

この民家はホームスティも受け入れていて、ホテルの代わりに宿泊する事が出来ます。

 

貴重な経験にはなると思いますが、シャワーはないですし、経験な仏教徒なので、殺生しない=ハエ取り紙もない・・・

ハエがものすごいし「蚊」に襲われる事は覚悟しないと大変かも。

軟弱な私達には、一緒にランチを作って食べると云う時間の体験で満足でした^^。

 

 

ブータンでの食事

ブータン人は、主食は3食とも「米」

「赤米」が多いようです。

おかずは「唐辛子のチーズ煮」と「ジャガイモのチーズ煮」だけ?って言ってもいいほど?

 

とにかく日本人なら「ひぇ〜」と言う辛さ!の「唐辛子」を普通のピーマンと同様に食べています。

ガイドさんに聞いても「ご飯と辛いものがあれば3食ともOK 」と言う事なので

超シンプルで、ヘルシーな食事です。

 

8月から山では「松茸」が採れるそうですが、ブータン人は興味がなくただの「キノコ」と言う事で

野菜扱い・・・。

日本人が山ほど食べて、山ほど買って帰るそうです^^。

 

外国人観光客向けには、外国人向けレストランで辛くないブータン料理、中華やカレー味の食事が提供されます。

繁忙期は、ビュッフェが多いようですが、6月はホリデーシーズンのインド人観光客と西洋人、少しの日本人ぐらいなので

今回はランチ1回を除き、全部定食と言う感じでした。

食が細い私達には、多過ぎる量で勿体ないぐらい残してしまいましたが、ブータンでは残しても「犬」にあげるそうなので

残す方がいいですと言われました^^。

 

食べ物、レストラン関係の写真です。

 

ホテル

 

通常の公定料金にはスタンダードのホテル代が含まれています。

一応、三ツ星クラスと言う事ですが、地方ごとに状況、そしてホテル毎に設備が様々なようです。

今回は、ティンプーのホテルは「冷蔵庫」がなく、飲み物が冷やせませんでしたが、街中の便利な場所。

プナカの隣の地域のホテルは、バストイレは安宿レベルだけど、部屋は川に面していて広く、パロのホテルは

「ここがスタンダード?」と言うぐらい、豪華でした。

どんどん外国人観光客向けの豪華なホテルも建設中です。

 

希望すれば、ホテルはランクアップが可能です。

まぁ、ブータンにホテルでリラックスする為に来る人以外は、公定料金内のホテルで十分だと思います。

海外に行く時は、郊外のきれいなホテルより、歩き回るのに便利な街中のホテルが好きなのですが

ティンプー以外、歩き回る場所が殆どないブータンでは、郊外のホテルでも問題がないです。

郊外のホテルに泊まると、ホテルの周りに川があったり、学校があったり、散策には気持ちいいです。

 

 

 

ブータン唯一の国際空港(パロ)

ビザが要らずに陸路で入国するインド人以外は殆どの外国人がここの空港から入国する事になります。

 

どんどん建物も建築されているとはいえ、のんび〜りした空港です。

有視界飛行と言う事で、山と山の間の谷にあるパロには視界が悪いと着陸出来ず、インドに戻ってしまう事もあるそうです。

今回はすんなり予定通り着陸出来ました!

 

バンコクからパロへの飛行機は左側。帰りは右側に座るとネパール側のヒマラヤ山脈が飛行機から見えます。

雲が多いと、白くてそんなに迫力ないですが、晴天ならかなりクッキリ見えると思います。

空港には、5代国王ワンチャク夫妻の大きな写真がお出迎えです!

 

 

 

 

ブータンの都会

空港があるパロから車で1時間少々で首都ティンプーです。

高台から見ると小ささがわかります。

ブータンには一つも信号がなく、首都のまん真ん中の交差点でお巡りさんが手信号を混雑する時間だけするという

世界的にも珍しいくにです。

 

でも、2000年を過ぎてからテレビ放送が解禁になり、周りの情報が入って来ると同時に隣国インドから、電気製品、お菓子などの食料が輸入されているので、街中にいると「田舎の国」と言う印象はありません。

 

この写真は、ティンプー、パロ、プナカ方面、今回訪問したブータンの西にある街の光景です。

それぞれの街の間隔が車で1時間以上離れています。

 

小学校訪問

 

とても興味があったのでお願いしてみました。

公立の学校は政府の事前許可がいると言う事ですが

今回のガイドさんが以前日本人を案内した小学校の校長先生に直接電話して下さり

許可を取ってもらえました!

お土産に近くの文具店で50本の鉛筆を500円で購入。

 

丁度休み時間で(砂埃が舞う)校庭では元気よく子供達が走り回っていました。

すぐに近寄って来て「写真撮って〜」と言う感じでした。

警戒心「0」です!!

 

ブータンでは教育と医療は無料!

(歯医者も無料だそうですよ!!)

 

田舎の村でもスクールバスをかなり見かけました。

もちろん山奥の小学生は、1−2時間掛けて歩いて来たり、田舎では農作業が忙しい時は学校に行けない子供もいるようですが、

他のアジア諸国と違い貧しくて学校に行けないという子供はいないという事です。

学生の制服は民族衣装です。

 

すごいと思うのは、私達は半袖でも暑いと思う天気なのに、きちんと靴下、靴を履き、

長袖の「ゴ」「キラ」

を着たまま走り回っています。

1年中、長袖しかないそうです。

男の事は丸刈りのよりな髪型、女の子もきちんと髪を束ねています。

 

ガイドブックにブータンは、仕事、学校では民族衣装で、普段からきちんとした服装を心掛けていると言うのは本当でした。

 

休憩時間が終わり、3年生のひとクラスにお邪魔し、日本から持参していた富士山の絵ハガキを見せたり、

ちょっと日本の紹介をしました。

(民家訪問がスケジュールに入っていたので、少々日本からお土産を持参していましたので)

 

海外の小学校でいきなり日本の紹介をしたのは、10年以上前にカナダ人の友人の子供の小学校を訪ねて以来でしたが、

知らない人の前で話すのは慣れています(笑)ので、、適当に!

 

小学校1年生から英語で授業を受けているので、子供達が普通に英語がわかります・・・。

先生も普通に英語で話して、黒板には筆記体。。

難しくてわからん(笑)

 

子供たちから暗唱した「詩」の披露もありました!

いきなりの訪問なのにすごいです〜!!

可愛い子供達の声が聴けます!

http://youtu.be/jPB1zP_H_4g

とっても素敵な体験をさせてもらって感謝!!

 

街と街の間の風景

 

一言「のどかです」

でも、ブータンの東西を貫く国道は1本だけ。

しかも、その道、峠越えするには、砂利道と言うより、オフロード。

 

ガードレールなんてないし、岩や石が道の両端に転がっていてシートベルトしていてもつかまっていないと車の中で飛びます!!

でも、ガイドもドライバーもシートベルトしていないんです・・・。

尋ねたら

 

「数年前まで着用するように言われていたけど、事故が起きてシートベルトしていなかった人だけが転げ落ちる時に

車の外に出られて助かり、シートベルトをしていた人がみんな死んだのでそれ以来、着用するように言われなくなりました」との事。

 

ん〜、、、崖から落ちて車がコロコロ〜、、、シートベルトをしていたら確かに谷底に・・・でしょうか^^;。

今回は、プナカの途中3150メートルの峠、パロからは3988メートルの峠、2カ所に行きました。

 

 

ブータンの有名な観光場所「ゾン」と呼ばれるお寺と役所が一緒になった場所

 

ブータンの観光地は「寺院」が殆どです。

他に「和紙の紙すき」「機織り工場」等の工芸品関係とかありますが、今までアジア各地で見て来たのと同じと思ったので、

その代わりに学校に寄ったり、ガイドさんからの提案で富士山より高い標高4000メートルの場所でブータンの国の花

「青いケシ(ブルーポピー)を見に行ったりしましたので、本当に有名な寺院だけ行きました。

 

寺院内部はどこも撮影禁止なので、外観だけです。

ご本尊内部は、日本の高野山で見た「御開帳」とそっくり。

ここにも大仏様が〜ここにもお釈迦様が〜と言う感じ。

お賽銭は箱ではなく、お皿の上に

(置く時にいくらかわかっちゃいます^^;)

どこでも、時計回りに回すとお経を読んだのと同じご利益があると言う「マニ車」を回す人々がいて

仏教国ならではの風景でした。

 

ドライバーさん。

運転しながら、ブツブツ何かをいつも言っていると思ったら、お経でした^^。

 

お気に入りは、青空を背に風になびく「ダルシン」「ルンタ」です!

 

敬虔な仏教徒は殺生は出来ません・・・

ブータンでは、「牛」を飼うのは牛乳の為、鶏は玉子の為

だから、牛肉や豚肉、魚もみんなインドからの輸入。

 

家やホテルの部屋に電気製の蚊取り線香はあるんですよ。

でも、飛んでいる「蚊」は払うだけ。

私がホテルのバスルームで「蚊」を3匹叩いて殺したと言ったら「えっ・・・」と言う顔されちゃいました^^。

 

街には「犬」が一杯!

ペットとして飼っている犬もいるようですが、殆どは野良犬。

狂犬病の注射や去勢の手術もしているという事ですが、野良犬天国!

ホテルのロビーの椅子には猫〜。

 

犬猫はさておき、ハエはどうにかしないと衛生上問題があると思います。

 

きれいなレストランにも「ハエ」

農家の台所には数十匹の「ハエ」「ハエ」「ハエ」

殺せないんじゃ、ハエ取り紙も吊るせないんでしょうね。

 

インフラ整備がまだまだで、街中でも下水道が無いから、排水をそのまま外に流していています。

今までは、洗剤やシャンプーとかもそんなに使用していなかったでしょうが、その内、各家庭が洗濯機を使用し、シャワー等も普及したら公害となる事は間違いないです。

 

郊外の高校の入り口に

Less pollution is best solution

インド製のお菓子の空やペットボトルも道端に転がっている=ごみの状態を街中で見掛けました。

 

外国人にも微笑み、みんないい人そうなのに、誰が捨てているの?

ちょっと不思議でした。

 

日本も昭和40年当時、多摩川の汚染がひどく、道もまだ砂利道があった事を幼少時期でしたが覚えています。

光化学スモッグとか「ドブ」と言う存在もありましたよね。

 

日本は世界の中でもゴミの落ちていない都市になって来たと思います。

 

工芸品、農作業品以外にMade in Bhutanのお土産は殆どないです。

空港で買ったポテトチップス。ただのビニール入り(笑)。

デュルク航空の機内で配られたのは、6月5日が誕生日と言うペマ王女のブロマイド集の様な雑誌でした。

幸せ度

今回ず〜っと色々な事を話していたガイドのBKさん。

「幸せは自分の心が決めるものです」

「他人と比較してもしょうがない」

「誰かを憎めばそれがストレスになって自分も辛いだけです」

 

30歳にしてお坊さんでもないのに悟りを開いているような言葉が自然にそして熱意を持って出て来ていました。

「相田みつを」さんの「人間だもの」を読んだ事ある?って思いましたよ。

 

国民総生産(GNP)よりも幸福度(GNH) を重要視しているワンチュク国王。

ブータン人は、本当に国王が大好きで、2008年に制定された憲法を支持し、

2年前からは写真付きIDを導入すると言う事も始めたそうです。

 

この国が、インフラ整備が進みもっと近代国家になって来た時でも彼の様な気持ちの国民が多くいれば

少なくとも、人間同士で殺し合う様な愚かな事をする国にはならないと思います。

 

「百聞は一見に如かず」

いつも、ツアーでお客様にお伝えしていますが「聞く=知る」事もいい事ですよね。

 

ガイドさんからはいろんな話を聞きました。

例えば、今思い出すのは・・・

 

「ブータンに名字はないです。名前だけです」

子供にどちらの姓を名乗らせる?と言う問題もなし。

親がつけてくれた名前で呼び合うのはいいですよね!

 

「結婚したら、女性の家に入るのが普通です」

今回の農家も、お嫁さんかと思ったら娘さん家族でした。

 

「2008年に憲法が出来て、その中に女王も承認されています」

結婚してはや5年。

ワンチュク国王夫妻には後継ぎと言うプレッシャーがあるでしょうが女の子でも男の子でも国民から歓迎されます!

 

ガイドブックが殆どなく「地球の歩き方」しか読んでいなかったので、へぇ〜と言う事も多かったです。

ネット環境はまだまだなのに、山奥でも携帯が繋がるのはすごいな〜って感心したり(衛星?だそうです)。

 

水道水は首都ティンプーは「川」、空港があるパロは「山」、少し東部のプナカは「井戸水」

色も違います。特にパロはバスタブに貯めたら「茶色」

きっと、山肌も鉄分が多いオレンジ色だったので、鉄分だと思いますがちょっとびっくり!

温泉と思えばGOOD^^!

 

まだまだ色々「へ〜」って言う事があったような。

又思い出したら、ブログの方に書きます。

                                          http://happy.ap.teacup.com/mmadoka/

 

一部分とはいえ「ブータン」に元気で言って来られた事に感謝です!!

 

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